ハーブ花壇に植えられて名札がついていたので助かりました。いかにもシソ科の風貌をしているし、葉をつまめばハッカっぽい香りもするので、「調べればわかったろうけどね」などと生意気に思いきや、ミント系植物にはいろいろ種類があって、あの名札がなければ、この写真は間違いなくお蔵入りでした。
さて、これがなぜキャットミント(注1)なのかは自分で調べなければなりません。この花穂を猫ジャラシにでもするのかと思ったらそうではなくて、
マタタビみたいに、この草には猫が擦り寄るのだそうです。
ただし、キャットミントに似たキャットニップ(注2)という種類の方が猫の擦り寄り度は高いとのことで、おやおや、今度はそれを植えている花壇を探さなくてはなりません。最近また、数匹の野良子猫が町内をうろついているので、あの子らを使って、キャットミントVSキャットニップのゴロにゃん度実験でもしてみたいものです。
<補注1> 英語でキャットミントという場合、Nepeta(イヌハッカ属)全体を指すようです。この属には250種もあるので特定は困難でも、おおむねNepeta racemosaあたりかと思います。もちろん全然自信がないので、タイトルは「イヌハッカ属のなにか」という意味でキャットミントとしておきます。
<補注2> キャットニップ(和名:イヌハッカ)を収録しました。(2019年8月7日)
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