11月22日(火) アアソウカイ(パキポディウム・ゲアイー)
またまた温室のお世話になる季節がやってきて、今シーズンのトップバッターは植物名のアイウエオ順では必ず先頭にくるアアソウカイくんです。悪い冗談としか思えないこの名は、ものの本にはたいがい出てくるというのに、ブログ8年目にしてようやく実物を眼にすることができました。
てっきり索引トップ掲載を狙ったダジャレ名前かと思っていました(職業別電話帳では、そんな社名や店名をときどき見かけます)。ところが真相は、この植物の原産地がマダガスカルで、そこがアジア(亜細亜)とアフリカ(阿弗利加)、相互の境界なので「亜阿相界」なんですって! ううーん、単純なオヤジギャグとは異質に高度な内容ではあるものの、それでもプンプン臭います。
あ、失礼しました。これは龍胆寺 雄(りゅうたんじ・ゆう)という、作家にして国際的なサボテンマニアだった(故人)人の命名だそうで、オヤジなんて言っては化けて出られます。ただ、そのペンネームだって「リンドウ・自由」なんて引っかけているところをみれば、この先生、かなりヒネリのきいた愉快なオジサンだったようです。
てっきり索引トップ掲載を狙ったダジャレ名前かと思っていました(職業別電話帳では、そんな社名や店名をときどき見かけます)。ところが真相は、この植物の原産地がマダガスカルで、そこがアジア(亜細亜)とアフリカ(阿弗利加)、相互の境界なので「亜阿相界」なんですって! ううーん、単純なオヤジギャグとは異質に高度な内容ではあるものの、それでもプンプン臭います。
あ、失礼しました。これは龍胆寺 雄(りゅうたんじ・ゆう)という、作家にして国際的なサボテンマニアだった(故人)人の命名だそうで、オヤジなんて言っては化けて出られます。ただ、そのペンネームだって「リンドウ・自由」なんて引っかけているところをみれば、この先生、かなりヒネリのきいた愉快なオジサンだったようです。
<補注1> 「変な名前」植物の首位をアアソウカイと争いそうなキソウテンガイを収録しました。(2013年2月4日)
<補注2> 茎のてっぺん部分(葉の付け根)にグッと迫ることができました。(2016年11月18日)
<補注3> 花の残骸らしきものを見た(2019年2月12日)あと、ついに開花状態をとらえました。(2021年7月23日)
2010年のきょう<シマカンギク> 2009年のきょう<ホコリタケ> 2008年のきょう<コダチダリア(キダチダリア、皇帝ダリア)> 2007年のきょう<ギンバイカ> 2006年のきょう<ナギ> 2005年のきょう<カリン> 2004年のきょう<オオモミジ>
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コメント
「アアソウカイ」 名前だけは頭の隅っこにありました。サボテンの本か何かで。
「キソウテンガイ 奇想天外」というのもなぜか同時に思い出して、今検索を掛けましたらでてきました。アアソウカイ
投稿: 杏まま | 2011-11-24 12:33
杏ままさんへ:
へえぇえぇえぇ、そんなのもあるんですかあぁあぁあぁ。。。
開いた口がふさがりません。
でも、名前的にはアアソウカイの勝ちかな。
決まり手は上手捻(ひね)り、なんちゃって。
投稿: はた衛門 | 2011-11-25 06:06