12月6日(火) ホソイトスギ(イタリアンサイプレス)
てっぺんまで見上げようとするとひっくり返りそうになるほどに大きな木です。その繁みのところどころに3cmほどの丸々とした実が鈴なりになっていて、まるで自然のクリスマスツリーです。和名のホソイトスギの「細」は、葉よりもたぶん樹形のこと(注1)で、丈が大きいわりにはまとまりよく育ちます。
地中海沿岸から西アジアに多い木だそうで、なんとあのノアの方舟(箱船)を作るのに、レバノンスギとともに使われたと言います。彼の地では樹高30mにもなるそうですから、長さ130m以上とされる方舟を造るには必須の木だったのでしょう。
しかし、4,000年も5,000年も前に大洪水を予測し、さらにそんなに大きくて丈夫なものを造ってしまう人間がいたのに改めて驚きます。もしかしたら、人間ってだんだん劣化してきているのだろうかと考えてしまいます。
地中海沿岸から西アジアに多い木だそうで、なんとあのノアの方舟(箱船)を作るのに、レバノンスギとともに使われたと言います。彼の地では樹高30mにもなるそうですから、長さ130m以上とされる方舟を造るには必須の木だったのでしょう。
しかし、4,000年も5,000年も前に大洪水を予測し、さらにそんなに大きくて丈夫なものを造ってしまう人間がいたのに改めて驚きます。もしかしたら、人間ってだんだん劣化してきているのだろうかと考えてしまいます。
<補注1> ホソイトスギの「細」についての意味想像はさておき、「糸杉」の方はとんでもなく面倒な存在であることがわかりました。(2018年10月4日)
<補注2> ホソイトスギと同属のゴールドクレスト・ウィルマを収録しました。(2023年12月25日) 同じくブルーアイスを収録しました。(2023年12月27日)
2010年のきょう<フユザンショウ> 2009年のきょう<ハゼノキ> 2008年のきょう<ハウチワカエデ> 2007年のきょう<ソヨゴ> 2006年のきょう<タラノキ> 2005年のきょう<メギ> 2004年のきょう<ダリア>
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