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8月30日(火) ハツユキカズラ

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似た名前で「初雪草」というのが別にあって、緑の葉が真夏に白く縁取られます。季節的にトンチンカンな名前が愉快で、消夏法ならぬ笑夏策に持ってこいです。
ところがこちららの初雪葛は白い葉だけにとどまらず、その先にはピンクの葉もつくので、まるで雪の上で鼻血ブーッ(谷岡ヤスジ、懐かしィ~)したみたいです。
また、本当に初雪を見るころには全体が紅葉して赤茶色のなかに白と赤の葉が点在して、ほとんど通年で赤みとは縁が切れないようです。もっとも、母種であるテイカカズラでも幼い葉は赤いときがあり、基本的な性格かもしれません。
さて、問題はこのハツユキカズラとよく似たゴシキカズラというものを花屋で見かけることです。二つは自分ではまるで区別がつかず、調べてもさっぱり要領を得ません。多くのサイトはゴシキカズラをハツユキカズラの別名としているので、自分のなかで見分けがつくまで(注)は、その説にしたがっておくことにします。

<補注> ハツユキカズラには Trachelospermum asiaticum ‘Hatsuyukikazura’ 、ゴシキカズラには T. asiaticum 'Gosikikazura' と別の学名が付されていて、二つは別物(ほかに、同じ位置づけのものとしてオウゴンニシキがある)ではあるようです。
見かけ的にはゴシキカズラの葉の方がやや大きく、かつ全体に緑色が強いようで、それと思われる植え込みを新規掲載しました。(2021年9月1日

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