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9月14日(金) オオエノコログサ

120914ooenokoro1この夏、ずっと気にしてきた草です…というほどにご大層なものでもなく、道端にあふれているネコジャラシです。標準和名ではエノコログサとなります。
ブログを始めたころは、そのエノコログサに種類があるとは知らず、猫をからかうときに使うのはみんなネコジャラシでした。その後、少しばかり知恵がついてきて、ちゃんと種類別に取り上げなくては…と思いつつ、じつはこういう「ホントの野草」こそ見分けがむずかしいことを痛感してきました。と言うのも、植物園で現物を見て勉強しようにも、こんな道端の草を並べてくれる奇特なところはなかなかありませんから。
そんな訳で、ネコジャラシ(広義のエノコログサ群)を見るたび、ああでもない・こうでもないと暑苦しかったわけで、どうやらこれ(↑)がオオエノコログサのようです。
120914ooenokoro2とにかくデカく(1m以上)、穂が垂れ、茎が枝分かれ(↑)しています。
これがふつうのエノコログサだと、背は80cmくらいまで高くはなってもそこらが限界のようで、しかも穂は曲がらずまっすぐです。「大」は先細になるのに比べ、「ふつう」はガマの穂のように(ウインナのように)穂の上下が同じ径です。
120914enokoroしかし、「大」は枝分かれするのに「ふつう」はそれがないとは言い切れないようです。3枚目写真が「ふつう」のつもりなのに、根もとでもその上あたりでも、立派に茎が分岐しています。
などなど、細かいことを気にするとわけがわからなくなります。ただ、ひと夏見続けてきたら「なんとなく」ふたつは違って見えるようになりました。このあとにはアキノエノコログサとかキンエノコロとかムラサキエノコログサとかまだまだ面倒な輩が控えていて、それらも「なんとなく」でいけるのか不安とは言え、まあ、そのときはそのときで…。

<補注> 3枚目写真をエノコログサとするのは、やはり無理でした。茎が分岐しない本当のエノコログサはこちらです。(2016年8月16日)

2011年のきょうアメリカアサガオ> 2010年のきょうトウテイラン> 2009年のきょうコヤブラン> 2008年のきょうフユイチゴ> 2007年のきょうノアサガオ> 2006年のきょうガマズミ> 2005年のきょうニラ> 2004年のきょうハナツクバネウツギ

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コメント

オオエノコロが増えてきてややこしくなってますよね。

エノコログサ類から選抜されて栽培作物になったのがアワと言われていますが、
そのアワと各種のエノコログサが交雑していろんなタイプのオオエノコロになっているようです。
次を読んでみてもらえるとありがたいです。
http://sizenkan.exblog.jp/12109470/

観察の続報をお待ちしています。

投稿: sizenkansatu | 2012/09/15 08:42

sizenkansatuさんへ:
いつもご教示ありがとうございます。
そうなんです。それぞれの境目がじつに微妙で、
「わかり出すとわからなくなる」典型ですね。
なので、趣味のレベルでは「なんとなく」が一番適切な判別法?かな
と思い至りました。
次はキンエノコロがターゲットではあっても、これもまた、どの程度が金色なのか、
迷いに迷っています(涙)。

投稿: はた衛門 | 2012/09/16 07:55

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