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2月29日(水) エピデンドラム・ラディカンス(洋ラン)

120229epidendrum飛び出した唇弁が火の鳥のように…もう少し大きな花だったら、本当にそう見えるかもしれません。残念ながら、この火の鳥さんの翼は、端から端まで1㎝ほどなので、こうやって写真にしてみて、初めてそんな見立てができました。
120229epidendrum2一つの花にグッと迫ってみた様子がこちらです。
肉眼でこのパーツを見たときに思い出したのはサギソウです。ただサギソウが呼び寄せたいのは虫だろうし、エピデンドラムも蟻を集めるという話があるので、どうも両者の擬態(だとすれば)は無駄ではないかと思うのです。
世のなかに無駄なものなどない…のが定説ならば、さてこれらの派手ハデしい装いはいったいなんの役に立っているのやら。「アハハ、あなたたちの目を惹きつけるためですよ」…なんて冗談は言いっこなしですよ、火の鳥さん。

<補注> 以前、単に「エピデンドラム」としていた種類も、今回のものと同じ構造(花色違い)なのでエピデンドラム・ラディカンス系と判断し、タイトルを修正しました。

2004年の4月から始めたこのブログ、うるう年は今年が二度目の経験です! 2008年のきょうフヨウ

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2月28日(火) ラカンマキ

120228rakanmaki槇の実はおいしいよぉ」と喜んでいるうちは脳天気でよかったのに、また一つ、謎を背負ってしまいました。あのコケシの胴体部分、赤い可食部分はいったいどこに消えたのか、干からびた先端の種部分だけが枝に残っていました。
種には触らずに果肉だけを食べるような器用な鳥はいないはずです。だいたいが、あの赤い部分を囓ったら、その先の種は枝からとれてしまいます。
120228rakanmaki_miでは、自然に枯れて果肉部分が消滅したのだとすると、寸法が合いません。「おいしい」ときは長さが1.5㎝はありました。上の写真でわかるように、残骸の果肉があった部分の長さはほんの3㎜程度しかなくなっています。
さらに、今にして思えば、あの果肉がおいしい時期というのは、種は青くて未熟で、果肉目当ての鳥に食べられても困りそうでした。さても、あの赤い「ニューフルーツ」にはいったいどんな役目があり、ぜんたいどこへかき消えてしまったのか、秋から冬には、ときどきまたこの木の様子を見張らなくてはなりません。

ラカンマキの花> <ラカンマキの実

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2月27日(月) オオフサモ

120227oohusamo田んぼの脇を流れる用水の水面で、妙に瑞々しい色が揺れていました。水面に出ている若緑の房は葉の塊で、ピンポン球と同じくらいの大きさです。
土手を降りてマジマジと見ると、一枚一枚の葉が鳥の羽のようで、それが5~6枚ずつ輪生しています。このところ、日に日に寒さは和らいできたとは言え、まだまだ冷たい流れのなかで、恐れ入った元気さの水草です。
なるほど、これ、オオフサモという外来種で、やたら増えすぎて有害雑草とされているものでした。どうりで元気なわけです。パロットフェザー(オウムの羽)なんていう別名があるくらいで、見る分にはとても美しいんですけどねえ…。

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2月26日(日) スギ

120226sugi今年は寒波のせいでスギ花粉の出が遅いのだそうです。その寒波が去ると、押さえ込まれていた大量の花粉が一気に飛び散るかも…という恐ろしい予報もあるので、症状のある人は防衛策をしっかりと準備した方がよさそうです。
そんな雄花が花粉を飛ばすさまはだいぶ前に載せました。そのとき、雌花(前年の雌花の残骸)は「ついで扱い」だったので、きょうは堂々の主役をはってもらいます。と言いつつ、本当は今年の若い雌花を撮りたかったのですが、やはり寒波のせいか、まだまだそれは見分けにくい状態(写真右側にひっそり)でした。

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2月25日(土) シクラメン

120225cyclamen12月に買い求めたシクラメンが、ほぼ花を終わらせたので、さてどこでご休養願おうかと眺め回したら、おや~、こりゃまたいったいなんでしょう。蕾だったらもっとホッソリして、しかも赤み(この鉢は深紅の花でした)がさしていたはずです。
球状物体の先端からはシベの痕跡らしい糸が飛び出しているので、どうやら種のようです。調べたら、茎がクルンと折れ曲がるクセは、たしかに結実した印でした。この種から次の世代を育てる人が意外といるようです。シクラメンは鉢で買うものだとばかり思っていたワタシは、いたく反省して、この種を大事に見守っています。

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2月24日(金) モミジイチゴ

120224momijiitigoモミジイチゴの「モミジ」は葉の形に由来するのですから、芽もまだ十分に膨らんでいないこんな枝を写して、いったいなんと言い訳する気でしょう。じつは、葉も花も実も、それぞれがかなり似た感じのカジイチゴと決定的に違うところを見つけたので、これは大事な証拠写真なのです。
二つの相違点、それは葉の展開時期なのです。カジイチゴの若葉は、先月末にここに載せました。寒さがまだ厳しいなか、地面からいきなり葉が開き出しています。
あれに比べると、モミジイチゴの方はこんな調子で、来月にならないとそのかわいい葉を見せてくれません。似た者同士のくせに、「ボク、カジくんとは違うんだもんねー」と言い張っているようなジグザグ枝がなんともユーモラスです。

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2月23日(木) ヒトツバ

120223hitotuba先日、クリハランを取り上げたときに、比較のためにこれをすぐ掲載したかったのですが、あれからもう10日も経ってしまいました。時間の流れを早く感じるようになるのは老化の証拠だというのが本当なら、むむ、ヤバイです(笑)。
おっと、話題はヒトツバとクリハランのことで、両者の葉の構成と形がよく似ているというのは一目瞭然です。地面からスッとのびた葉柄に、単純至極な披針形の葉が一枚でおしまい…花も実もない人生(涙)です。
ただ、こちら(ヒトツバ)の葉は硬くて分厚く、かろうじて陽を透かした葉も写っているものの、クリハランの透明感とは比較になりません。また、胞子嚢をつける葉とそれがない葉が別々なこともヒトツバの特徴です。
120223hitotuba_haura1枚目の写真では、透けているものを中心に胞子嚢のない葉(栄養葉)が何枚かあり、それとは違って裏が茶色い胞子葉も散在しています。その両方の葉裏を並べたのが2枚目写真で、これを見ればどうやってもクリハランと間違うことはありません。

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2月22日(水) ヒメシャラ

120222himesyara先日のシラカンバとほぼ同じ状況(天候・時間・撮影方角)で撮った一枚です。両者を比べると、シラカンバの肌の白さが再確認できる一方で、ヒメシャラのこのすべすべした赤褐色もまたとりわけ目立つ姿であることがよくわかります。
この木肌がとてもよく滑るので、別名をサルスベリというそうですが、それでは本当のサルスベリ(百日紅)の立つ瀬がありません。あげくに、リョウブのこともサルスベリと呼ぶことがあると聞くと、お猿さんに実験台になってもらい、三つの木の滑り具合テストをやらなくては収まりがつかんなぁ!と義憤に燃えてしまいます。

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2月21日(火) コハコベ

120221hakobeなんだかゴチャゴチャした写真です。春来るらしの定番品、ホトケノザオオイヌノフグリに、今年は秋のうちから親しんできたヤハズエンドウ(カラスノエンドウ)も葉っぱだけ加わり(画面左側)、テントウ虫まで友情出演してくれました。
さて、こんなに盛りだくさんの出演者のなかから、きょうの主役としたのはコハコベ(画面中央上)です。花を開ききるにはまだ寒そうでしたが、こういう柔らかな草が萌えだしてくると、いかにも春はそこまでに思えます。
冬の凛とした空気も嫌いではないけれど、やっぱりうらうらとした春の日の野歩きにはかないません。春よ来い、早~く来い、みいちゃんだけじゃなく、赤い鼻緒のじょじょもないくせに、オジサンだって春を待ってます。

2011年のきょうキツネノカミソリ> 2010年のきょうフラサバソウ> 2009年のきょうキヅタ> 2008年のきょうユキワリイチゲ> 2007年のきょうヒメイタビ> 2006年のきょうナギイカダ> 2005年のきょうクロッカス

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2月20日(月) ウラジロガシ

120220urajirogasi風の強い日は被写体が揺れて困るのですが、災いは転じることもあるという見本がこの写真です。いつもは見苦しい拙の手が登場する場面で、労せずしてウラジロガシが自分の名前の由来を披露してくれました。
左側で水平に裏返っている葉など、奥とのコントラストのおかげで、ウラジロガシの葉の特徴である大きめの鋸歯がはっきり見えます。
そう言えば、風の強い日、女性のスカートが翻るたびに心がザワついた若き日々がありました。そんな煩悩から解き放たれ、いまや木の葉がめくれ上がったと言って喜んでいるのだから笑ってしまいます。いえいえ、ヒラリとした瞬間には、まだすかさず反応してしまうのだから、三つ子の魂なんとやら…ということなのでしょうか。

2011年のきょうヒメムカシヨモギ> 2010年のきょうユーカリノキ> 2009年のきょうショカツサイ(ムラサキハナナ)> 2008年のきょうウグイスカグラ> 2007年のきょうエリカ・ファイヤーヒース> 2006年のきょうナニワズ> 2005年のきょうイチゴノキ

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番外編 : たられば

120219tararebaもしこれが雀ではなくて鶯だったら…、蕾ではなくて梅が咲いていれば…、こんなに無残に選定された食用梅の木ではなく、枝振りのいい古木だったら…、鳥は雀でいいから、背中合わせではなく、せめて向き合ってくれていれば…、たられば・たられば…といくつでも愚痴が出そうです。
要は不運を凝縮したような写真なのですが、これって逆に「梅に鶯」のパロディだと思えば、かなり面白い写真が撮れたことになります。おお、これぞ逆転の発想! と思おうとしたものの、やっぱり駄作は駄作で、これぞ「たられば写真!」なのでした。

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2月19日(日) エビモ

120219ebimo水族館土産をもう一枚です。写真がボケていることは、ウチのモニターで見て気づきました。展示室が暗いので手ぶれしているのか、水槽のガラス越しのためにオートフォーカスがうまく機能しないのか、次に水族館に行ったときの注意点です。
写真の見苦しさは脇に置くと、被写体はエビモです。縮れた葉がチャームポイントですが、外来の嫌われ者という側面もあるそうです。観賞用に求めた場合、見飽きても川や湖沼・用水に放すことは慎まなくてはいけません。
夏に殖芽を作る水草はこの種類だけだそうだし、花期も夏なので、撮影の再挑戦も兼ねて、今度は汗を拭きながらここに来ようかと思います。

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2月18日(土) シラカンバ

120218sirakanba枯れ葉一枚さえ残らない(いえ、何枚も写ってます・笑)、いかにも冬ゥ~という写真を載せておくのも、草木ブログの趣旨からして大切なことかと思いまして(苦しい言い訳です)、そこで被写体として選んだのは、やはりこれでした。
この木があるだけで、なぜか周りが高級別荘地に見えてしまう(かなり個人的感想です)という不思議な効果を持つ木です。
それにしても、こんな時期だけこの木を写すのはかわいそうではないかと自問してみたら、なんの、しっかり花まで撮影したことがあって安心しました。

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2月17日(金) セキショウモ

120217sekisyoumoときどき、この草で覆われた水路を見かけます。なんの変哲もない真っ直ぐ&平べったい葉がユラユラと揺らぐだけで、その素っ気なさが逆に特徴かと思いつつ、自分のなかでは名無しの権兵衛さんのままでした。
そんな積年の失礼が、ひょんなことで迷い込んだ水族館で解決しました。主役のお魚さんには目もくれず、セキショウモという名札にニンマリです。
おっと、この名前の由来は、あの菖蒲に似たセキショウのはず…。これがなかなか撮影できないでいることを思い出しました。代わりに、同じくセキショウに名を借りたニワゼキショウにリンクさせておきますが、このニワゼキショウ、あまりにも本家とサイズが違いすぎ、かえってセキショウのイメージを狂わせてくれるのが難点です。

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2月16日(木) キリ

120216kiriここを通るたび、この木に挨拶するようになりました。拳でノックすると、コンコーンと、じつに軽やかな響きで応えてくれます。
近くにあるヤマザクラやゴンズイやアカシデ、なんでもかんでも叩いてみるのですが、ゴンゴンとかゴツゴツとか、みんな愛想が悪いのです。それなのに、このキリの木だけが、コンコーンと明るくご機嫌そうな声を聞かせてくれます。「おはよ~、あんたまた来たのぉ~」と笑ってくれているみたいです。
直径がまだ20㎝少々の若木なのですが、さてこれがどのくらいの太さになるまでここに通えるものでしょう。「あんた、このごろヨタヨタしてるねぇ」と言われないように、足腰をしっかり鍛えておかなければなりません。

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2月15日(水) シライトソウ

120215siraitosou白糸という形容は、じつはこの時期の姿をとらえたものではあるまいか…と思ったほどに、脱色しきった茎が意外な丈夫さで寒風に揺れていました。
先日載せたシモバシラの茎がかなり無残に千切れていたのとは好対照です。シモバシラと違って、シライトソウの茎にはなんの芸もありませんが、ただただ慎ましやかに余生を過ごし、後生(こうせい)を待つ姿もまた美しいものです。

<花の姿> その1 その2 その3

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2月14日(火) カラマツ

120214karamatu1この写真をいろいろ加工してみて、なんとかこの松ぼっくりをバラの花に見せようとしたのですが、それはちょっとムリでした。でも、このまま捨て置くにはなんとももったいなく、リースにするとか壺に挿すとかしてみたくなります。
120214karamatu2上を見上げると、これはまた見事な実のつき方でした。若葉が萌え出すときも、それが黄色く染まったときも、カラマツの眺めは美しいのですが、冬にまでこんなサービス精神があったとは、ますますこの木が好きになりました。

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2月13日(月) クリハラン

120213kuriharan主脈の両側に行儀良く並んだ胞子嚢がきれいです。今回撮ったものはたまたま片側1列ですが、生長時期や場所の違いで、これが複数列のときもあります。
地上に出るのが茎ではなく葉柄なので、葉が一枚一枚、土から出ているように見えます。そんな変わった構造の仲間(ウラボシ科同士)にヒトツバがありますが、両者の見分けに悩むことはありません。
ヒトツバの胞子嚢は葉裏全体をびっしり埋めるという違いもありますが、それを確かめるために葉を裏返すまでもなく、二つの葉の質がまるで別だからです。ほとんど光を透かさないほど分厚い革質のヒトツバに対し、このクリハランを撮るときはつい逆光を狙ってしまうほど薄くて艶やかなのです。葉身が30㎝以上もあるので、本物よりはずいぶん大柄ですが、見るたび、本当にの葉だと感心します。

2011年のきょうオウギバショウ(タビビトノキ)> 2010年のきょうドンベヤ・ワリッキー> 2009年のきょうマツザカシダ> 2008年のきょうカマツカ> 2007年のきょうアブラナ> 2006年のきょうネコヤナギ> 2005年のきょうユキヤナギ

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2月12日(日) ヤマコウバシ

120212yamakoubasi受験生とは違って、滑っても転んでもかまわないくせに、どうにもこのヤマコウバシ(葉が落ちない=受験のお守り)が気に入ってしまいました。なにせこんな色になった葉をつけたままですから、今の時期、とても目立ちます。
ただ、そんな枯れ色だけではなくて、なにか色みが出てきたなぁと思ったら、赤い葉芽でした。4月には、この鱗片を落として白く膨らんだシーンを撮っています。

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2月11日(土) トキワナズナ(宿根イベリス)

120211iberis「もうちょっと待ってくれれば、本来の華やかな姿を披露できたのに、これじゃあまるで寝起きのスッピンじゃないのよ!」とイベリス嬢は怒っているはずです。でも、花の姿に飢えたはた衛門に見つかったのが不運とあきらめてください。
このお嬢様、フルネームはイベリス・センペルウイレンスといいます。記憶にはやや不適なお名前なので、トキワナズナとか宿根イベリスと呼ぶ人が多いようです。
あと3カ月もすれば、あちこちの花壇を白いカーペットのように覆うことでしょう。

<補注> トキワナズナという和名はヒナソウにも使われるので、注意が必要です。

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2月10日(金) イヌツゲ

120210inutuge1「お、イヌツゲの実かァ、どれどれ」と伸ばしかけた手に、大脳新皮質から停止命令が発せられました。「イヌツゲの実は真っ黒だったでしょ。前にマズイ思いをしているじゃないの」…そうそう、イヌツゲの実はこんな緑色で大きくはありません。
120210inutuge2枝振りを見渡すと、正真正銘の実がありました。これこれ、これが苦いのです。そして、緑色球状物体の進化形もそばに存在していました。
120210inutuge3かなりの硬さのものを爪で割ってみると、やっぱり虫こぶでした。オーナーはイヌツゲタマバエさんだそうで、この穴には幼虫がいるはずです。しかし、たぶん美人さんじゃないと思うので、面会は控えておきました。
120210inutuge4初夏に住人が巣立ったあとの虫こぶも落ちずに残っていました。月面クレーターのような脱出口がヒョットコ面にも見えて、ユーモラスな姿です。

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2月9日(木) クズ

120209kuzu自分で瓢箪型のオブジェを作ってしまう蔓もすごいけれど、やっぱりこの豆の毛深さには圧倒されます。こんな猛々しい精力があるからこそ、葛根湯には風邪を追い払う力があるのでしょう。
などと書いてきたら、あれ、もう2年近く、葛根湯のお世話になっていません。もちろん通院もなしです。喉から風邪を引きやすいタチで、葛根湯にはいつもお世話になりました。別に病気が好きなわけではありませんが、ちょっとさびしい気がします。

<補注> 花のあと、豆がまだ青いときの姿はこちらです。

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2月8日(水) ナツハゼ

120208natuhazeこのように見事な稔りのナツハゼを、なぜ鳥さんたちが放置しておくのか、不思議でなりません。完熟どきのおいしさは保証書つきなのに、そんな食べ頃はとうに過ぎてしまい、もう干しぶどう状態です。
試しにガバッといただいてみました。見かけだけではなく、本当に干しぶどうと同じ食感です。さらに味はぶどうよりも濃くて、種も気になりません。高級ドライフルーツとして売り出したいくらいです。
120208sansyuyuこちらはサンシュユの実です。これも、ひと月前から成り行きを心配していたのに、もはや完全に干からびてしまいました。味見してみると、あららァ、こちらは味が抜けてしまっていて、もう鑑賞の役にしか立ちません。
ハタザクラの実なんかだと、ずっと見張っていたように完熟どきを狙って食べるくせに、たいして食べ物がないはずの季節にこんな仕業をするのが納得いきません。鳥さんたち、なにが気に入らないのか、教えてくださーい。

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2月7日(火) アシボソ

120207asiboso目の前の丘が、一瞬、雪原に見えました。吹きすさぶ北風になぶられて、枯れ切ったアシボソが銀色の波を揺らします。
この波に見とれながら、アシボソについての認識を改めました。こんなに枯れていなくてまだ緑みどりしている時期、この草の存在感はかなり希薄なのです。去年ようやくなんとか写真にできたくらいで、見つけにくく撮りにくいイメージの草でした。
そんな不見識なオジサンを驚かそうとしたみたいに、ユラユラ、ワサ~!と銀の波は寄せては返し、煌めき続けているのでした。

2011年のきょうコセンダングサ> 2010年のきょうロドデンドロン・クリスティアナエ> 2009年のきょうネモフィラ・スノーストーム> 2008年のきょうビワ> 2007年のきょうヤブソテツ> 2006年のきょうボケ> 2005年のきょうフクジュソウ

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2月6日(月) ハルサザンカ(銀竜)

120206harusazankaふつうのサザンカだと、早いものは10月には咲き出し、寒が極まる今ごろ、株下を花びらで埋めて花を終えます。そんな前走者に「お疲れさん」と声をかけながら襷(たすき)を受け取るのがハルサザンカです。
暮れのうちにポツポツ綻んでいたのが、そろそろきれいに咲きそろってきました。新春から桜のころまで楽しめる、まさに「春」サザンカです。
そして、写真の品種は名前を「銀竜」といいます。枝に花が連なって竜のように見えるには早すぎたようですが、辰年にこれを掲載できるとは、いい出会いでした。

2011年のきょうジュズダマ> 2010年のきょうアイグロマツ> 2009年のきょうヒメシノ(コクマザサ)> 2008年のきょうシュロ(ワジュロ)> 2007年のきょうヤバイ> 2006年のきょうアリドオシ(実つき)> 2005年のきょうサンシュユ

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2月5日(日) エビネ

120205ebine春に咲いた花が終わってから今まで、いったいエビネの葉がどうしていたのか、不覚にも観察していませんでした。夏から秋まで、ほかの草や低木の葉が茂った陰になり、エビネの葉のことを見失っていたのです。
それらの邪魔者が枯れ果て、頭上を覆っていた雑木も太陽を素通しするようになったら、なんとまあ、この葉は8カ月以上も青さを保っていて、しぶとく「我が世の春」を満喫しているのでした。どうやらエビネの葉は春までこんな様子であり、開花に先だって次世代の葉が芽吹くまで、きっちり1年間「勤務」するようです。
こういう働き者のパートナーの努力に応えようとするからこそ、エビネの花はあんなに美しく咲くのでしょう。

2011年のきょうチューリップ> 2010年のきょうウラジロモミ> 2009年のきょうヒメアスナロ> 2008年のきょうスイカズラ> 2007年のきょうマンゲツロウバイ> 2006年のきょうアリドオシ> 2005年のきょうギンモクセイ

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2月4日(土) クチナシ

120204kutinasi遠目には、なにか季節外れに花が咲いているのかと思うほど、この朱色は目立ちました。近づいて、花でなかったことには少しガッカリしたものの、そのみごとな稔り具合と、頭から突き出たツノの愉快な姿が頬を弛ませてくれました。
さて、「触る・口に入れる」が大好きなはた衛門ですが、この実をつまむことはいたしません。ずっと前、これをつぶした指がヨードチンキ色に染まってしまい、それがとれずに二・三日は恥ずかしい思いをしたからです。もちろん、クチナシの実は食紅に使うくらいで口に入れるのは無害です。よし、指でつかまず、直接口で囓れば…ハハ、真っ赤な口になって、近所の子を脅かしてやりましょうか。

<補注> クチナシの花はこちらです。

2011年のきょうマンサク> 2010年のきょうチュウテンカク(沖天閣:ユーフォルビア・インゲンス)> 2009年のきょうヒメノキシノブ> 2008年のきょうニシキマンサク> 2007年のきょうハカタシダ> 2006年のきょうコウヤボウキ> 2005年のきょうオウバイ

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2月3日(金) タアツァイ(ちぢみゆきな)

120203tidimiyukina買い物から帰った家人が、テーブルの上に円盤みたいなものを置きました。包装のセロハンのなかは濃い緑色です。久しぶりに見るこれは!
そう、5年ほど前、近くの畑で見つけたタアツァイです。原産地の中国から導入・育成した宮城県がこの品種につけた名は「ちぢみゆきな」…葉が反物の縮みを思わせるし、単純に草丈が縮んでいることもあるし、両方の意味がありそうです。
120203tidimiyukina2春になればふつうにのびだす茎も、今はどれだけ寸詰まりかというと、ひと株に見えたセロハンの中身は3株重なっているのでした。
売り場の野菜をここに載せるのはやや反則なのですが、野外撮影対象に窮する厳冬期ではあるし、宮城県ガンバレの気持ちも込めて掲載することにしました。
さて、タアツァイの基本メニューは油炒めなのですが、ウチは初日が鍋に入り、翌日はクリームシチューの具になりました。ただ、調理担当者に聞こえると怖いので声は小さめになりますが、煮て柔らかくなると持ち味は薄れる気がします。やはり油との相性がいいので、ベーコン炒めがお勧めでしょうか。

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2月2日(木) ウメ(八重寒紅)

120202kankoubaiようやく梅が咲き出しました。早い年は暮れのうちから梅の花(品種不明)を見かけたときもあったので、今年の遅さは、もしかして地球の温暖化に歯止めがかかったせいかと糠喜びをしてしまいます(寒くてかないませんが)。
写真の梅は前にも取り上げたことのある「八重寒紅」で、4年前には同じ品種の開花報告を1月15日にしています。撮影場所が違うし、厳密な開花観察をしたわけではないのであくまで個人的感想ですが、この冬がやけに寒いのは、決して自分が歳をとったせいではなく(強調!)、梅だって今年は寒がっていると思うのです。

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番外編 : どなたの落とし物?

120201unkoきょうのムサシアブミも地面に横たわっていた「もの」ではありますが、別の道にはこんな「もの」も置き去りにされていました(見苦しさはご勘弁です)。
太めのウインナほどの太さでひねり出されたその物体はかなりの嵩(かさ)があり、鳥とか小動物(リスや兎)のものとは考えられません。かと言って、その内容物を見る限り、不心得な人間がこらえきれずに道にしゃがんだものとも思えません。
驚いたのは、殻のままの銀杏がたくさん排泄されていたことです。あの果肉の強烈な臭いは誰を誘うものなのか、皆目見当がつかなかったのに、こうして種は素通しにして果肉だけを食べる動物がいることがわかりました。タデ食う虫どころか、銀杏(の果肉)を大量に食うヤツがいるなんて、世のなかは本当に広いものです。

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2月1日(水) ムサシアブミ

120201musasiabumi枯れ葉の積もった地面に、異様に赤い物体がコロリ。子供がゴムボールでも置き去りにしたのかと思って近づいたら、その表面はブツブツとイボ状でした。茎が寒さでとろけてしまうと、ムサシアブミの実はこうして地面に横たわるのです。
鳥や動物たちが尻込みして運んでくれない風体であれば、こうして自分の背丈分だけ横に移動して次の世代を発芽させるのでしょう。カタクリとかカンアオイとか、こういう地道な路線の草たちには、つい声援を送りたくなります。

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