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7月1日(日) チシャノキ

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たまたまの巡り合わせで、このチシャノキの名前を借りたマルバチシャノキのことは過去に三度も取り上げています。遅ればせながら、ようやく「丸くない」、本来のチシャノキを撮影できました。大きな木が花盛り、ドンピシャのタイミングでした。
まず、気になる葉です。形はごくふつうの葉っぱ型です。かなりゴワッとしていて、冗談でもレタス(ちしゃ)の代用にはなりません。春先の若葉なら食べられるのか、また宿題を背負ってしまいました。
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さて花です。300mm望遠でしか撮れない高さだったので、細かい観察は無理だったものの、マルバのように雌シベになにか仕掛け(注2)があるとは思えません。また、花穂の形も花のつくりもマルバと違います。花としての見応えなら、こちらに軍配です。

<補注1> 翌年の春、チシャノキとマルバチシャノキの葉を食べ比べてみました。(2013年5月1日
<補注2> 文中の「マルバのように雌シベになにか仕掛け」は誤解でした。マルバチシャノキはごく単純に雌雄が同居する花でした。(2016年5月22日

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