10月9日(日) ツルウメモドキ
かつては「撮りにくい場所にばかりある」などと嘆いたツルウメモドキも、数をあたっていたら、こうしてグッと迫れるところで出会うことができました。
そんな幸運を祝福するように、割れた実が陽光に照り輝いていました。さてこの種の色をなんと呼んだらいいものか、乏しい在庫の語彙を総ざらいしてみました。朱色というにはやや黄色が強すぎ、オレンジ色では和風の風情を壊します。
さて困ったぞ…と思ったら、そうか「柿色」がピッタリです。つい食べ物の名を借りるところがさもしくはあっても、この実の美しさに免じて勘弁してもらいましょう。
そんな幸運を祝福するように、割れた実が陽光に照り輝いていました。さてこの種の色をなんと呼んだらいいものか、乏しい在庫の語彙を総ざらいしてみました。朱色というにはやや黄色が強すぎ、オレンジ色では和風の風情を壊します。
さて困ったぞ…と思ったら、そうか「柿色」がピッタリです。つい食べ物の名を借りるところがさもしくはあっても、この実の美しさに免じて勘弁してもらいましょう。
<補注> ツルウメモドキの種は柿色に限らないようです。(2014年1月8日)
2010年のきょう<アキニレ> 2009年のきょう<ツルドクダミ> 2008年のきょう<オケラ> 2007年のきょう<オヤマボクチ> 2006年のきょう<アロニア> 2005年のきょう<ギンモクセイ> 2004年のきょう<ハナミズキ>
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コメント
はた衛門さん、こんにちは。
家のほうのツルウメモドキは
まだ黄色の実がほとんどで柿色の中身が
見えているのは数えるほどでした。
はた衛門さんが見られたツルウメモドキのバックは
どんな風景なのでしょうか。
こちらは稲刈りの後の田んぼです。
実は水路のセメントを割るようにして、
大きくなってきた木なんですよ。
久しぶりにみましたら、さらにりっぱになってきて、
水路の行く末が心配になるほどでした。
投稿: ブリ | 2011-10-09 11:26
ブリさんへ:
へー、そんなに湿り気の多いところも好むんですね。
こちらはただの藪が背景なので、ぼかすしか手がありませんでした。
水面を背景にした美しい柿色を期待しております。
投稿: はた衛門 | 2011-10-10 07:38