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3月31日(土) ジンチョウゲ

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2月の末には蕾が開き出した年もあれば、3月の中旬にずれ込んだ年も過去にはありました。しかし、ジンチョウゲの開花がここまで遅かったのは、自分の記録のなかでは初めてです。梅や桜の遅れと同じで、日照時間よりは温度が開花の決め手なのだろうと想像がつきます。
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ジンチョウゲと言えば、花弁の裏が赤いタイプが主流でも、こちら(↑)の真っ白タイプも少なからず見かけます。香りはふつうタイプの方が強いときが多くて(まったくの調査不足です)、あれが苦手な人が白を選ぶのかなとか考えています。

過去のきょう 2011 エゾムラサキツツジ 2010 リビングストンデージー 2009 ヤブサンザシ(雌) 2008 サラサレンゲ 2007 オオシマザクラ 2006 クロモジ 2005 ヤマモモ

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3月30日(金) ヤエムグラ

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いわゆる野草というか雑草というか、わりと無視されがちな草です。しかし、個人的にはとても懐かしい草で、子供のときの遊び道具でした。
2~3本ちぎっては友達の背後に回り、背なかにこれを貼り付ける…ただそれだけだったのに、誰かの背なかに真剣に回り込んだ自分の背がまたほかの悪ガキにやられていたりして、なかなかスリリングな遊びだったのです。
そんな幼稚な目には映らなかった白い小さな花が、あと少しすると咲き出します。「増補版」に入れている写真は二代前のコンデジで撮ったものなので、今年はデジイチのマクロレンズ頼りで、少しはマシな写真(注)になればと思っています。

<補注> 少しもマシにはならなかった(涙)ものの、一応は花(と実)を撮ったつもりの写真を載せておきました。(2012年5月9日

過去のきょう 2011 アジサイ 2010 モミジバスズカケノキ 2009 ミミガタテンナンショウ 2008 ヒサカキ 2007 ハナカイドウ 2006 ユキゲユリ(チオノドクサ・ルシリエ) 2005 ベニバナトキワマンサク

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3月29日(木) クヌギ(雄花の芽)

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もう少しすればキモカワな形に芽吹いてくるクヌギの雄花だというのに、こんな「悪い奴」の餌食になるところを目撃してしまいました。この悪漢(ヒヨドリ?)、ひと口食べては満足そうにあたりを見回し、また啄んでは余裕でひと休みし、下から狙っているレンズのことなどまったく無視して、威風堂々たる昼食をお楽しみでした。
たしかに、私ら人間もタラの芽なんかを「珍味、珍味~」とか言って楽しむのだから、ヒヨドリばかりを悪漢扱いしては不公平というものです。でもねえ、お店で売ってるタラの芽は山から採ってくるのではなく、ハウスで栽培してるんですよ、ヒヨドリくん。

過去のきょう 2011 コノテガシワ(センジュ) 2010 ヒアシンス 2009 アーモンド 2008 ニシキモクレン 2007 カラシナ 2006 アマナ 2005 キブシ

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3月28日(水) ヒロハノアマナ(ヒロハアマナ)

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ふつうのアマナよりはやや稀少種であるヒロハノアマナです。そのため、「ふつう」版なら囓ってみた葉も、こちらはやんわりと触ってみるだけにしました。
その葉が「ふつう」よりも広いというそのまんま名前です。二つを見比べると、「ふつう」は花びら一枚の幅と葉の幅が同じくらい、ヒロハは葉の方が倍くらいあって、パッと見た感じからしてだいぶ違います。
ただ、そんな相対的な比べ方よりは、ヒロハの葉の中央には白っぽくて太い筋が1本走っているところが決定的ポイントです。葉の灰緑色が「ふつう」より弱く、表面がやや茶を帯びているので、その白い筋はとても目立ちます。

<補注> ふつうのアマナとの詳しい比較をしました。(2014年3月23日27日

過去のきょう 2011 アケボノアセビ 2010 メタセコイア(雌花) 2009 オランダカイウ(カラー) 2008 ミズバショウ 2007 ヘビイチゴ 2006 ハナノキ 2005 モモ

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3月27日(火) モクレイシ

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冬から春の異常な寒さのおかげで、モクレイシの花に間に合いました。3年前は、3月中旬にはもう雌株の花が終わり、子房が膨らみ出したところを写していました。モクレイシの開花で見るなら、ざっと半月以上は春が遅いようです。
そのかつての写真と比べれば、少しは細部がわかる雌花の写真(↑)です。雄シベはまったく退化していて、先の割れた雌シベが花筒の中央にあります。
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次は雄花(↑)です。モクレイシは雌雄異株ですから、同じシーズンに2枚の写真を並べられたのはとてもラッキーでした(それぞれ別の場所で撮影)。
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次は雄株の全体の様子です。雌株に比べて花がひと回り大きく、開きも派手で、かつ数も多いので、庭木にするなら雄株が良さそうです。おっと、真っ赤に割れる実をまだ見ていないからそんなことを言うだけで、いつか実の写真を載せたときは、きっと「モクレイシは雌株に限る!」なんて戯言をほざいていることでしょう。

過去のきょう 2011 ユキゲユリ(チオノドクサ・ルシリエ) 2010 メタセコイア(雄花) 2009 ヤブサンザシ 2008 キブシ 2007 ミツマタ 2006 ザゼンソウ 2005 ヒュウガミズキ

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3月26日(月) シュンラン

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何年か前のこと、和菓子屋のレジ横にシュンランを寄せ植えした鉢が飾ってありました。「すごいね、これ! どこで」と購入場所を尋ねたつもりのワタシに、「へへへ」と笑ってごまかした店主のおでこには「盗掘だよ」と書かれていました。
以来、そのお店で買い物をすることはなくても、本当は天誅を加えたい気持ちです。この写真のような素敵な群がりができるまで何年かかったのか、悪い親父に見つからないことを祈るばかりです。
10本以上の花茎がひとかたまりになって、「さぁ、春だぞぉ」と起き出してきたところでした。もう少し開いた様子は6年前に載せていて、その日付けからすると、異様に遅い今年の梅や桜と違って、シュンランの開花時期には大狂いがないようです。

<補注> シュンランが常緑多年草であることに気づきました。(2014年1月21日

過去のきょう 2011 ハッカクレン 2010 ハチジョウキブシ(雌花) 2009 フッキソウ 2008 キュウリグサ 2007 ダイコン 2006 シンビジウム 2005 チューリップ

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番外編 : テレビをネット化

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Regza Z-1(ウチのTV)のネット化(無線LAN)に成功しました。などと威張るようなことではなく、いまどきはTVでネットなど当たり前と思いつつ、遅ればせながら…。
使った無線子機(写真右端の黒い小箱)が、先日レポートした駄目ルーターのオマケだったし、東芝の窓口には「Z-1(シリーズ中の廉価版)は無線に対応していない」と言われるし、ほぼダメモトのトライだったわりには、案外楽につながりました。
ところが、つなげてビックリの事態が発生です。なんと、このブログ(草木365日)を表示するまでの所要時間が1分40秒! やっぱり駄目子機かと思ったら、ほかのページは1~2秒、ちょっと遅いパソと同等の感じです。
あれれ、とんでもないところで自分のブログの重さ加減が判明です。このページの重さにあきれた人には深くお詫びします。さっそく、トップページに表示する記事数を半減(10→5件)してはみたものの、ほとんど効果がありません。重くなる原因のブログパーツは元々まったく使っていないので、さて原因がわかりません。

<補注> コメントでアドバイスいただき、いろいろ試した結果、この問題の主因はブログでもWi-FiでもなくZ-1だと判明しました。それがわかったので、次の段階として「お茶の間PC」に移行しました。(2012年5月3日

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3月25日(日) カワヅザクラ

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ソメイヨシノの蕾はまだ緑色だし、風はまだしっかり北から吹くし、そんななかで、例年よりは優にひと月遅れたカワヅザクラの開花です。
近くでお弁当を広げているご家族がいまして、そもそもカワヅでお花見はちょっと無理な話ですから、震え上がっていました。よほど、「この桜はですね…」と声をかけようかと思ったものの、粋な花の下での無粋はやめておくに限ります。
さて、この分だと今年のハタザクラはいつごろ咲くことやら、例年だったらそろそろ始める蕾観察なのに、まだまだ足が向きそうにありません。

<補注> この年の河津桜はそもそも咲き出しが遅れていました。

過去のきょう 2011 フチベニベンケイ(カネノナルキ) 2010 ハオルチア・オブツーサ(雫石) 2009 カランコエ・ラクシフロラ 2008 ハナノキ(雄花) 2007 ナツグミ 2006 シュンラン 2005 フッキソウ

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3月24日(土) ノシラン

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ノシランの実がバージョンアップしました。と言っても、この実が突然変異したとか、そういうことではなく、自分の写真の話です。
以前に載せたものは葉の陰から無理に引きずり出したのに対し、今回は一切手を触れずにこの状態で陽光を浴びていました。撮影演出なしです。また、そんな陽当たり環境の違いのせいか、表皮の艶も発色も、前の写真とは段違いです。
さらに、花を載せたときに述べた「ノシ」状の平たい茎の様子もわかります。我ながら完璧なショット…と威張ろうと思ったら、イマイチの惜しさがありました。このキラキラの輝きのなかに、撮影している自分を写し込む手があったはずです。撮影中にそんなお遊びに気づけばいいのに、我がオツムはなかなかバージョンアップしません。

<補注> 実の色づく過程に悩んでいます。(2014年1月17日2022年2月9日

過去のきょう 2011 サワラ 2010 スノーフレーク 2009 ヒサカキ 2008 キクラミネウス水仙・ジャンブリー 2007 ゼンマイ 2006 カツラ(雄花) 2005 ヒアシンス

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3月23日(金) ウメ(西王母)

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西王母というのは椿の品種名…とばかり思っていたら、おやまあ、梅にも同じ名前のものがありました。
こちらもやはり蕾の丸さが名前の由来なのか、ぷっくり丸々とかわいい形です。また、花びらがピンクのぼかしに見えるのもちょっとお洒落です。
面白いのは、この梅だけでなく椿の方も、「西王母」はどちらも金沢で作出されていることです。金沢のお方は、よほど魔女がお好きのようです(笑)。

過去のきょう 2011 クロッカス 2010 ハルニレ 2009 トキワイカリソウ 2008 フサアカシア 2007 セントウソウ 2006 カンスゲ 2005 ヤハズエンドウ(カラスノエンドウ)

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3月22日(木) ヤマアイ(雄花)

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ほかの草木は無視してヤマアイだけ追いかけたとしても、その生態を理解するにはたぶん何年もかかりそうです。たまたま見つけたときだけ、「あれれ?」と首を傾げる程度では、この小さな草の不思議はいつまでも解明できそうにありません。
悩んでいるのは花の雌雄のことで、今回見つけた大きな群落に咲いていたのは、すべてこの雄花だったのです。いや、「すべて」とはずいぶん思い上がった表現で、正確には「自分でキョロキョロした範囲で、自分の眼力で」ということです。
07年には雄花だけ、09年には雌花だけ、そして今年はまた雄花だけの群落に遭遇してしまいました。いまどき、高校だってみんな共学になっているのに、ヤマアイの男女はどうしてこうも厳格に分離されてしまうのでしょう。
考えられるのは、雌雄開花のタイミングがズレるのではないかということです。しかし、一つの株に雌雄が混在している写真もよそで見かけます。
さて、そんなラッキーなシーンを自分もいつか見たいもの…などと欲を出すよりも、まずは同じ場所のヤマアイが雌雄の咲き分けをするものかどうか(注)、ヤマアイに山ほどの愛を注ぐことが求められていそうです。

<補注> 同じ群落のなかに雌雄の株が混在すること、そして雌株に雄花がつく現象は3年後に確認することができました。(2015年2月)

過去のきょう 2011 アカシデ 2010 パンノキ 2009 ヤドリギ 2008 ミニアイリス 2007 タアツァイ 2006 コノテガシワ 2005 ダンコウバイ

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3月21日(水) カジイチゴ

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カジイチゴの生態について、先日は地面から若葉が直接芽吹いている場面を載せました。あの時点では、前年の枝には若葉の影も形も見あたらなかったので、もしかしたらカジイチゴというのは毎年すべて新しい株から育つ性質なのか…などと、とんでもなくオバカなことを考えていたのでした。
そんな慌て者をあざ笑うように、去年の枯れ葉をつけたままの枝に若葉が萌え出してきました。同属のモミジイチゴよりは展開時期がやや遅いものの、ジグザグの枝に明るい緑の「灯」がともり出す様子は両方そっくりです。このあともしっかり見張っていてあげるから、おいしい実をつけるんだよ、カジイチゴくん!

<補注> 11月になっても蛾の幼虫を養えるほど、葉は鮮度を保ちます。(2023年11月5日

過去のきょう 2011 オウバイモドキ(ウンナンオウバイ) 2010 チトセラン2種(サンセベリア) 2009 クサイチゴ 2008 アネモネ 2007 チンゲンサイ 2006 アブラナ 2005 ツクシ

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3月20日(火) フキ(ふきのとう)

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春が遅~い!と文句を言いながら、もう食べごろを失ったフキノトウを見つけて、「早すぎる~」と怒っているのだから、人間って(あ、ワタシだけ?)勝手です。
おっと、蕗は別に芽出し時期を逃したから食べられないものではなく、ふつうの蕗として茎がのびる(太る)前にもいろいろ食べ方はあるそうです。要は、いくつか摘んで帰っても嫁さんに料理してもらえず、かと言って自分で台所に立つほどマメでもないという半端状態が問題なだけではあるわけです。
しかし、枯れ葉・枯れ枝を掻き分けるこのフキノトウ、いかにも元気そうです。我々がこれを食材として珍重するのは、この生命力が欲しいからかもしれません。

<ほかの年のフキノトウの様子>2006年 ☆ 2005年
<補注> フキノトウの雌雄について書き留めておきました。(2017年3月18日

過去のきょう 2011 コノテガシワ 2010 ソシンカ 2009 クサボケ 2008 房咲き水仙・グランドモナーク 2007 カブ 2006 スズメノカタビラ 2005 ハクモクレン

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番外編 : 快適マウス

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さて、三日続きの番外編、しかもまた(まだ?)パソ話題です。いよいよここもPCブログに変身…いえいえ、草木を撮り、その姿をここに残せるのはすべて機械さまのおかげ、それらの機械に敬意を払わずして、ブログ遊びはあり得ません。
きょうの敬意の対象は、きのう触れたLogicoolのマウスです。写真右のデカブツは、先日息絶えたMicrosoft製で、Model 1004。特にMS製にこだわったのではなく、そのサイズが選択基準でした。ややデカめ(長さ20cm)のワタシの手にフィットするのがたまたまこれだったわけで、先代のボールタイプもやはり大きなMS製でした。
これ、いまのメインPCを自作したときに新調したものなので、なんと4年持たずに昇天(左側マイクロSWが消耗)したことになります。ケチなはた衛門としては、どうにも許せない短寿命です。なにせ、3,570円も払ったんですから! しかし、これが壊れてくれたおかげでようやく無線マウスに切り替えることができたのだから、MSさんには感謝すべきなのでしょう。

このごろはなんでもネットで安く買うワタシなのに、大きさのこともあるし感触も大事なので、マウス購入は仕方なくリアルのショップに出向きました。そこで選んだのが写真中央のものです。Logicool製、型番がM310、2,280円の支払いでした。
これがまあ、じつに快適で、動作も確実。コードから開放されるって、会社勤めを辞めるのと同じくらいの爽快感があることをいまごろ実感できました。
そこで、お節介にも嫁さんにまで無線マウス(左の小振りのもの)をプレゼント! 彼女は、キーボードもマウスも嫌いというので、画面タッチだけのPCにしたものの、なにせいまどきのタブレットやスマホに比べるとセンサーの鈍さがヒドイのです。そこでこれ(Logicool M185 ネットで送料なしの980円!)を「使ってみたら」と差し出したところ、「あらぁ、快適ぃ~」だそうで、我が家にも遅い無線時代が訪れました。

<補注> このM310はほぼ7年のお勤めを果たしてついに不具合が出始めたので、後継機は二段階ランクアップ(300番台から500番台へ)してM560にしました。もちろんブランドはLogicoolです。(2019年1月14日

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3月19日(月) コリヤナギ

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コリヤナギの「コリ」は行李(こうり)が縮まったもので、昔はこの木の枝であの「衣類収納ケース」を編んでいたのでした。
おっと、気軽に「あの」とは書いたものの、若い人にとって、行李はもう十分に死語でしょう。かつては家のなかでも引っ越しでも、衣類・雑貨は行李に収納したもので、その形とサイズは現在の樹脂製衣装ケースにしっかり引き継がれています。
そのコリヤナギの花穂がわずかに開いていました。赤黒く見えるのはたぶん雌シベの先で、ずっと前に写したものと同じに思えます。雌雄異株で、雄花はもう少し黄色(オレンジ色)っぽいはずなので、早く両方を比べてみたいものです。

<補注> 姿は似ていても行李作りには不向きというイヌコリヤナギもあります。

過去のきょう 2011 オオイヌノフグリ 2010 コブシ 2009 モクレイシ 2008 ロドレイア・ヘンリー 2007 コマツナ 2006 ウグイスカグラ 2005 コブシ

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番外編 : 続・家庭内乱

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きのうの続きです。ルーターと言えばB社・I社・N社、そしていままで使っていたCoregaあたりが順当なチョイスで、あえてLogitecを選んだあたりから問題は発生していた…といまなら反省するのです。
そもそもは1通のメルマガが始まりでした。なんと、11n対応の親機にテレビ用の受信コンバータがオマケについて3.980円! 思わずポチッとしたのでした。
前から11n対応にしたかったし、テレビをネットにつなぎたかったし、その二つの潜在的欲望が一挙に満たされる…しかも、メーカーがLogitec。お、これって、最近買ってエラく気に入っている無線マウスのメーカーじゃん。なら安心だ。。。
…というのがとんでもないエラーでした。ルーターがトラブり始めてから気づいたのだから笑えるわけで、優れマウスのメーカーはLogicool、ダメルーターのメーカーはLogitec、ぜんぜん違う会社ですわなあ、これ。
そんなわけで、まるで戻ってくる気配のないダメルーターを待ちきれず、きのう、近くのK’sデンキで特売品のBUFFALO・HP-302H(写真は設定中の裏向き姿)を5,016円(税込)でゲット。ネットなら5,000円を切る店もあったものの、早く解決しないと、部屋が女性陣に占領されてしまうので、数十円に目クジラ立ててはいられません。

設定は簡単だったし、性能にも満足です。1階からの電波を3階で受けても、ストレスは以前の2/3くらいに減った感じです。しかも、ひと晩たってもちゃんと動いてます(うーん、変なことに感動するようになってしまった・笑)。
とりあえずウチの家庭内乱は収束しました。めでたし、メデタシ。

<補注> 9年後、時代が変わって中華製のルーターが幅をきかせるなか、再度、BUFFALOのエントリー機種に更新してみました。(2021年1月15日

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3月18日(日) クロッカス(クリームビューティ)

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ケータイの端が巨大に見えます(拡大写真だと、実物の2.5倍サイズ)。それだけこのクロッカスがおチビさんなのです。
大雑把に言うと、ふつうのクロッカスの半分くらいです。それが、こんなホンノリした色合いでワッとかたまって咲いているので、さすがの寒波もそこだけは避けているような、いかにも春らしい風情です。
ネットを見ると、どうやら「クリームビューティ」という名で流行中のもののようです。育てている人は「小さくてかわいい」と書いているのに、販売側の説明には「早咲き」とあるだけで「小型」という説明が見当たらない(注)のが気になります。まさかこれからグングン大きく育つなんてことがありませんように…(笑)。

<補注> このクリームビューティを「コンパクトな早咲きタイプ」と表現している種苗業者さんを見つけました。(2022年3月)

過去のきょう 2011 フサザクラ 2010 ウグイスカグラ 2009 ユーカリ 2008 ヒメリュウキンカ 2007 ミズナ 2006 スギ 2005 バイカオウレン

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番外編 : 家庭内乱

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PCショップの写真…ではなくて、ワタシの部屋の机です。当家ありったけのPCをわざと並べてみた…のではなくて、留守続きから帰ったらこの惨状でした。
原因は新しく入れた無線LAN親機(Logitec WH300N/DR)で、初日(11日)はちゃんと稼働していたのに、二日目にはダウンしてしまったのです。パワーインジケーターが息も絶えだえに灯り、WANランプはまったく点灯せず…当然、信号発信皆無です。
なかなかつながらない電話をしつこく待ってメーカーに相談したら、あっさりと「着払いで送ってくれ」とのことで、これって初期不良? がっかりです。
じゃあ、Logitecが対策してくれるまでは前のシステム(9年ほど前のCorega製品)に戻そうか、と思ったら、こちらはムクレてしまったのか復旧できません。出かける時間が迫り、しょうがなく「LAN線を使ってよ」と言われた嫁さんと娘が、それぞれのパソをワタシの部屋に持ち込んで使っていたのがこの図です。
さーて、早く当家のワイヤレス環境を復活させないと、自分のパソを使うのにひと苦労の日々になってしまいます。とんだ家庭内乱(古い!)になってしまいました。

<補注1> 家庭内乱はすぐに収束させました。
<補注2> Logitecという会社は、この記事当時の関係は不明でも現在はエレコム系列であり、両社ともに自分にとっては鬼門なのでした。(2021年1月27日

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3月17日(土) ウメ(鹿児島紅)

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まだ頑固に蕾のままの遅咲き種もあるものの、だいたいの梅の木は花開いてきて、待ちかねたこの深い赤色を写すことができました。
鹿児島の産物はおおむね誇らしげに「薩摩」を名乗るのに、これはあえて「鹿児島」なので、花色の強烈な印象とともに、ずっと記憶に刻まれていました。
さらに「紅」は素直に「べに」と読む人もいれば、あえて「こう」と読む人もいて、その勢力は二分されている感じです。そこで、どうせなら名前の上下両方がへそ曲がり路線の方が統一感があるんじゃない?ということで、はた衛門的にはこれを「カゴシマコウ」と呼ぶ(注)ことにしています。

<補注> 学名には'Kagoshimako'とあります。

過去のきょう 2011 ロニセラ・フラグランティシマ 2010 ソメイヨシノ 2009 ヤマアイ(雌花) 2008 マツバギク 2007 ソテツ 2006 アンズ 2005 トサミズキ

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3月16日(金) セツブンソウ

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こうやってグッと迫ってみると、白い花びらの縁の細かな切れ込みはいかにも繊細だし、雄シベの色が…あれれ、黄色と紫と、雄シベが2種類??
そんなワケはなくて、紫色の葯を持つのが雄シベで、黄色いのは花びらが変化した蜜腺だそうです。つまり、その外側で花びら然としているのは萼でした。
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いままでただただボケーッとシャッターを押していたことを反省しつつ、「だってこんなに小さいんだもん、気がつかないよぉ」という言い訳写真(↑)も載せておきます。

<補注> このあと、大きな群生に出会ったり、花後の実を見たりしました。

過去のきょう 2011 バクチノキ 2010 タイリンミツマタ 2009 ヒュウガミズキ 2008 マメイヌツゲ 2007 キバナスズシロ 2006 キクザキイチゲ 2005 オオタチツボスミレ

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3月15日(木) カワヅザクラ

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各地の梅祭りが、開花の遅れで泣かされたことは先日も触れたというのに、同じことが桜祭りでも起きそうです。近所のカワヅザクラがようやくのほころび始めです。
さてほかの年とどれくらい違うかというと、「開花がやや遅い」とぼやいた去年でさえ、先月の中旬には蕾がぷっくり状態で、早い年なら2月に入れば咲き始めています。本場の河津はさておき、埼玉南部のカワヅザクラの開花は平年より1~1.5カ月という大幅な遅れですから、ほかの桜も大狂い必至のことでしょう。
しかし、梅祭りと桜祭りには圧倒的な違いがあります。梅のない梅祭りなんてまったく間抜けな話なのに、茣蓙とお酒さえあれば、桜があろうとなかろうと祭りは祭り!というのが桜祭りです。ただ、今年の桜祭りはさぞかし大量の風邪引きさんを生みそうです。楽しい宴のために、冬物は出したままにしておかねば!

<補注> 10日後、ようやく見ごろになりました。(2012年3月25日

過去のきょう 2011 カンノンチク 2010 ヒマラヤゴヨウ 2009 トサミズキ 2008 クサノオウ 2007 モミジイチゴ 2006 カタクリ 2005 ヒイラギナンテン

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3月14日(水) カタクリ

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いつもの年ならもう紫色の可憐な花で埋め尽くされているはずの山の斜面なのに、まだ枯れ葉に覆われたままでした。ただ、そんな遅い春のおかげで、カタクリの思わぬ生態を知ることができました。
花蕾がこうして葉に守られて地上に現れるなんて、ちょっと感動です。おくるみに包まれた赤ちゃんみたいでもあるし、総苞にくるまれた水芭蕉を思い出したりもする姿です。光合成だけが葉の役割ではなく、限られた資源を幾通りにも使う…人間が自然から学ぶべきことは、まだまだたくさんあるように思えてきます。

<補注> ミドリハコベも葉が花芽をくるむ(守る)タイプでした。(2022年3月19日

過去のきょう 2011 カイヅカイブキ 2010 ハルニレ 2009 オオイヌノフグリ 2008 マツバギク 2007 ウチワノキ 2006 アセビ 2005 ユキツバキ

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3月13日(火) ワイヤープランツ

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たしか夏に見かけていた花を、この異常寒波の3月に見つけてビックリです…と思ったら、この白い半透明の壺状物体は、花ではなくて実なのでした。
壺のなかに見える黒いものが種らしく、もうそれが落ちて空っぽの壺もあります。高さが2mほどのフェンスを絡め尽くした蔓のあちこちに、この半透明物体はたくさんついていました。暮れに掲載した株(別の場所)ではまったく気づかなかったので、ここのワイヤープランツはよほど気持ちよく育っているのでしょう。

<補注> 4カ月後、花を撮影できました。(2012年7月15日

過去のきょう 2011 ススキ 2010 レバノンスギ 2009 ヨシ(アシ) 2008 ヒメカンスゲ 2007 オガタマノキ 2006 ダンコウバイ 2005 シキミ

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3月12日(月) セリバオウレン

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2回三出複葉というセリバオウレンの葉を意識して写し込み(写真右上部)ました。オウレン類の見分けも知らずに、「あ、オウレンだぁ」と花だけ写して喜んでからもう7年が経ち、あのあと、一応セリバオウレンは写したものの、再度のおさらいです。
例年だったら、もう花びらは落ち尽くしているころでしょうに、春の遅さのおかげでうまく花盛りに出会えました。さらに、カメラを向けたときに光線に恵まれ、「こいつぁ春からぁ、あ、縁起がええわぇ~」と唸りたい気分です。

<補注1> 冬のさなかにも元気な葉を見つけました。(2013年12月10日
<補注2> 単純な三出複葉であるキクバオウレンを収録しました。(2016年3月25日

過去のきょう 2011 ムスカリ 2010 シシユズ(オニユズ) 2009 コブシ 2008 オオハナワラビ 2007 シロバナタンポポ 2006 サンシュユ 2005 オランダミミナグサ

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3月11日(日) オウバイ

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何日か、暖かくて楽だったのに、また寒さが戻りました。伊豆の河津桜まで咲き出しが遅いと言うし、桜どころか梅だって、まだ蕾という木がたくさんあります。
そんなほかの花木を差し置いて、オウバイが誇らしげに咲いていました。陽当たりのいいテラスで、そこだけ局地的に春を迎えたような景色です。
ところが、過去の掲載記録を見たら、早い年にはなんと2月4日にこの花の姿がありました。1週間や10日のズレなら花を待つ楽しみがあっても、どうも今年の春は月単位で遅れる虞(おそれ)もあり、景気のことまで心配になってしまいます。

過去のきょう 2011 リンドウ 2010 ハチジョウキブシ(雄花) 2009 クリスマスローズ(フォエチダス) 2008 アセビ 2007 シラー・シベリカ・アルバ 2006 ネモフィラ・ペニーブラック 2005 シバザクラ

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3月10日(土) タネツケバナ

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春の使者同士の共存なのかせめぎ合いなのか、どちらと見るかはその日の気分次第という図です。ただ、オオイヌノフグリ(写真上部)はホトケノザとも交じり合って咲いていたりして、どうもあちこちで「お邪魔虫」なのではないかと疑います。
そこにいくと、タネツケバナはオオイヌノフグリのように匍匐茎をのばすこともなく、ジッとその場に蹲(うずくま)っている感じです。判官贔屓の血が騒いでしまい、つい「がんばりなよ!」と声をかけてあげたくなります。

<タネツケバナのバリエーション(当ブログ収録品)・和名50音順>タチタネツケバナ ☆ ミチタネツケバナ

過去のきょう 2011 ノハラアザミ 2010 ソラマメ 2009 啓翁桜 2008 ユリノキ 2007 ウズラバタンポポ 2006 フッキソウ 2005 ハナニラ

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3月9日(金) エレガンテシマ

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コノテガシワ(センジュ)かなぁ。でも、ちょっと感じが違う…、葉が縦にシュシュッと、なにか鋭い感じがします。
なるほど、コノテガシワの園芸種という立場はセンジュと同じでも、こちらはその名もお洒落にエレガンテシマという別種でした。枝が広がりにくく、強い刈り込みにも耐えるそうで、この撮影場所でもかなりの本数を並べて生け垣にしていました。

過去のきょう 2011 フクジュソウ 2010 ユリノキ 2009 モミジイチゴ 2008 ユキワリイチゲ 2007 ゲンカイツツジ 2006 カナメモチ 2005 オウバイモドキ(ウンナンオウバイ)

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3月8日(木) マルバマンネングサ

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葉の上に散らばった藁クズと比べると、この新芽のサイズがいかにかわいらしいものであるかがわかります。冬の間、寒さに耐え続けた蔓や葉は赤くやけていても、萌え出し始めた葉はじつに美しい若緑色です。
夏には黄色い花を咲かせて賑やかになります。多肉植物なので夏の水涸れにも強く、地べたを這う存在ではあっても、十分に人の目に立ちます。しかし、いまの季節、この若緑と赤のコントラストも、それに負けないくらい鑑賞に値します。

<補注> オオバマルバマンネングサを収録しました。(2020年3月12日

過去のきょう 2011 クロベ(ネズコ) 2010 メタセコイア(雄花) 2009 ハーデンベルギア 2008 オオアメリカキササゲ(ハナキササゲ) 2007 ヒイラギナンテン 2006 フキ(ふきのとう) 2005 クリスマスローズ

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3月7日(水) ヒメサザンカ・エリナ

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花の時期にはまだ早過ぎるとは言え、真っ赤な蕾がかわいいし、まったく知らなかった種類の木なので、自分的珍しさで掲載です。
ヒメサザンカなどという名前や、いかにもバタ臭い風貌からして、無理矢理作り出されたものと思ったら、原種椿のひとつでした。本来は沖縄あたりの山中にひっそりと咲くそうで、うっそうとした木々の下で育つ性質が、「日陰で多湿」という園芸的に恵まれない環境のお庭には絶好ということで人気が出ているようです。
写真の木はその原種椿の園芸種のようで、「エリナ」という名札がかかっていました。近所の大きな病院の庭は、はた衛門御用達の植物園というところです。
香りのある小さな白い(蕾はこんなに赤いのに!)花を、あと1~2カ月すれば咲かせるはずなので、撮影予定リストにしっかりと書き込んでおくことにします。

<補注> このあと何年も花を見ることができないでいたら、本来のヒメサザンカの開花に、温室のなかで出会うことができました。(2018年2月24日
また、エリナの開花は4月に見ることができました。(2018年4月10日

過去のきょう 2011 マンサク 2010 ジャノメエリカ 2009 キルタンサス 2008 バショウ 2007 エリカ・コロランス・ホワイトデライト 2006 クロッカス 2005 セツブンソウ

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3月6日(火) ガーデンシクラメン

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暦上の冬がきょうで終わるという閏29日、冬将軍の置き土産みたいなドカ雪がこの辺を襲ってくれました。転んで怪我した人がまたまた数十人…なので、この雪を喜んでは顰蹙とは知りながら、雪国でもないのにこんな写真が撮れてしまった(撮影 : 3月1日)のだから、これはやっぱりうれしいできごとでした。
そもそもガーデンシクラメンは寒さに強く、こんな雪漬けになってもやはり支障はないようです。もっともあの雪は、量が多かった(志木で積雪10㎝以上)わりには翌日にはほぼ消えてしまいました。地温が上がってきている証拠でしょうから、ガーデンシクラメンにとってのあの雪は「いいお湿り」くらいだったのかもしれません。

過去のきょう 2011 ヤマコウバシ 2010 キンギョバツバキ 2009 サヤエンドウ 2008 テンリンジガッコウ(椿) 2007 ネモフィラ・インシグニス 2006 ショウジョウバカマ 2005 ヨモギ

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3月5日(月) センダン

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鳥もしかたなく食べているのではないかと思うくらい、豪華な鈴なり状態が残りやすいセンダンなのに、これはまたどうしたことか、売れ残りはあと1個だけという超人気の木を見つけました。昔、埋蔵旧石器を捏造した学者さんがいたのであえて言えば、このセンダンは決してワタシが実をむしり取ったのではありません(笑)。
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いぶかしく思って足下を見ると、かなりの数の実が見つかりました。なるほど、時期がくれば、奇特な鳥さんを待つまでもなく、一人で自然に落ちるしかけでした。
そんな当たり前の発見より数倍驚いたのは、この皮の残り具合です。もともと貧相な果肉はすっかり姿を消し、表皮だけがセロハンのように実をくるんでいました。

過去のきょう 2011 ウメ(黄梅) 2010 サンシュユ 2009 タチカンツバキ 2008 シュロ(ワジュロ) 2007 ミツバツツジ 2006 オウバイ 2005 ネコヤナギ

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3月4日(日) ナズナ

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花とも言えないような小さな4弁でも、その数が増してくるとしっかりと目立って、散歩の足を引き留めるようになります。前にこの草を載せたとき、「咲きつながった」などと勝手な表現をしたのに悪びれずもっと戯(ざ)れるならば「ふっかつ~!」とでも吹き出しをつけたいような、そんなうれしさを感じさせるナズナの花です。
いろいろある語源説のなかでも、なでたいほどにかわいいから「撫で菜」で、「で」が「づ」に音便(「ず」は現代表記)したというものが最有力のようです。自分的にも同じ気持ちでこの草を見ているわけで、ご先祖さまたちと同じものを同じ目でとらえていることに気づくと、春の陽射しに似たほのぼのとした心持ちになります。

過去のきょう 2011 ウメ(月影枝垂) 2010 センダン 2009 スノードロップ 2008 イチョウ 2007 ヒメカンアオイ 2006 タギョウショウ 2005 スノードロップ

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3月3日(土) ウメ(白梅)

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桃の節句にウメはないだろうとは思いつつ、いやはや今年は観光梅園さんにとってはとんでもないことだったようです。予定した梅祭り期間が終わってからようやくほころび始めた梅の木を眺めたら、さぞかし憎らしかったと思います。
06年には同じような咲き初め状態を2月17日に載せたこの梅(あいかわらず品種不明)は、たった半月の遅れですから優秀な方です。暮れのうちに咲き出したこともある紅梅なんて、今年は2月に入ってもまだまだという状態でした。ひと口に「梅が遅い」とは言っても、品種によって遅れ方にはずいぶん差があるようです。

過去のきょう 2011 シナマンサク 2010 ゴールデンクラッカー 2009 オオカンザクラ 2008 ボクハン 2007 ヒトツバ 2006 オオバイノモトソウ 2005 八重カンヒザクラ

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3月2日(金) オランダミミナグサ

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道端の枯れ草のなかから、ネズミのお耳がたくさん飛び出してきました。ようやく蕾が白く膨らみ始めて、花を開くまであとひと息というところです。
陽光に煌めく和毛(にこげ)がいかにも元気印です。冬の間はジッと隠れるようにしていたというのに、息を吹き返したように立ち上がり出しました。
アスファルトの道端だと葉がみじめに乾いて冴えないときもあるのに、畦道で養分いっぱいのこのネズミくんはいかにも健康優良児でした。

<補注> 在来のミミナグサを収録しました。(2022年4月18日

過去のきょう 2011 セイバンモロコシ 2010 ヒース・バンクシア 2009 クロチク 2008 ケンポナシ 2007 ラナンキュラス 2006 ヤマノイモ 2005 ギンヨウアカシア

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3月1日(木) ネコヤナギ

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びっくりしたけど惜しかったのはきのうの「大雪」です。あれがきょうだったら、「春の雪」なんて気取れたのに、「冬の雪」ではおもしろくもなんとも…。
びっくりしたけど安心したのはきのうの「なでしこ」です。いまどき、中学生の試合だってあんなピッチでやるか…みたいな場所で、だーれもいない土手を背景に、ボールを蹴る音がしっかり聞こえる中継に感動です。それでも結果はちゃんと勝ちで、サポーターがわんわん応援してくれてもみじめな結果の男とは大違い!
などとニュースブログごっこできるのは、きょうの出し物がおなじみさんだから。とくに説明がいらなくても、いままで撮ったことがなかった、赤い帽子を脱ぎ捨て中の場面を収録できました。ムギューッと抜け出してくる銀色の毛の輝きが美しく、その毛と芯の深紅の対比もまたため息を誘います。

<既収録のネコヤナギ・赤帽脱ぎ捨て過程> ☆ 赤帽まだあり ☆ 赤帽ちょい残り ☆ 赤帽もうなし

過去のきょう 2011 ヒガンバナ 2010 シラヌヒ 2009 フチベニベンケイ(カネノナルキ) 2008 カリン 2007 アリアケスミレ 2006 リキュウバイ 2005 フキ(ふきのとう)

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