« 1月9日(月) ハナカイドウ | トップページ | 対比編 : サルトリイバラの実の色 »

1月10日(火) バンダ

120110vanda
パンダ(Panda)ではなくバンダです。バンダ(Vanda=学名)は属名で、このスカーレット色の花の品種を特定するものではありません。
むしろ、バンダの基本色は薄い紫(やピンク)からかなり濃い紫までの紫系のように見受けます。フィリピン周辺の温暖地で樹上に着生するそうで、温度・湿度管理がかなりデリケートなため、個人で育てるには難度が高そうです。
なお、ヒスイランという別名があるようでも、この名前は紛らわしく、花弁が翡翠色(緑)のプヤ・アルペストリス(パイナップル科)が別に存在します。これは「幻の花」だそうで、ここに登場するのはいつになるか(注2)わかりません。そして、それまでこのことを覚えていられるかはもっと定かではありません。

<補注1> 花弁が翡翠色(緑)で「やや幻の花」と言えるラケナリア・ビリディフロラを収録しました。(2019年1月29日
<補注2> 「幻の花」・プヤ・アルペストリスを収録しました。(2023年6月15日

過去のきょう 2011 ブータンルリマツリ 2010 カゴノキ 2009 チャボタイゲキ 2008 ツバキ(詳細不明) 2007 トウガラシ(ゴシキトウガラシ) 2006 シバザクラ 2005 ダイコン

|

« 1月9日(月) ハナカイドウ | トップページ | 対比編 : サルトリイバラの実の色 »

コメント

はた衛門さん、おはようございます。
かわいいスカーレット色のバンダちゃんには申し訳ないのですが、
これは、プヤ・ベルテロニアナ(注)を探さないと!と
見てまいりました。
大阪市立大学付属植物園で2006年の6月に咲いていました。
きっともうご覧になっておられると思いますが、ほんとうに翡翠のような。
6年ぶりの開花とありました。
ということは次は今年ではないですか。すごい!
今日の記事は6月の伏線!

注:プヤ・ベルテロニアナ(Puya berteroniana)の種小名はalpestrisに変更されています。(2023年はた衛門記)

投稿: ブリ | 2012-01-10 07:50

ブリさんへ:
ぐぐ、6月に大阪に行かねばならぬですか、ワタシ!?(涙)。
こりゃー、ブリさんにお任せします。
撮影、よろしくお願いいたします!!

投稿: はた衛門 | 2012-01-11 08:00

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 1月9日(月) ハナカイドウ | トップページ | 対比編 : サルトリイバラの実の色 »