6月15日(金) ヒメタイサンボク
電車で向こう側に座った人が、なんだか知り合いのAさんみたいで、でもどこか違うようにも感じられて、声をかける自信もないまま…という経験を思い出します。おお、タイサンボクの花の季節になったのか、と木の下でその爽やかな香りを楽しみながら、視線はキョトキョトとあれこれ点検して落ち着きません。
なんと言っても、花の大きさが違います。タイサンボクの花が丼サイズだとしたら、こちらはお椀くらい(↓)です。枝振りも、タイサンボクが堂々としているのに比べ、こちらは株もとから細く分かれ、クネクネとやや複雑です。
北米原産のバージニアモクレンがその正体で、和名がヒメタイサンボクでした。ふつうのタイサンボクだと手に余るだろうからと、これが売られています。しかし、樹高は本家と変わらないほどまで育ちますから、姫の名につられて大枚をはたいたら(お高いのです)、とんでもない鬼嫁を抱え込むことになってしまいます。
なんと言っても、花の大きさが違います。タイサンボクの花が丼サイズだとしたら、こちらはお椀くらい(↓)です。枝振りも、タイサンボクが堂々としているのに比べ、こちらは株もとから細く分かれ、クネクネとやや複雑です。
北米原産のバージニアモクレンがその正体で、和名がヒメタイサンボクでした。ふつうのタイサンボクだと手に余るだろうからと、これが売られています。しかし、樹高は本家と変わらないほどまで育ちますから、姫の名につられて大枚をはたいたら(お高いのです)、とんでもない鬼嫁を抱え込むことになってしまいます。
<補注> このあと、実をつけたところや黄葉シーンもとらえました。
<追録> お椀ではなく盃(ぐい呑み)サイズの花を見ました。(撮影:2023年6月26日)
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