8月31日(水) ゲットウ
英語圏ではシェル・フラワーとかポーセリン・リリーとか呼ぶそうで、たしかに貝殻にも瀬戸物にも見える、一風変わった花です。
さらに、バンブー・ジンジャーという呼び方もするようで、こちらは視線が花から離れて、この葉と、人の背丈を超える堂々とした佇まいを表しています。
あとは、右隅に写っている玉葱状の実に発想した名前があればと欲張っても、それは残念ながら見つかりません。もしかしたら、「月桃」という和名がその実のことかと思いながらも、「月桃は漢名であって、それをそのまま日本読みした」(注3)というだけで、月桃のそもそもの意味はまだ調べきれません。
さらに、バンブー・ジンジャーという呼び方もするようで、こちらは視線が花から離れて、この葉と、人の背丈を超える堂々とした佇まいを表しています。
あとは、右隅に写っている玉葱状の実に発想した名前があればと欲張っても、それは残念ながら見つかりません。もしかしたら、「月桃」という和名がその実のことかと思いながらも、
<補注1> 関東では珍品のゲットウも、沖縄では「路傍の花」でした。(2018年6月7日)
<補注2> キフゲットウを載せました。(2018年12月16日)
<補注3> 削除した引用部は学術的なソースではなかったようで、ショウガ科の権威・船越,英伸博士によると、この植物をタイワン現地語で「ゲータオ」と呼び、それに日本で月桃を当てた(月も桃も中国では吉祥)というのが真相のようです。(2021年12月)
2010年のきょう<トウゴマ> 2009年のきょう<シシウド> 2008年のきょう<ソテツ(雄株)> 2007年のきょう<カクレミノ(斑入り)> 2006年のきょう<ヒオウギ> 2005年のきょう<サフランモドキ> 2004年のきょう<タイワンホトトギス>
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コメント
「月に生える桃の実」という説があります。
http://www.geocities.jp/plants_name/alpinia/alpinia.htm
投稿: Reny | 2011-08-31 11:23
Renyさんへ:
いつもありがとうございます。
うーむ、やはり実ではなく蕾のことなんですねえ。
中国の人は、西王母もそうでしたが、蕾を桃に見立てるのが
好きなんですね、きっと。
http://hatazakura.air-nifty.com/blog/2007/11/1111_334b.html
投稿: はた衛門 | 2011-09-01 06:12