11月5日(土) タチシオデ

藪のなかにタチシオデの葉を見つけ、ニンマリしながら引き起こすと、葡萄のような、ブルーベリーのような、黒々と熟した実が出てきました。実の色具合やつきかたは、仲間のシオデとかなりよく似ています。
春の若葉のお味からして、この稔りを心待ちにしていたのです。さっそく、パクリ、ムニュムニュ、ふーむ、想像していたとおり、ほんのりと上品な甘さです。

おっと、もちろんタネもチェックです。こちらは実の味と違って予想だにしない色と数でした。これだけ派手な色で数があれば、もし動物に食べられずに枯れて地上に落ちたとしても、赤色に敏感な鳥が啄んでくれる可能性が残ることでしょう。(注)

さてこちら(↑)は春にも引き合いに出したサンキライです。葉の形がタチシオデに似ていて芽吹き時期も重なるので、春はどっちか迷うこともあったのに、いまはまさしく「赤と黒」、スタンダールも真っ「青」の違いです。

そしてこちら(↑)がサンキライの実です。ガシガシして無味です。冗談にも飲み込む勇気は出ません。ただ、生食できるとか果実酒にするという情報も見かけます。時期がまだ早すぎたのかもしれません。
そして面白いことにタネは真っ赤でした。似たもの同士は、生き残り作戦でも同じようなことを考えるものです。
春の若葉のお味からして、この稔りを心待ちにしていたのです。さっそく、パクリ、ムニュムニュ、ふーむ、想像していたとおり、ほんのりと上品な甘さです。

おっと、もちろんタネもチェックです。こちらは実の味と違って予想だにしない色と数でした。これだけ派手な色で数があれば、もし動物に食べられずに枯れて地上に落ちたとしても、赤色に敏感な鳥が啄んでくれる可能性が残ることでしょう。(注)

さてこちら(↑)は春にも引き合いに出したサンキライです。葉の形がタチシオデに似ていて芽吹き時期も重なるので、春はどっちか迷うこともあったのに、いまはまさしく「赤と黒」、スタンダールも真っ「青」の違いです。

そしてこちら(↑)がサンキライの実です。ガシガシして無味です。冗談にも飲み込む勇気は出ません。ただ、生食できるとか果実酒にするという情報も見かけます。時期がまだ早すぎたのかもしれません。
そして面白いことにタネは真っ赤でした。似たもの同士は、生き残り作戦でも同じようなことを考えるものです。
<補注> タチシオデの種が真っ赤である意味についての想像は「ハズレ」でした。また、そのことを書いた記事へのコメントでは、サンキライの実の食べごろを教えていただきました。(2013年12月6日)
2010年のきょう<マコモ> 2009年のきょう<ヤブミョウガ> 2008年のきょう<セイタカアワダチソウ> 2007年のきょう<コバレンギク(ヒメバレンギク)> 2006年のきょう<センボンヤリ> 2005年のきょう<ヒヨドリジョウゴ> 2004年のきょう<ナンテン>
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コメント
師匠がいれば野にある植物をいくらでも食べられますね。
今度一緒に食べ歩きしたいなぁ・・・
投稿: zenpeichan | 2011-11-05 21:14
zenpeichanさんへ:
どうしてこうイヤシンボなのか、自分でも笑ってしまいます。
きれいだなあ…と見るだけにしておけばいいのに、
つい手がのびてしまうんです(涙)。
投稿: はた衛門 | 2011-11-06 06:45