12月30日(金) ミカイドウ
春先によく見かける濃いピンクの花があります。豪華なくせにうつむいて咲くあの花を、自分は単に「海棠(かいどう)」と呼んでいました。ところが、少し知恵がついて、あれは正しくはハナカイドウで、別にミカイドウがあることを知りました。
花はきれいでも実をつけない(注1)ハナカイドウに対し、ミカイドウはこうしてイヌリンゴと間違えそうな実をつけます。小さすぎて食べるのはかわいそうにはなっても、味はしっかりと林檎です。
八重の花を重そうにうつむけるハナカイドウに比べ、一重で色も薄いミカイドウの花は横向きや上向きにつきます。とは言うものの、イヌリンゴやズミとは花も実もかなり紛らわしくて、いつかしっかり比較して整理しなくてはいけません。とりあえずきょうのところは「ミカイドウ、おいしかったァ」というレポートです。
花はきれいでも
八重の花を重そうにうつむけるハナカイドウに比べ、一重で色も薄いミカイドウの花は横向きや上向きにつきます。とは言うものの、イヌリンゴやズミとは花も実もかなり紛らわしくて、いつかしっかり比較して整理しなくてはいけません。とりあえずきょうのところは「ミカイドウ、おいしかったァ」というレポートです。
<補注1> 「実をつけないハナカイドウ」としたのは誤りでした。正しくは、「小さくて味わうにはわびしいが、多少は結実する」ことがわかりました。(2012年1月9日)
<補注2> 食べごろの実は自分が大好きな味でした。(2021年10月7日)
2010年のきょう<ネメシア> 2009年のきょう<サワラ> 2008年のきょう<ヨルガオ> 2007年のきょう<ポインセチア> 2006年のきょう<コガマ> 2005年のきょう<コトネアスター> 2004年のきょう<ソシンロウバイ>
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