10月8日(土) オクモミジハグマ
おォ、この花はカシワバハグマ!と思ったら、葉の形が違いました。調べたら、葉がこのようにモミジ型のハグマにはモミジハグマとオクモミジハグマがありました。
この二つの違いは葉の切れ込みの深い・浅いにあり、葉の長さの1/3から半分近くまで深い方がモミジハグマで、オクモミジハグマはそれより浅いと言います。両方を比較対照していないので断定はできなくても、写真の葉の切れ込みは全体に浅い感じがするので、オクモミジハグマとしました。
なお、「奥」という冠は深山をイメージさせても、特にそんな場所に行ったのではなく、ごくふつうのトレックコース(注)での出会いです。「奥」とか「深山」はこんな風にほぼ意味もなく頭に載せられることがあり、単なる記号と思わなくてはいけません。
この二つの違いは葉の切れ込みの深い・浅いにあり、葉の長さの1/3から半分近くまで深い方がモミジハグマで、オクモミジハグマはそれより浅いと言います。両方を比較対照していないので断定はできなくても、写真の葉の切れ込みは全体に浅い感じがするので、オクモミジハグマとしました。
なお、「奥」という冠は深山をイメージさせても、特にそんな場所に行ったのではなく、ごくふつうのトレックコース(注)での出会いです。「奥」とか「深山」はこんな風にほぼ意味もなく頭に載せられることがあり、単なる記号と思わなくてはいけません。
<ミヤマの名を持つ草木たち> ☆ ミヤマウグイスカグラ ☆ ミヤマガマズミ ☆ ミヤマキリシマ ☆ ミヤマシキミ ☆ ミヤマフユイチゴ
<補注> オクモミジハグマの「奥」は「奥の細道」の奥でした(出典:「野草の名前」山と渓谷社)。たしかに撮影場所はそちら方面だったので、本文で「意味もなく」としたことは訂正しておきます。(2018年秋)
2010年のきょう<ヤマハッカ> 2009年のきょう<ハネミギク> 2008年のきょう<ホソバヒメミソハギ> 2007年のきょう<マツカゼソウ> 2006年のきょう<ユウゼンギク> 2005年のきょう<カリガネソウ> 2004年のきょう<ギンモクセイ>
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コメント
9月の日経新聞を読んで、てっきり山奥にいかないと見れないと思っていました。
投稿: Reny | 2011-10-14 11:11
Renyさんへ:
名前だけでビビらせてくれますよね。
そんなものを大したことのない野道で見つけたりすると、
うれしさ半分・不安半分で落ち着かないものです。
投稿: はた衛門 | 2011-10-15 05:30