9月20日(火) マコモ
去年は痕跡しか写せなかったマコモの花です。初夏から待ちかねてようやくとらえました…と騒ぐほどのものかどうかは別にして、この素っ気ない雌花(芒がツンツンしているだけ)は水辺の景色と相俟って、なかなかに涼しげな気配です。
そして、その雌花が出そろうと、その下の部分に雄花が咲き始めます。紫の小穂と、そこから割れ出した黄色い6本の葯のコントラストが目に鮮やかです。
そんな雌雄セットの穂以外に、このように白いヒラヒラをつけた穂もありました。どうやら雌雄セットの穂がのび出す最初の段階、つまりは雌シベの柱頭ではないかと思いはしても、牧野図鑑もそのことには触れていません。
ただ、科を同じくするイネの雌シベも似たような白い羽毛状の雌シベを持つので、たぶん間違いないと思います。これが稔れば、米よりも歴史のある穀物=ワイルドライス(注)になるわけで、もう少し継続観察してみようと思います。
そして、その雌花が出そろうと、その下の部分に雄花が咲き始めます。紫の小穂と、そこから割れ出した黄色い6本の葯のコントラストが目に鮮やかです。
そんな雌雄セットの穂以外に、このように白いヒラヒラをつけた穂もありました。どうやら雌雄セットの穂がのび出す最初の段階、つまりは雌シベの柱頭ではないかと思いはしても、牧野図鑑もそのことには触れていません。
ただ、科を同じくするイネの雌シベも似たような白い羽毛状の雌シベを持つので、たぶん間違いないと思います。これが稔れば、米よりも歴史のある穀物=ワイルドライス(注)になるわけで、もう少し継続観察してみようと思います。
<補注> ワイルドライスには出会えないまま、マコモタケをオシャレに味わいました。(2012年11月4日 )
2010年のきょう<キセワタ> 2009年のきょう<マルバハッカ(アップルミント)> 2008年のきょう<ギンリョウソウモドキ(アキノギンリョウソウ)> 2007年のきょう<ソテツ(雄株)> 2006年のきょう<アシタバ> 2005年のきょう<シロミノコムラサキ> 2004年のきょう<フジバカマ>
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