12月20日(火) トキワサンザシ(ピラカンサ)
自然な樹形だと、この実は垂れ下がるようにつくというのに、ここでは生け垣仕立てにされていました。濃い緑のうねりのなかに真紅の輝きが埋め込まれていて、矯(た)められた木には迷惑な話であっても、立木とは違うおもしろみがあります。
実がかなり熟しているのに鳥が見過ごしているのはなぜなのか、試してみました。恐れていた「ゲゲッ」はなく、意外に食べられます。林檎のような食感を残すものもあれば、写真のように完熟状態のものもあります。ワタシが鳥ならこの木にへばりついているはずなのに、彼らの舌はワタシなどよりずっと奢っているのでしょう。
<補注1> 春の花はこちらです。
<補注2> 鳥が食べないわけについて、コメント(↓)をお寄せいただきました。
2010年のきょう<アマクリナム> 2009年のきょう<センリョウ> 2008年のきょう<タンキリマメ> 2007年のきょう<クネンボ> 2006年のきょう<ヒイラギ> 2005年のきょう<キリ> 2004年のきょう<イヌホオズキ>
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コメント
生きていらっしゃいますかぁ。
完熟するまでは、かなりの毒があると聞いていますが・・。
うちのヒヨドリの大好物ですが、まだ、食べ始めてないですねえ。どうして、毒があるなんて分かるのか、不思議ですが、ある日から、突然、実が減ります。
それから、1週間ほどでなくなってしまいます。
もっとも、この木も、鳥が落とした種で発芽したのだと思うのですが・・・。
投稿: yoko | 2011/12/20 21:03
yokoさんへ:
うぉっと、危ないヤツでしたか、これ!?
ふーん、完熟すると毒が抜ける??
鳥も賢いけど、ピラカンくんもやるもんですねえ。
投稿: はた衛門 | 2011/12/21 07:37