9月23日(金) アカメガシワ
アカメガシワの雌株です。この黒々とした種の美しさは増補版の方でも取り上げているので、きょうの主役は葉です。つまり被写体を雌株にしたのは、「ついで」です。
葉の中央に主脈(中肋)が走り、そこから脇に向かって側脈がのびるところまではごくふつうの構造です。ところが面白いのは葉柄に一番近い側脈です。この筋からはさらに脈が走っているのに、それは葉柄側だけで、葉先側には出ていません。
なんだか、サッカーのユニフォームにでも使えそうなデザインです。アカメガシワの葉の形は裂け目があったり丸かったりと変化があってややこしくても、この特徴に気づいたおかげで、小さな苗でも見分けに迷うことがなくなりました。
葉の中央に主脈(中肋)が走り、そこから脇に向かって側脈がのびるところまではごくふつうの構造です。ところが面白いのは葉柄に一番近い側脈です。この筋からはさらに脈が走っているのに、それは葉柄側だけで、葉先側には出ていません。
なんだか、サッカーのユニフォームにでも使えそうなデザインです。アカメガシワの葉の形は裂け目があったり丸かったりと変化があってややこしくても、この特徴に気づいたおかげで、小さな苗でも見分けに迷うことがなくなりました。
<補注1> 後日、この葉脈の形はアカメガシワに限らないことがわかりました。(☆ 2011年10月11日 ☆ 2016年8月9日 ☆ 2019年11月22日)
<補注2> 同属のウラジロアカメガシワを収録しました。(2021年12月2日)
2010年のきょう<オオバチドメ> 2009年のきょう<ヤブマメ> 2008年のきょう<アゼナ> 2007年のきょう<オオアブラギリ(シナアブラギリ)> 2006年のきょう<コナギ> 2005年のきょう<ヤブツルアズキ> 2004年のきょう<ナナカマド>
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