9月3日(土) ヘラノキ
ヘラノキのヘラがめでたくヘラらしい姿を呈してくれて、うれしくてヘラヘラしているオジサンがこの木の周りをウロウロ…。同じ総苞葉でも、オバサマ受けするハンカチノキとは違って、その存在感の渋さがたまりません。
実際、ヘラの具合は靴べらタイプです。ヘラオオバコとかヘラオモダカのヘラはお料理用とか油絵用とか、お洒落なヘラを思わせるのに対し、なんとも地味な道具の形を写したものです。さて、そうした控えめな姿の本質は、プロペラの役割で種を遠くに運ぶことにあり、いかにも機能本位であるところに惚れ惚れしてしまいます。
実際、ヘラの具合は靴べらタイプです。ヘラオオバコとかヘラオモダカのヘラはお料理用とか油絵用とか、お洒落なヘラを思わせるのに対し、なんとも地味な道具の形を写したものです。さて、そうした控えめな姿の本質は、プロペラの役割で種を遠くに運ぶことにあり、いかにも機能本位であるところに惚れ惚れしてしまいます。
<補注> 開花は7月の前半でした。
2010年のきょう<トレニア(ハナウリクサ)> 2009年のきょう<オオマルバノホロシ> 2008年のきょう<メボウキ> 2007年のきょう<ゲンノショウコ> 2006年のきょう<サワギキョウ> 2005年のきょう<ガガイモ> 2004年のきょう<ナンキンマメ(ラッカセイ)>
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コメント
ヘラの木からヘラオオバコに行って戻り
ヘラオモダカから匙とヘラの違いを知り
清少納言にお会いし、棟方志功に共感し
長葉も有って興味深いことです
あちこち辿りながら
今度池に出会ったら探索してみよう楽しみと思いつつ、以前やはり辿りながら同じことを思ったのを思い出した
何分にも忘れっぽくなってる自分に慨嘆
二度巡ったら、今度こそ脳味噌に植わったと思うのだが!ありがとう御座いマウス
投稿: ひろぼ | 2011-09-03 10:27
はた衛門さん、こんにちは。
ほんとだ、葉の形がかわってヘラっぽくなっています。
そういいましたら、この前ヘラオモダカだとおもっていましたのは、サジオモダカでした。
エッ!逆だったっけ!
すべてがゴチャゴチャで部屋も頭の中も整理不能です。
回りを気にしなくなる(整理しなくなる)のは老化のはじまりとか、
1人でそう騒いでいましたら、
家のものに、「昔から」と一言!
そうでした。すみません。
投稿: ブリ | 2011-09-03 11:02
ひろぼさんへ:
いろいろ辿っていただいてありがとうございます。
こうして関連づけておくと、自分で忘れにくくなるかなぁと思いまして…。
それでも、親しんでいる草木の名前がどうしても出て来ないときがあったりして、
本当に悲しくなります(涙)。
ブリさんへ:
他人の目を気にしなくなるのは老化のはじまり…ドキッ!
昔から…ドキッ!
お仲間がいると思うと、心強いことです(笑)。
投稿: はた衛門 | 2011-09-04 07:06