5月31日(木) コバンソウ
小判がザクザク、わーい、この上に寝転んでやろうかな…とバカなことを考えながら、気持ちにひっかかるものがありました。この小判って、実(注1)です。実がなるなら花が咲くはずで、その姿をいままで見たことがありません。
いったい花はいつ咲くの? どっかにない? と探してみたら、こんな実の赤ちゃん(写真中央)がいました。まだ形は整っていないものの、もう実の姿です。じゃあもう花の時期はとっくに終わっているのかとあきらめかけたその目の端に、チョロリと異なものが写りました。写真(拡大可)の黄色い矢印部分です。
実の殻をこじ開けてみると雄シベがピヨョンと出てきました。雌シベは殻の縁にへばりついたままです。
なるほど、コバンソウはイネ科なので、こうして花びらのない花を密やかに咲かすのでした。ということは、これからこの実がそれこそ黄金色に輝く時期になったとき、殻のなかには種が入っているはずです。
つくりが緩い殻なので、もしかしたら種は稔り次第にすぐこぼれ落ちてしまうのかしれなくても、どんな形でどんな色をした種なのか、またのお楽しみができました。
いったい花はいつ咲くの? どっかにない? と探してみたら、こんな実の赤ちゃん(写真中央)がいました。まだ形は整っていないものの、もう実の姿です。じゃあもう花の時期はとっくに終わっているのかとあきらめかけたその目の端に、チョロリと異なものが写りました。写真(拡大可)の黄色い矢印部分です。
実の殻をこじ開けてみると雄シベがピヨョンと出てきました。雌シベは殻の縁にへばりついたままです。
なるほど、コバンソウはイネ科なので、こうして花びらのない花を密やかに咲かすのでした。ということは、これからこの実がそれこそ黄金色に輝く時期になったとき、殻のなかには種が入っているはずです。
つくりが緩い殻なので、もしかしたら種は稔り次第にすぐこぼれ落ちてしまうのかしれなくても、どんな形でどんな色をした種なのか、またのお楽しみができました。
<補注1> 「実」としたのは不正確な表現で、この小判は「小穂」つまり花序です。
<補注2> 「種」は衝撃の姿でした。(2012年8月5日)
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