8月20日(土) カカオ
赤く熟して割れかけた実に目が行きがちではあっても、この写真の主題は幹についた白いゴミのような物体です。なんとまあ、あのおいしいチョコのそもそもの出発点は、こんなにささやかで秘やかな小さな花なのでした。
本来の生育地では通年で花をつけるそうで、暑い暑いとみんなに嫌われる日本の夏がカカオにとっては快適な環境ということのようです。前に冬の温室で見た木には、花の気配さえありませんでした。
もっとも、コチョコチョと数の多い花がすべてこんな実になるのではなく、結実率は0.5%以下と言いますから、カカオの実がデカイ顔をしているのもうなずけます。大きくなった実の下方には、その貴重な結実した花が小さな実をつけていました。
本来の生育地では通年で花をつけるそうで、暑い暑いとみんなに嫌われる日本の夏がカカオにとっては快適な環境ということのようです。前に冬の温室で見た木には、花の気配さえありませんでした。
もっとも、コチョコチョと数の多い花がすべてこんな実になるのではなく、結実率は0.5%以下と言いますから、カカオの実がデカイ顔をしているのもうなずけます。大きくなった実の下方には、その貴重な結実した花が小さな実をつけていました。
<補注> 開花の様子はこちらです。(2013年12月1日)
2010年のきょう<カラミンサ> 2009年のきょう<コマツナギ> 2008年のきょう<アルストロメリア> 2007年のきょう<モクゲンジ> 2006年のきょう<ハナキリン> 2005年のきょう<トクサ> 2004年のきょう<モッコク>
| 固定リンク
コメント