3月22日(木) ヤマアイ(雄花)
ほかの草木は無視してヤマアイだけ追いかけたとしても、その生態を理解するにはたぶん何年もかかりそうです。たまたま見つけたときだけ、「あれれ?」と首を傾げる程度では、この小さな草の不思議はいつまでも解明できそうにありません。
悩んでいるのは花の雌雄のことで、今回見つけた大きな群落に咲いていたのは、すべてこの雄花だったのです。いや、「すべて」とはずいぶん思い上がった表現で、正確には「自分でキョロキョロした範囲で、自分の眼力で」ということです。
07年には雄花だけ、09年には雌花だけ、そして今年はまた雄花だけの群落に遭遇してしまいました。いまどき、高校だってみんな共学になっているのに、ヤマアイの男女はどうしてこうも厳格に分離されてしまうのでしょう。
考えられるのは、雌雄開花のタイミングがズレるのではないかということです。しかし、一つの株に雌雄が混在している写真もよそで見かけます。
さて、そんなラッキーなシーンを自分もいつか見たいもの…などと欲を出すよりも、まずは同じ場所のヤマアイが雌雄の咲き分けをするものかどうか(注)、ヤマアイに山ほどの愛を注ぐことが求められていそうです。
悩んでいるのは花の雌雄のことで、今回見つけた大きな群落に咲いていたのは、すべてこの雄花だったのです。いや、「すべて」とはずいぶん思い上がった表現で、正確には「自分でキョロキョロした範囲で、自分の眼力で」ということです。
07年には雄花だけ、09年には雌花だけ、そして今年はまた雄花だけの群落に遭遇してしまいました。いまどき、高校だってみんな共学になっているのに、ヤマアイの男女はどうしてこうも厳格に分離されてしまうのでしょう。
考えられるのは、雌雄開花のタイミングがズレるのではないかということです。しかし、一つの株に雌雄が混在している写真もよそで見かけます。
さて、そんなラッキーなシーンを自分もいつか見たいもの…などと欲を出すよりも、まずは同じ場所のヤマアイが雌雄の咲き分けをするものかどうか(注)、ヤマアイに山ほどの愛を注ぐことが求められていそうです。
<補注> 同じ群落のなかに雌雄の株が混在すること、そして雌株に雄花がつく現象は3年後に確認することができました。(2015年2月)
過去のきょう 2011 アカシデ 2010 パンノキ 2009 ヤドリギ 2008 ミニアイリス 2007 タアツァイ 2006 コノテガシワ 2005 ダンコウバイ
| 固定リンク
コメント