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2月28日(火) ラカンマキ

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槇の実はおいしいよぉ」と喜んでいるうちは脳天気でよかったのに、また一つ、謎を背負ってしまいました。あのコケシの胴体部分、赤い可食部分はいったいどこに消えたのか、干からびた先端の種部分だけが枝に残っていました。
種には触らずに果肉だけを食べるような器用な鳥はいないはずです。と言うよりも、あの赤い部分を囓ったら、その先の種は枝からとれてしまいます。
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では、自然に枯れて果肉部分が消滅したのだとすると、寸法が合いません。「おいしい」ときは長さが1.5㎝はありました。上の写真でわかるように、残骸の果肉があった部分の長さはほんの3㎜程度しかなくなっています。
さらに、いまにして思えば、あの果肉がおいしい時期というのは、種は青くて未熟で、果肉目当ての鳥に食べられても困りそうでした。さても、あの赤い「ニューフルーツ」にはいったいどんな役目があり、ぜんたいどこへかき消えてしまったのか、秋から冬には、ときどきまたこの木の様子を見張らなくてはなりません。

<補注1> おいしい時期のラカンマキの実はこちら、雌花・雄花の様子はこちらです。
<補注2> 2021年はマキ類の実が豊作でした。(2021年8月22日

過去のきょう 2011 オニシバリ 2010 ナギ 2009 セリバオウレン 2008 シシガシラ(寒椿) 2007 ブロッコリー 2006 ヤブラン 2005 シモバシラ

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