9月7日(金) コマツナギ
助手が同行していたなら、脇に立つなり棒きれをかざすなりして被写体の大きさを表すことができるのに、こんな暑さでは容易に付き合ってはもらえません。あいにく、この株の周りにはスケール代わりになるものもありませんでした。
それでも、このコマツナギの「高さ」は表現できたのではないかと、撮影者は一人勝手に悦に入っているのです。中腰で、あおり加減で撮ってはいても、一つの花穂が10㎝ほどの長さですから、根もとからてっぺんまで、2mはゆうにあるのがわかります。
7月の下旬に、「これはホントにコマツナギだろうか」と恐る恐るこの株を掲載したところ、「きおねこ」さんから「高くなる性質のものもある」という助言をいただきました。そのあと押しに力を得て、同じ株を再撮影です。7月には絡みつく対象を探してカールしていた枝先は、迷いを捨てたかのように一直線に空を目指していました。
親の脛(すね)に齧りついて嫁にもいかない娘には、このコマツナギを煎じて飲まそうかと、暑さで脳みそがトロけたオジサンはしばし真剣に考えたのでした。
それでも、このコマツナギの「高さ」は表現できたのではないかと、撮影者は一人勝手に悦に入っているのです。中腰で、あおり加減で撮ってはいても、一つの花穂が10㎝ほどの長さですから、根もとからてっぺんまで、2mはゆうにあるのがわかります。
7月の下旬に、「これはホントにコマツナギだろうか」と恐る恐るこの株を掲載したところ、「きおねこ」さんから「高くなる性質のものもある」という助言をいただきました。そのあと押しに力を得て、同じ株を再撮影です。7月には絡みつく対象を探してカールしていた枝先は、迷いを捨てたかのように一直線に空を目指していました。
親の脛(すね)に齧りついて嫁にもいかない娘には、このコマツナギを煎じて飲まそうかと、暑さで脳みそがトロけたオジサンはしばし真剣に考えたのでした。
<補注> 別の場所で、株立ちになった「幹」が逞しいトウコマツナギ(キダチコマツナギ)に出会いました。それと比べ、こちらには「茶色い幹」が見つからなかったものの、背の高さから言えば、どうも「ふつう」ではないように思えてきました。この写真の株がまだ健在であれば、追跡調査してみるつもりです。(2015年8月)
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