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11月6日(日) ヒメイチゴノキ

111106himeitigonoki1「苺と言ってもヘビイチゴじゃないか!」などと嘆くのは失礼というもので、ようやく苺らしい色になった実を写すことができました。これまでは、今の時期だったにもかかわらず、緑色の状態しかとらえていませんでした。
111106himeitigonoki2一枚目の写真で、実のまわりに白くボケて写っていたのがこの花です。まるでドウダンツツジそっくりで、初めてこの花にお目にかかったのは2月中旬のことでしたから、かなり息長く咲き続けるようです。
実と花が一緒とは奇異にも思えますが、1年かけて実が熟すじっくりタイプの木なのです。ということは、春夏秋冬、花か実、またはその両方を見ていられるというお得な木で、そのせいか庭木や鉢植えとして少しずつ勢力をのばしてきています。
その主力がこのヒメイチゴノキで、学名(Arbutus unedo cv. Compacta)どおり背丈がコンパクトであることがふつうのイチゴノキとの違いです。もっとも「姫」でも3mまでは育つそう(ふつうのイチゴノキは5m以上)なので、3m以下の両者を見分けるのは素人には不可能に思えます(今回の「姫」は植物園で名札がついていたもの。どう調べても、背丈以外には「姫」と「ふつう」の見分けポイントは見当たらず)。
111106itigonokiさてダメ押しの一枚です。これは通りがかりのお屋敷の庭にあった一本で、背丈は優に4mを超えていました。したがって、「姫」である可能性は際限なくゼロです。ただ、花がピンク色をしていて、いかにも姫っぽいのが厄介です。調べると、「ふつう」にはまれにピンクの花のものがあると言います。
さらに悩ましいのは実がまだ緑であることです。いやいや、写真右側にある緑の実の陰にはチラリと赤熟したものも見えているので、これから一気に色づくのでしょう。姫もふつうも、市場価格はなかなかいいお値段ですが、これだけややこしいものならば、手元に置いてじっくり観察を続けようかと食指が動き始めます。

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