10月12日(水) モンテンボク(テリハハマボウ)
おや、この花はいつか見たはず…と記憶の糸をたぐれば、それは3年前の夏(ふつうのハマボウを掲載)のことでした。あれは東京・江戸川の海辺での出会いだったのに対し、今度のこれには都下の温室でお目にかかりました。
本来は小笠原諸島にしかない花なので、こうして関東で季節はずれの時期に拝むことができたのは、まさに温室の効用です。
照葉という冠が別名につくとおり葉が革質で、ふつうのハマボウの葉より硬質です。また、ハマボウが海辺に育つのに比べ、こちらは内陸部に生育(注)するそうで、自らは動けない植物でも、長い時間をかけて生息領域を変えたことがわかります。
本来は小笠原諸島にしかない花なので、こうして関東で季節はずれの時期に拝むことができたのは、まさに温室の効用です。
照葉という冠が別名につくとおり葉が革質で、ふつうのハマボウの葉より硬質です。また、ハマボウが海辺に育つのに比べ、こちらは内陸部に生育(注)するそうで、自らは動けない植物でも、長い時間をかけて生息領域を変えたことがわかります。
<補注> 標準和名のモンテンボクのモンテンはMountainの音便のようです。
2010年のきょう<カシワバハグマ> 2009年のきょう<ベニバナチャ> 2008年のきょう<ナツメ> 2007年のきょう<ジュウガツザクラ> 2006年のきょう<ヤブタバコ> 2005年のきょう<ダンギク> 2004年のきょう<コムラサキ>
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