9月4日(火) コンテリクラマゴケ
初冬のある日、「もう少し青く見えるシーンの撮影が課題」と言ってから、もう3年が経っていました。あのときは陽に透かした葉裏でしたから、季節の悪さも加わって、紺色を感じないのも無理のない話でした。
しかし、今回は夏と秋の境目の陽射しでできた光のコントラストに魅せられました。前回の緑と茶の競演とはまるで違った様相です。
そして、その光を受けた葉が幾分青く見えます。写真下部には別のシダが這っていて、その「ふつうの」緑色と比べれば、たしかに青色成分が感じられ、「紺照」というネーミングにうなずくのもやぶさかではありません。(注1・2)
遅れて提出する夏休みの宿題みたいに間抜けではあっても、これでめでたく「紺照」さんの名誉を回復することができました。
しかし、今回は夏と秋の境目の陽射しでできた光のコントラストに魅せられました。前回の緑と茶の競演とはまるで違った様相です。
そして、その光を受けた葉が幾分青く見えます。写真下部には別のシダが這っていて、その「ふつうの」緑色と比べれば、たしかに青色成分が感じられ、「紺照」というネーミングにうなずくのもやぶさかではありません。(注1・2)
遅れて提出する夏休みの宿題みたいに間抜けではあっても、これでめでたく「紺照」さんの名誉を回復することができました。
<補注1> コンテリではない、ふつうのクラマゴケを収録しました。(2014年6月12日)
<補注2> コンテリクラマゴケにモエギヒバという別名があるのを見つけました。
もともとイワ「ヒバ」科(Selaginellaceae)なので、苔呼ばわりよりも素直です。また、青色成分を「萌葱」と称するのは「紺照」よりはまだましかと、個人的には肩入れしたい呼び方です。(2021年秋)
過去のきょう 2011 ヒャクニチソウ(矮性) 2010 イチビ 2009 オオリキュウバイ 2008 アズマカモメヅル 2007 クロホウシ 2006 イトススキ 2005 アメリカノウゼンカズラ 2004 ウモウケイトウ
| 固定リンク
コメント