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12月31日(土) シシバタニワタリ

111231sisibataniwatari綱渡りだった一年の締めくくりはタニワタリ…などというダジャレは不謹慎!とお叱りを受けそうな息苦しい年でした。しかし、どんなときでも笑顔は元気のもとです。オヤジギャグにも寒がらず、明るくニッコリ微笑みましょう!
シシバ(獅子葉)という冠も、獅子奮迅ではないけれど、なんとなく躍動感を覚えて元気が出ます。もちろん、その名前のもとになったこの造形は、創造の女神が依怙贔屓しすぎたのでは妬ましく思うほどです。
もっとも、獅子ではないタニワタリも美しさではひけをとらず、こういう植物が本当に谷を埋め尽くした(谷渡り)景色をいつか目にしたいものです。

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12月30日(金) ミカイドウ

111230mikaidou1春先によく見かける濃いピンクの花があります。豪華なくせにうつむいて咲くあの花を、自分は単に「海棠(かいどう)」と呼んでいました。ところが、少し知恵がついて、あれは正しくはハナカイドウで、別にミカイドウというのがあることを知りました。
111230mikaidou2花はきれいでも実をつけない<注>ハナカイドウに対し、ミカイドウはこうしてヒメリンゴと間違えそうな実をつけます。小さすぎて食べるのはかわいそうになりますが、味はしっかりと林檎です。
八重の花を重そうにうつむけるハナカイドウに比べ、一重で色も薄いミカイドウの花は横向きや上向きにつきます。とは言うものの、ヒメリンゴズミとは花も実もかなり紛らわしくて、いつかしっかり比較して整理しなくてはいけません。とりあえずきょうのところは「ミカイドウ、おいしかったァ」というレポートです。

<注・追記> 「実をつけないハナカイドウ」としたのは誤りでした。正しくは、「小さくて味わうにはわびしいが、多少は結実する」ことが判明しました。(2012年1月9日

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12月29日(木) アオネカズラ

111229aonekazura冬にもかかわらず、赤(おととい:球根ベゴニア)・紫(きのう:バラ)とカラフルに続いたので、調子に乗ってきょうは青といきます。もっとも、「碧」の字を「あお」とも「みどり」とも読む我が国ではこの二色は渾然一体で、このシダは根の「緑」色が面白がられるのに、名前は「アオ」ネです。
しかし、色はともかく、ほかのシダ類の根もこんなに太くて頑丈そうなのか、ちょっと驚きます。そういえばシノブの根茎も、まるで猫の尻尾のように立派でした。
さらに、アオネカズラの葉は夏に枯れて冬に茂るという反骨ぶりです。シダという地味な存在のわりには、葉といい根といい、自己主張の強さが際立ちます。

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12月28日(水) バラ(シャルル・ド・ゴール)

111228de_gaulleきのう触れた「偉大な」指導者はちょっと怪しいお人でしたが、このバラに名前を残したフランスの元大統領は、ホンモノでした。ドイツ占領下の祖国を開放したヒーローであり、その後は独裁的とも評された強い姿勢で戦後の祖国繁栄を支えました。
彼が亡くなって4年後(1974)に作出されたこのバラは、今でも青系バラの代表だといいます。バラには興味が薄くても、どっしりした存在感とエレガントさを両立させたこの花にはグイッと心をつかまれてしまいました。

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12月27日(火) 球根ベゴニア

111227kyuukonbegonia_b先日急死なさった某国の「偉大な」指導者がお好きだった球根ベゴニアです。ご自分の名前を冠した品種があるというし、TVで見た柩の横にたくさん並んでいたのもこんな真っ赤なものだったし、もしこれがそうだったらヤバいなあ(笑)。
などと、球根ベゴニアにとっては迷惑な話です。ただ、やはり本来のベゴニアの楚々とした風情を投げ捨てたからには、まとわりつく虫も多いわけで、身から出た錆というか、自業自得というか、因果応報というか、…。
温室でぬくぬくと育てられているのも「いかがなものか」で、そう言えば、軍事や語学・パソの「天才」と唱われているあの三男坊も、いかにも温室育ちのお顔でした。

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12月26日(月) ワイヤープランツ

111226wireplants園芸店でよく見かけるし、近所でもこれを鉢植えにしている人がいます。ただ、これはそんな鉢ものと違って公園の露地植えで、このまま冬を越すようです。蔓が針金のように丈夫なだけでなく、性質も丈夫と見ました。
ワイヤープランツという単刀直入な名前は流通名だろうと思っていたら、ほかには学名そのままのミューレンベッキアという呼び方しかありません。夏には小さくて白い花をつけていたのに、写し損なっているうちにもう冬になってしまいました。歳をとると、時間の経つのが早いなあ…という月並みな言い訳で逃げておきます。

<補注> 花の様子はこちら、実の様子はこちらです。

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12月25日(日) ルメクス

111225rumex高さが15cmほどの、ハーブというべきか、西洋野菜です。ちょっとつまませてもらったら、強い酸味がありました。野菜コーナーに並ぶことはなさそうで、食べたい人は自家栽培するもののようです。
自分的には、食べ物としてより観賞用にいいかなと思いつつ写しました。ただ、ちょっと見はきれいでよくても、そのうち人体模型みたいに見えてくるのが難点です。
名前のルメクス(Rumex)はギシギシ属の属名そのままで、そう言えば葉の形はあれとそっくりだし、お味もスイバによく似ているのでした。

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12月24日(土) メグスリノキ

111224megusurinokiほら、3枚セットの葉がわかりやすいでしょ!みたいにスポットライトがあたっていました。こういうお陽さまのイタズラは、下手な占いよりもきょうの幸運を告げているようで、心にまで陽射しがあたります。
ひと月前にもメグスリノキの紅葉は取り上げたので、いささかシツコく思わないでもありません。ただ、「きれいなものは何度でも載せたい」という思いに負け、かつ、「違う場所・違う木ではあるものの、意外と長い間、紅葉が楽しめるものだ」という多少は学術的な興味に動かされ、またぞろ、メグスリノキを登場させることになりました。

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12月23日(金) センボンヤリ

111223senbonyari前も似たようなシーンを載せているのに、そしてそのときとたいして代わり映えしない写真なのに、ついまたここに出してしまいます。だって、わずかな木漏れ日がうまく綿毛にあたるのを待って、かれこれ15分ほども粘ったのですから。
などと書きながら前の写真と見比べていると、どちらも薄暗くて冴えない写真であることから、半日陰が好きなセンボンヤリの生態が見えてきます。また、どうやら少し湿り気味の斜面であったことも共通です。てんでバラバラに飛び散ったタネのうち、そんな適地に降りたものだけが生を受ける…考えてみればキビシイ世界です。

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12月22日(木) トネリコカエデ(トネリコバノカエデ、ネグンドカエデ)

111222toneriko1きのうに引き続いて、ゲゲッ、でか! でも、これ、虫の翅? いえいえ、軸の付け根にしっかりタネがついていて、カエデ類の実であることがわかります。
111222toneriko2上を見上げると、これこのとおりの賑やかさです。いったい全体、これだけの量のタネが風で舞い飛んだら、どれだけ日本全国がトネリコカエデだらけになることか!と心配しても、この木はそれほどポピュラーではありません。
そんな役立たずのタネを見上げると、惻隠の情がふつふつと湧いてきて、「枯れ木も山の賑わい」という言葉をしみじみ噛みしめるのでした。

<補注1> 夏の姿はこちらです。(2016年6月28日)
<補注2> 園芸種であるネグンドカエデ・フラミンゴを収録しました。(2016年6月10日)

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12月21日(水) ナタマメ

111221natamameゲゲッ、でか! 福神漬に入っているスライスの断面からして相当な大きさの莢だとは思っていたものの、現物の大きさに感動(添えた手の幅は9cm)です。
ただ、この豆をスライスすると縦寸が5cmにはなります。いかに老舗の銘品福神漬にも、そんなに大きなナタマメは入っていなかったと思うので、漬けると寸法が縮むのでしょうか。これはぜひ自分で植えて収穫して、福神漬をこしらえて…と思ってはみたものの、こんな大物、どこで育てるの?と、すぐに現実に戻ります。
こうなったら、これを並べている八百屋を探すしかありません。しかし、こんな目立つものを今まで見逃したとも思えず、どこで手に入るやら、思案投げ首です。

<補注> 花の時期の若い莢はこちらです。「漬けると寸法が縮む」のではなく、福神漬けには若い(まだ小さい)実を使うのでした。(2016年7月25日)

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12月20日(火) トキワサンザシ(ピラカンサ)

111220tokiwasanzasi1自然な樹形だと、この実は垂れ下がるようにつくというのに、ここでは生け垣仕立てにされていました。濃い緑のうねりのなかに真紅の輝きが埋め込まれていて、矯(た)められた木には迷惑な話でしょうが、立木とは違うおもしろみがあります。
111220tokiwasanzasi2実がかなり熟しているのに鳥さんが見過ごしているのはなぜなのか、試してみました。恐れていた「ゲゲッ」はなく、意外に食べられます。林檎のような食感を残すものもあれば、写真のように完熟状態のものもあります。ワタシが鳥ならこの木にへばりついているはずなのに、彼らの舌はワタシなどよりずっと奢っているのでしょう。

<補注> 春の花はこちらです。

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12月19日(月) ススキ

111219susuki「私たち、いつまでも友達よね」とか言いながら手を握り合っている女子高生みたいなススキを見つけました。さっさと一人ずつ飛び立てばいいものを、綿毛を絡み合わせたまま数珠つなぎで穂にへばりついています。
こういうのを共倒れというわけで、一人なら風に乗って遠くに飛んでいけるのに、こんなに固まってしまったら、ポタリとその辺に落ちるのが関の山でしょう。
おっと、飛んで行くのが幸せとも限らないことに気づきました。遠く離れた場所がススキの生育に適さないところだったら悲惨です。むしろ、親の足下なら温々と安楽な環境が約束されているわけで、このごろはススキまでこんな作戦を覚えたようです。

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12月18日(日) ソシンロウバイ

111218sosin1これまでは赤く染まる葉に目をとられてきたのに、このごろヤケに黄色い葉に惹かれます。そんな渋いお歳頃なのか、単なる飽きっぽさなのか、いえいえ、視認性が低下して、赤よりも明度の高い黄色に反応しているだけという噂もあります。
111218sosin2そんな寂しい話題はさておき、臘梅の蕾がかなり目立ってきました。一つだけ咲いていた花の芯を覗いたら黄色一色なので、ソシンロウバイのようです。
臘梅類は、ふつうは落葉してから花を咲かせますが、葉をつけたまま開花し出すことも珍しくありません。今シーズンはどうやらその傾向が強いらしく、黄葉どころかまだ元気に緑色をしている葉もチラホラ残しての開花です。

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12月17日(土) クリスマスローズ(ニゲル)

111217xmas_roseX’masにはまだ少し間が…というのに、うわ、クリスマスローズが咲いてました。いつもこの花には「名前と開花時期が合わない(花が遅い)!」と毒づいていたのに、今度は「早すぎる!」とクレームをつけてしまいます(笑)。
ネットでは11月のうちから咲いているというのも見るので、いかにも日本的なヒガンバナの律儀さを基準にして考えている自分を反省です。
さて、このニゲル系(やや背が低く、花が白系・一重)は今年1月にも登場させました。そのとき、「これでもまだ(X’masには)遅い」とボヤいたものですが、どうやら今回の「発見」で名前と開花時期がほぼシンクロすることが証明できました。

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12月16日(金) コウシンバラ

111216kousinbara15月にこれを載せたとき、四季咲きであることを紹介したので、忘れずに「ほーら、こんなに寒くなってもアブくんのお友達なんだよ」という意味の掲載です。
ただ、5月のときよりは花数がずっと少なめでした。花殻はたくさんついていたので、寒いときにはじっくりじっくり咲くのかもしれません。
111216kousinbara2ただ、今回写したかったのはこの実の方です。花が多いときにはぜんぜん気づかなかったその存在が、寒風のなかでは花と同じくらい愛らしく輝いていました。

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12月15日(木) ビオラ

111215viola_f03b写真が逆光のためにくすんでいるし、背景のボカシは効いていないし、いったい全体こんな写真をどうしたの?という感じです。しかし、じつはこれはうれしい一枚で、先日機種変更したガラケーで撮ったものです。今までの携帯(2006年製)だと、せいぜい緊急撮影用の画像しか得られず、これまでなんども臍(ほぞ)を噛みました。5年の進化はすさまじく、携帯のくせに設定もいろいろできて驚きます。
111215viola_kxただ、まだデジイチの代わりにはなれない(当たり前か・笑)ところがかわいくて、同じところから撮ったK-xくんが鼻高々です。
111215huu_f03bやや遠目の黄葉(フウ)も、携帯だと色味がダマになってしまって、しかも強い光線だと白っぽく飛んでしまうようです(まだ使いこなしてはいませんが)。
111215huu_kxこちらが同じシーンで、おお、やっぱりいい色を出しているじゃないか、K-xくん! というわけで、ケータイの進化を実感しつつ、愛機K-xの真価を再確認できたうれしいレポートでした。おっと、きょうの本当のお題はビオラです。ξ\( ・_・)

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12月14日(水) フサザクラ

111214husazakura紅葉(黄葉)にもいろいろ(ネコノチチウワミズザクラ)あることに感心します。花が変態チックだったフサザクラは、葉の色づきもこんなに独特でした。
完全に変色した葉の色には「赤銅」という表現が当てはまりそうです。色名に「赤」が入りますから、フサザクラの「こうよう」と言うときは「紅葉」としていいのでしょう。
しかし、そうではない、ほぼ黄色の葉もこれだけ目立ちます。したがって、この時期にフサザクラの様子を愛でるときは「こうよう」という言葉は避けて、「葉が色づいた」と言うのが無難ということになります。花も葉も、一筋縄ではいかないお人です。

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12月13日(火) タヌキマメ

111213tanukimame公序良俗に反するのではないかと気を揉みつつ、あまりにも愉快なのでつい…。たしか、浜松町のホームの端にこんな少年の像がありましたが、出しっぱなしでは冬にはシモヤケにかかってしまうでしょうよ。
そういえば、子供のころ、こうして2本並べて友達と飛ばしっこをしたこともあったなあ、などとさらに不謹慎な思い出が蘇ります。
いえ、べつにこれ、ナニではなくて、ただのタネ(の莢)です。触ったらポロリと落ちてしまい、持ち帰りたかったのに、地面の枯れ葉に紛れてしまいました。

<補注> 秋の花(と実のできたて)の様子はこちらです。

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12月12日(月) カマクラヒバ

111212kamakurahiba先日のホソイトスギによく似た実に引き寄せられました。しかし、樹形や葉の感じはあれとはずいぶん違います。X’masツリーを連想しやすいホソイトスギに対し、こちらは雰囲気がかなり和風です。
それもそのはず、名前からして鎌倉檜葉です。檜葉はヒノキの園芸種のことですが、問題は鎌倉です。鎌倉時代からあるという意味ではなさそうだし、たぶん鎌倉あたりで作出されたということでしょう。もしかして鎌倉のお屋敷で多く見られる…というのはお馬鹿な冗談でも、高級な庭木であることは本当です。
本来のヒノキよりは葉(枝)のつきが密なものの、同じ園芸種であるチャボヒバよりは透いています。ただ、カマクラヒバとチャボヒバを分けない(相互に別名扱い)図鑑もあり、そのあたりのことは作出した人に聞いてみたいところです。
自分のなかでのチャボヒバは、団子兄弟を作れるほどに葉が密集したものなので、あれとヒノキの中間密集度のものをカマクラヒバと覚えておくことにします。

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12月11日(日) ゴクラクチョウカ

111211gokuraku1温室の花と思っていたゴクラクチョウカが、近所のお庭で大きな顔をしていました。もちろん地植えです。前に白浜空港で見かけたときも冬であり、そのときは「やはり南紀は暖かいからね~」と単純に思っていました。
どうやらこの花、露地では今の季節に、しかもここら(埼玉県南部)でも咲くもののようです。派手ハデしい姿からして、暖かくないとダメだと勝手に思っていたのに、見かけによらないのは人間ばかりではありませんでした。
111211gokuraku2さらに今回得た新知識は紫色のパーツが花だということです。これも勝手に、オレンジ色の部分を花だと思っていました。しかし、あれは萼で、したがって鳥の嘴に見える緑の莢は総苞ということになります。この苞のなかに、オレンジ色の萼に包まれた花がいくつもあり、それが次から次と開きます。
たぶんここのお宅はこの花を眺めてお正月を過ごすことができるでしょう。お供え餅の向こうにゴクラクチョウカが見える風景…かなり「なにこれ」です。

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12月10日(土) ウワミズザクラ

111210uwamizuウワミズザクラの葉は、ふつうのサクラ類と同じように緑から赤くなるので、この状態はたぶん「その後」の姿です。おとといのネコノチチの黄葉と比べたら黄色というよりはオレンジに見えるけれど、モミジの紅葉と比べれば、こりゃ完全に黄色でしょー…という、非常にビミョーな色合いです。
こんな風に何色とも言いにくい色合いの葉がとりどりに山の斜面を埋めるから、この季節の野歩きは心を揺さぶります。もっとも、春には緑のグラデーションに目を洗われるし、夏は葉のそよぎの違いに耳を奪われます。まあ、遠からず千の風になったなら、季節かまわずところかまわず、自然に浸っていられるのでしょうけれど。

2010年のきょうリコリス・オーレア> 2009年のきょうヤーコン> 2008年のきょうチョクザキヨメナ> 2007年のきょうメグスリノキ> 2006年のきょうゴクラクチョウカ> 2005年のきょうブルーベリー> 2004年のきょうフクシア

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12月9日(金) カラスノエンドウ

111209karasunoendou驚きました。春に一気に芽生えるとばかり思っていたカラスノエンドウです。じつは秋口(10月末には確認済み)からこうして蔓をのばし、養分を蓄えていました。
最初にこれを見つけたとき、サイズや巻きひげの様子から、「もしやカラスノエンドウ?」とは思いました。ただ、「出るのは春でしょ」とか、「なんか葉の形が違う」とか疑念が湧いて、にわかには信じられませんでした。
なんのなんの、春には先が丸くなり、さらに凹んで矢筈型になったりする葉も、今は先が尖っているのでした。そういえば、10月には葉はもっと細かったのに、少しずつ丸々した形になってきています。
というわけで、前にこの草を取り上げたときの記事中の『①根生葉で冬越しはしているらしい ②(春に)羽のような葉が展開し出した』というのは適切ではない表現でした。もしかしたらこれから1回枯れて(根生葉だけ残り)、春にまた芽吹くのかもしれませんが、とりあえず「カラスノエンドウは前年から存在するのだった!」というワタシの驚きがきょうのテーマです。

2010年のきょうイロハモミジ> 2009年のきょうメタセコイア> 2008年のきょうアオハダ> 2007年のきょうケヤキ> 2006年のきょうサンダーソニア> 2005年のきょうサンシュユ> 2004年のきょうメキシカン・ブッシュ・セージ

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12月8日(木) ネコノチチ

111208nekonotiti「ちょっと見はサクラかなにかの葉」などといい加減なことを書いたネコノチチの葉は、サクラとは違って黄葉するのでした。折からの陽射しを透かすと、緑から黄色に移ろうほのかな色合いが心にしみます。
本当は、緑から黒まで移ろったあとの実を写したくてここに来たのですが、元々少なかった実はもはや一つも残っていませんでした。
くやしいので、このきれいな黄葉で、またぞろコクサギ型葉序の復習です。左の枝で、葉が左左・右右・左左と意味不明の並び方をしています。

<補注> 実の色の変化は3年後にとらえました。(2014年10月20日)

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12月7日(水) メキシカン・マリーゴールド(レモンジェム、レモン・マリーゴールド)

111207marigold_remonjemこのマリーゴールドには申し訳ないことで、まだ秋のうちならもう少し華やかではありました。しかし、これだけ寒くなったにもかかわらず、これだけ花を咲かせてくれるというのは、それはそれですばらしいことです。
今の時期、レギュラーのマリーゴールドも一応は花を残してはいても、いかにも残骸という風情です。それに対し、このレモンジェムはもう少し見栄えがします。株の背丈が低く、花も小さめなので、花壇の手前を飾るのに向いています。
葉を千切るとレモンの香りだと言うのですが、うーむ、マリーゴールドの「あの」匂いの範疇に過ぎないのでは…というのは臭覚性能の悪いワタシの感想です。

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12月6日(火) ホソイトスギ(イタリアンサイプレス)

111206hosoitosugiてっぺんまで見上げようとするとひっくり返りそうになるほどに大きな木です。その繁みのところどころに3cmほどの丸々とした実が鈴なりになっていて、まるで自然のクリスマスツリーです。和名のホソイトスギの「細」はたぶん樹形のことで、丈が大きいわりにはまとまりよく育ちます。
地中海沿岸から西アジアに多い木だそうで、なんとあのノアの方舟(箱船)を作るのに、レバノンスギとともに使われたと言います。彼の地では樹高30mにもなるそうですから、長さ130m以上とされる方舟を造るには必須の木だったのでしょう。
しかし、4,000年も5,000年も前に大洪水を予測し、さらにそんなに大きくて丈夫なものを造ってしまう人間がいたのに改めて驚きます。もしかしたら、人間ってだんだん劣化してきているのでしょうか。

2010年のきょうフユザンショウ> 2009年のきょうハゼノキ> 2008年のきょうハウチワカエデ> 2007年のきょうソヨゴ> 2006年のきょうタラノキ> 2005年のきょうメギ> 2004年のきょうダリア

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12月5日(月) カラミンサ

111205calamintha暖かさと寒さが極端に入れ替わって、油断も隙もならないこのごろで、人間はさておき、植物はどんな風に感じているのか、心配になります。
おととい載せたルドベキア・プレーリーサンにも、「いったい今は何月だっけ?」と問いかけたくなりますが、夏から秋の花だったはずのカラミンサも、こうして至って元気な姿を見せていました。
夏には「小さすぎる」と難癖をつけた花も、この季節にはしっかり目立ちます。ハーブとしての実用性もあることだし、こんなに丈夫なら窓辺に一鉢置いておく手もありか、などと調子のいいことを考えはじめています。

2010年のきょうデンジソウ> 2009年のきょうコンテリクラマゴケ> 2008年のきょうチドリノキ> 2007年のきょうヒメリンゴ> 2006年のきょうツルリンドウ> 2005年のきょうナンテン> 2004年のきょうネリネ

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12月4日(日) シマトネリコ

111204simatoneriko見つけました。実をつけたシマトネリコの木が、隣町にありました。埼玉では結実しないのかと気を揉みましたが、どうやら杞憂だったようです。
そこで、今までに見た花をつけない木開花・結実していた木とを比べてみると、その違いはどうやら大きさみたいです。
樹高でおおむね3m以上、幹(と言っても株立ちなので、そのうちの太いもの)の直径で5cmほどあれば花を咲かせ実をつけると推測しました。もちろん、栄養状態とか陽当たり具合とかが大切な要素で、必ずしも大きさだけではないのでしょうが、最近植えたばかりらしい玄関脇のシマトネリコが花をつけない理由が少しだけわかりました。

<補注> この記録の時点では、シマトネリコが雌雄異株であることを理解していませんでした。幼木が花をつけないことはありそうですが、実がつく・つかないは雌雄差です。(2013年12月4日)

2010年のきょうクサボケ> 2009年のきょうカラスザンショウ> 2008年のきょうコシアブラ> 2007年のきょうハンノキ> 2006年のきょうセンニチコボウ> 2005年のきょうフユイチゴ> 2004年のきょうカラスウリ

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12月3日(土) ルドベキア・プレーリーサン

111203prairie_sun「草原の太陽」とはまた恐れ入った名前です。去年は目につかなかったのに、この秋はあちこちで見かけました。大手の種苗会社の商品というのは、さすが広がり方に勢いがあります。寒くなってもまだ花をつけるところも流行る要因でしょうか。
ただ、姿ははっきり言って締まりケがありません。花はヒマワリもどきに大きくて派手なのですが、草丈が低く、全体がナヨッとしていて、収まりが悪いのです。
さらに、「これでもルドベキアかい!?」という個人的戸惑いがあります。ルドベキア類の多種多様さはわかっていても、これだけ風貌が違っていると、「いい加減にしてよ」と泣きたくなります。花の表情が、いかにも「へへん、あんたなんかに簡単に理解されてたまるかい」とほくそ笑んでいるようで、ああ憎たらしいヤツです、ホント。

2010年のきょうアカメガシワ> 2009年のきょうフウトウカズラ> 2008年のきょうタカノツメ> 2007年のきょうアカカタバミ> 2006年のきょうスギナ> 2005年のきょうナンキンハゼ> 2004年のきょうダチュラ

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12月2日(金) 早咲きツバキ(西王母)

111202seioubo西王母という名前が桃に由来することがわかったものの、その「桃に見えるでしょ」という写真があまりにもお粗末だったのは4年前のことでした。いつかはちゃんと桃らしく見える写真を!と思いつつ、ズルズルここまで来てしまいました。
狙ってみると、完全無欠の蕾というのは意外とないものでした。形が良ければ傷があり、傷がなければ色がイマイチ…。この辺で一度妥協しておくことにします。
と、蕾にばかり気を取られていたら、肝心の雄シベチェックを忘れていました。椿でいいのか侘助なのか、果たして花粉はあるのかないのか、自分の指でそれを調べるのが一番の課題だったのに、蕾にばかり気を取られていました。相手が魔女だから惑わされてしまって、などと他人のせいにせず、しっかり落ち着いて撮影対象と会話をすること…いつになったらそういう境地に達することができるものやら。

<補注> 雄シベの花粉を確認できました。(2015年1月15日)

2010年のきょうナナミノキ> 2009年のきょうハダカホオズキ> 2008年のきょうサンザシ> 2007年のきょうアラカシ> 2006年のきょうアメリカツルマサキ> 2005年のきょうビワ> 2004年のきょうユズ

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12月1日(木) ムラサキセンブリ

111201murasakisenburiさて月も変わって、いよいよ暦は冬に突入…だというのに、温室にはそろそろ飽きたので、そぞろ、木枯らしに吹かれてみることにしました。
ふつうのセンブリだけでもいまや野道では貴重品なのに、こんな色ものまであったとは知りませんでした。別に園芸品種ではなく、自然のものだと言います。
背丈はふつうのセンブリの倍ほどもあるので、野の草の「かわいらしさ」という評価点はやや低くなります。さらに葉を囓ってみても、あの感動的な苦みを味わうことはできないので、いっそセンブリを名乗らなければよかったのに、と同情してしまいます。

2010年のきょうカンレンボク> 2009年のきょうコウヤボウキ> 2008年のきょうイブキジャコウソウ>  2007年のきょうクヌギ> 2006年のきょうイヌツゲ> 2005年のきょうマユミ> 2004年のきょうランタナ

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