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2月5日(日) エビネ

120205ebine
去年の春に咲いた花が終わってからいままで、いったいエビネの葉がどうしていたのか、不覚にも観察していませんでした。夏から秋まで、ほかの草や低木の葉が繁った陰になり、エビネの葉のことを見失っていた(注)のです。
それらの邪魔者が枯れ果て、頭上を覆っていた雑木も太陽を素通しするようになったら、なんとまあ、この葉は8カ月以上も青さを保っていて、しぶとく「我が世の春」を満喫しているのでした。どうやらエビネの葉は春までこんな様子であり、開花に先だって次世代の葉が芽吹くまで、きっちり1年間「勤務」するようです。
こういう働き者のパートナーの努力に応えようとするからこそ、エビネの花はあんなに美しく咲くのでしょう。

<補注> 秋のさなかも、エビネの葉は真面目に光合成しているのを確認しました。(2013年9月7日

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コメント

我が家のエビネの葉は、12月末?に切ってしまっていて根本がちょこっと残っていました。冬の庭です。

投稿: zenpeichan | 2012-02-05 13:16

zenpeichanさんへ:
えっ、そんな邪険な扱いをしてもよく咲いてくれるとは、
さすがにお手入れが違いますね。
自然のものだと、新芽が出るまでこの葉が光合成の
ラストスパートをしているんでしょうね。
歯をくいしばって次の走者に襷を渡そうとする
駅伝のランナーを思い浮かべてしまいます。

投稿: はた衛門 | 2012-02-06 06:15

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