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6月26日(火) アカツメクサ

120626akatumekusa1この夏はどうしたことか、アカツメクサを調べ直す必要が重なりました。まだじっくり時間を取れていないので暫定内容ですが、早めに記録しておきます。
1件目はアカツメクサの花が2個合着(1つの花がダブル?)したものが福島で目立つという問題です。これを報告してくださったのは、自然観察の眼力が高い福島在住の方で、これまでの「記憶では見たことがない」そうです。
志木ではどうなのか気になるので、近所を少し探してみました。福島ほど目立つわけではありませんが、1枚目の写真(右側に2つめの花が展開中)のようなものが、一つの群生のなかにいくつかは見つかりました。
120626akatumekusa2ただし、福島のものは1本の花柄の先で花がダブっているように見えるのに対し、志木のものは花柄が分かれているかもしれません。2枚目の写真(↑)は1枚目とは別の個体で、こちらは花柄がはっきりと分岐しています。
この状態のものはおととし以前にも各地で観察されているので問題ありませんが、1枚目写真のような個体をもっと探しだし、その花柄を調べてみないと、軽々に騒ぎ立てていいことではないと思います。
というわけで、この件は自分の覚え書きであると同時に、興味を持ってくださった方がそれぞれの土地で同じことを調べてくださればという願いでもあります。
120626akatumekusa3さてもう1件は、ずっと昔(2004年)の自分の眼力不足の告白です。アカツメクサの花は全方向一緒には開花しないことに気づいたのは良かったのですが、その開花順(最後の葉との関係)の見立てがどうも逆だったようです。詳しくは、これを指摘してくださったsizenkansatuさんのログにゆずりますが、3枚目の写真で明らかなように、開花の遅い左側には未発達(3出小葉にならずに葉が1枚だけ)の葉があり、どうやらこれが「最後の葉」なのでした。
多くの人が、ふつうは振り向きもしないであろうアカツメクサですが、ちょっとしゃがみ込んで調べた程度では語りきれない「深部」があるようです。梅雨があけるころには、じっくりと土手に座り込んで、彼らとツメた話をしたいものです。

2011年のきょうウチワサボテン> 2010年のきょうイヌウメモドキ(雄株)> 2009年のきょうシコタンソウ> 2008年のきょうヒメカイウ> 2007年のきょうカクテル(つるバラ)> 2006年のきょうヤポンノキ> 2005年のきょうガクアジサイ> 2004年のきょうモッコク

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コメント

双頭のアカツメクサですね。
たしかにこれは不思議です。
さっそく週末に近所で観察してみたいと思います。

また楽しみが増えました。
ありがとうございます。

投稿: sizenkansatu | 2012/06/26 22:55

sizenkansatuさんへ:
あ、「双頭のアカツメクサ」、ぴったりのネーミングをありがとうございます。
この日見たものは、どうも花柄が2本のようで、完全な双頭を見つけたいものです。

「最後の葉」はやはりsizenkansatuさんのご指摘のとおりのようです。
本当にありがとうございました。

投稿: はた衛門 | 2012/06/27 07:14

実物を見ました。私の近所、千葉県の江戸川沿いでは1%くらいの確率でした。
http://sizenkan.exblog.jp/16303002/
報告が遅れてすみません。

投稿: sizenkansatu | 2012/07/11 00:05

sizenkansatuさんへ:
こちらこそ。
あれからまた調べてはみたものの、ブログ掲載はサボっておりました。
3カ所で調べてみて、出現率はsizenkansatuさんと同じ感じで、
私の方は「1%切るかなあ?」でした。
そうそう、上の記事とコメントで私はミスしていますね。
2本になっているのは花柄ではなく茎ですよね。
短い(まだのびていない)か、すでに長いかの別はあっても、
見つけた双頭くんはすべて「首(茎)あり」だったので、
どうやら異常ではないようです。
どうもお騒がせいたしました。

投稿: はた衛門 | 2012/07/11 07:11

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