7月3日(火) アマチャ

ずいぶんみっともないアジサイだこと…などと、遠目で見かけたときはパスしそうになりました。それでもとりあえず傍に寄ってみるのだから、我ながら好き者です。
ただ、近づくにつれてアジサイとは違うことがハッキリしてきます。まず花の位置が問題で、こんなに葉に埋もれて咲くとはかなり妙です。また枝振りが違っていて、アジサイのようにこんもり半球型にはならず、株分かれしたそれぞれの茎が直立して、茎が赤いこともあって、なんだか蕎麦畑にいるみたいです。
どうやらこれがあのお釈迦様御用達の甘茶の素のようです。ただ、生の葉を齧ってもまったく甘さはありません。集めた葉を蒸して発酵させるとあの甘さが出るのだそうで、誰がどうしてそんなことを見つけたのか、お釈迦様でもご存じないでしょう。
ただ、近づくにつれてアジサイとは違うことがハッキリしてきます。まず花の位置が問題で、こんなに葉に埋もれて咲くとはかなり妙です。また枝振りが違っていて、アジサイのようにこんもり半球型にはならず、株分かれしたそれぞれの茎が直立して、茎が赤いこともあって、なんだか蕎麦畑にいるみたいです。
どうやらこれがあのお釈迦様御用達の甘茶の素のようです。ただ、生の葉を齧ってもまったく甘さはありません。集めた葉を蒸して発酵させるとあの甘さが出るのだそうで、誰がどうしてそんなことを見つけたのか、お釈迦様でもご存じないでしょう。
<補注1> コアマチャという異称について愚考しました。(2017年8月1日)
<補注2> 花がきれいな時期に撮影しました。(2020年6月5日)
過去のきょう 2011 シロザ 2010 ストケシア(ルリギク) 2009 タマザキクサフジ(ツルレンゲ、クラウンベッチ) 2008 ウツボグサ 2007 イタチハギ 2006 オカトラノオ 2005 ボタンクサギ 2004 ユズリハ
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コメント
子供の頃通学途中の寺で甘茶を頂戴する行事が
毎年ことのほか嬉しくて
わくわくしながら飲んだ思い出があります
子供心にこんな美味しいお茶をただでくれるなんて…
と思った記憶があります
山歩きで、父がこれが甘茶の木だと示して
不思議で不思議でどうして?どうして?と思った記憶も!
今手に入れたい植物の一種です
投稿: ひろぼ | 2012-07-03 08:18
ひろぼさんへ:
ずいぶん甘い飲み物でしたよね。
いま飲んだらどんな味なんでしょう?
私は幼稚園の行事で飲んだ記憶がありまして、
いまにして思えばあの幼稚園は神社が経営していました。
神仏混淆のおかげでおいしい思いをしたなんてことに
いまごろ気づいて苦笑いです。
投稿: はた衛門 | 2012-07-04 09:48