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追加編 : シャガの葉の不思議

120401syaga_ha_1きょうの本編では詳しいことに触れませんでしたが、シャガの葉はちょっと変わった特徴をもっています。あえて言えばネギと同じ…。
120401nokanzouつまり、葉には表がなくて、ふつうに見えるところはすべて裏だということです。この意味を理解するには、似た作りのノカンゾウ(↑)と比べればよさそうです。縦に二つ折りになった葉が次々に重なって、自分より内側の若い葉を左右から順々に挟んでいます。このとき、ノカンゾウの葉も外に向いているのはすべて裏面です。
ただし、ノカンゾウの場合には外側の葉から開いて平らになるので、こうなって空を向いた面(元・内側)が表側、元は外を向いていた面は裏側となります。
120401syaga_ha_2これに比べると、シャガは折りたたんだ葉を開かず、全体は扇のようにずっと平らなままです。ただし、その扇の面が、片側だけ陽当たりがいいと反対側は日陰サイドということになります。この場合、前者側が蝋質の照りを持ち、後者はややウラなり的な色合い(↑)になる傾向があり、この差があたかも葉の裏表に見えなくもありません。
120401syaga_ha_3しかし、構造的にはシャガの葉はどう見てもすべて裏側であり、こうやって無理に閉じ口を開くと現れる面(↑)が本当の表側なのです。
120401kakitubataこんな仕掛けの葉を「単面葉」と呼ぶそうで、シャガのほかにアヤメやカキツバタ(↑)も同じ作りです。もちろん、冒頭にあげたネギもそうで、もしかしたら人生(?)に拗ねて裏しか見せなくなったのか、と彼らに同情したくなります。

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コメント

よーく読み返しながら庭のシャガを見に行くことにします。我が家のシャガ、ちょっと花芽をつけていますよ。
なかなかお利口さんです。

投稿: zenpeichan | 2012/04/02 20:32

zenpeichanさんへ:
不思議探検にお付き合いくださり、ありがとうございます。
わかりにくい書き方しかできませんでしたが、
閉じ口、うまくこじ開けられましたか?
へ~、もう蕾があがってきているんですか。早いですね~!

投稿: はた衛門 | 2012/04/03 06:06

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