9月19日(水) カシグルミ(テウチグルミ)
オニグルミとヒメグルミの区別に躍起になってからしばらく、もう一つの胡桃、いや食用としては鬼と姫よりもずっと主流のカシグルミのことを忘れていました。
関東はまだ台風直撃を受けていないものの、豪雨・突風は何度かあったので、この木の葉は傷み、樹上の実はたった一つしか見つかりませんでした。そんな寂しい姿でも、鬼や姫とは佇まいの違うことがわかります。まず木が大きく、葉が広くて先が丸く、肝心の実も丸々としてふくよかです。
下に落ちていた実をかろうじて1個拾いました。殻も、鬼や姫と比べて凹凸が少なく、大振りです。さてこのあと、手打ちで割れるという別名どおりパックリと殻が開いたのは良かったとして、なかは腐っていてがっかりです。
カシグルミ(菓子胡桃)という標準和名の由来を自分で検証するのは、また次の機会になってしまいました。
関東はまだ台風直撃を受けていないものの、豪雨・突風は何度かあったので、この木の葉は傷み、樹上の実はたった一つしか見つかりませんでした。そんな寂しい姿でも、鬼や姫とは佇まいの違うことがわかります。まず木が大きく、葉が広くて先が丸く、肝心の実も丸々としてふくよかです。
下に落ちていた実をかろうじて1個拾いました。殻も、鬼や姫と比べて凹凸が少なく、大振りです。さてこのあと、手打ちで割れるという別名どおりパックリと殻が開いたのは良かったとして、なかは腐っていてがっかりです。
カシグルミ(菓子胡桃)という標準和名の由来を自分で検証するのは、また次の機会になってしまいました。
<補注1> 葉や実が若い時分の様子はこちら、雌花から実へ変貌する時分の様子はこちら、収穫&調理のレポートはこちらです。
<補注2> 近所にカシグルミの巨木がありました。(2021年6月11日)
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コメント
鬼胡桃と姫胡桃の違いよく分かりました
私の地域のはほとんど鬼胡桃と思われるが
姫の形を見て、そうだ!こんなのも有るわ!
とは知ってるので
あるいは海で拾ったり
他地方の山奥の川で拾ったり
そんな中で見たのかも知れない
ひろにはクルミを見るとどこでも必ず拾う習性があります
テウチグルミ!手で割れる胡桃があるとは知りませんでした
次から次と知らないことが有って、世の中興味深いです
投稿: ひろぼ | 2012-09-19 10:01
ひろぼさんへ:
ホントですね。胡桃とか栃の実とかは、ワタシも子供のころから
「ついポケットへ」でした。
テウチグルミは野山ではまだ見かけたことがなく、
農家の庭先に植えられていることが多いようです。
投稿: はた衛門 | 2012-09-20 06:18