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4月26日(木) クヌギ

120426kunugi
おととい、コナラの若葉を褒めあげたとき、ちょっと心やましいものがありました。このクヌギのことをいっさい無視したからです。
コナラとクヌギ、この二つを冬枯れ状態のときに判別することが自分にはまだむずかしくて、コナラの樹皮を「よろけ縞のよう」と生意気に書いたこともあるのに、実際に葉がない状態で二つを見分けるのはドキドキものです。そこで、きょうのこの萌え出した葉をクヌギとするのに、去年の葉の助けを借りることにしました。
こうして「証明付き」の状況で眺め直すと、さすがにクヌギの若葉(写真中央)はこの時期から先が尖っていて、やや下ぶくれのコナラとは違って見えます。
実際に近郊の山をふらつくと、コナラが5だとすればクヌギは3(か2)という比率で生育しているように思えます。したがって、「白緑に霞む主成分はコナラ」というおとといの表現は間違いではないはずでも、副次成分として、あるいは重奏効果として、クヌギもあの光景に大きく貢献していることを、ここでしっかりと補足しておきます。

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