5月4日(金) イチハラトラノオ(市原虎の尾)
先日のイチヨウも、その名前の元である「葉」を見分けるまでは「腑に落ちなかった」ネーミングの桜でした。そしてこちらはまだ「腑に落ち切っていない」桜です。
最初につまずいたのは「市原」で、あの千葉の工業都市と桜がどうしても結び着きませんでした。それもそのはずで、この「市原」は京都の市原(左京区)のことで、これは単にワタシの知識不足が原因でしたから、すぐに得心がいきました。
一方、まだ喉に引っかかり中は「虎の尾」で、この独特な皮目を持つ短枝が名前の元だと初めに思い込んでしまったのです。それなのに、本来は花に包まれた太い枝全体が「虎の尾」なのだそうで、二つ名の両方ともが不正解だった「涙の桜」です。
たしかに、花は写真手前でボカシたような豪華な塊になるので、それに包まれた太い横枝のところどころに短枝の黒い筋が見えれば、虎の尾に見えそうではあります。
残念ながら今年もそういうけっこうな枝振りには出会えなかったわけで、いつか胸のつかえがとれる枝振りに会えたたとき、せっかくのこのキャラの立った皮目も記録に残しておけるよう、きょうは腑に落ちないままの中間レポートとしておきます。
最初につまずいたのは「市原」で、あの千葉の工業都市と桜がどうしても結び着きませんでした。それもそのはずで、この「市原」は京都の市原(左京区)のことで、これは単にワタシの知識不足が原因でしたから、すぐに得心がいきました。
一方、まだ喉に引っかかり中は「虎の尾」で、この独特な皮目を持つ短枝が名前の元だと初めに思い込んでしまったのです。それなのに、本来は花に包まれた太い枝全体が「虎の尾」なのだそうで、二つ名の両方ともが不正解だった「涙の桜」です。
たしかに、花は写真手前でボカシたような豪華な塊になるので、それに包まれた太い横枝のところどころに短枝の黒い筋が見えれば、虎の尾に見えそうではあります。
残念ながら今年もそういうけっこうな枝振りには出会えなかったわけで、いつか胸のつかえがとれる枝振りに会えたたとき、せっかくのこのキャラの立った皮目も記録に残しておけるよう、きょうは腑に落ちないままの中間レポートとしておきます。
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