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8月10日(水) ネコノチチ

110810nekonotiti1ちょっと見はサクラかなにかの葉に見えますが、それにしては葉脈が強すぎるし、なんと言っても葉の尾っぽの長さが目立ちます。開花の様子を載せたときには、あまりに小さな花に迫ったために、この特徴的な葉の全容を紹介できませんでした。
しかし、葉の解説のためにこの写真を載せたのではありません。ネコノチチという名前の元である実を見つけたのです。左上部に黄緑色の物体が一つ見えています。
110810nekonotiti2大きな木の高いところにつき、しかも数が極端に少ない(この木だけかもしれません)ので、ずいぶん苦労させられました。緑→黄→赤→黒と色が変わるそうで、今は緑みが薄れていく段階のようです。
110810nekonotiti3さて、こちらが本家ネコノチチです。なるほど、形もサイズもぴったりでした。
110810nekonotiti4おっと、話はまた葉に戻ります。ネコノチチはコクサギと同じく、右右・左左と2枚ずつ左右に葉をつけるタイプです。こんな葉のつけ方のメリットは、残念ながら自分にはまったく想像できません。もしかして、「損得じゃないよ、気分だよ」なんてささやいてくれたら、ますますこの木が好きになりそうです。

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コメント

右右左左
そういう互生も有ると初めて知りました
ほんとに植物の個々の違いと意外さに魅せられます
最近認知症の進行し始めてる私ではありますが
コクサギとネコノチチは忘れないと思います
本物にいつかお目にかかりたいと思います

投稿: ひろぼ | 2011/08/10 08:56

実物同士の比較とてもよくわかりました。
風紀上の問題もないし、何よりです(笑)
植物の不思議を今回も丁寧な解説で教えて
くださり感謝、感謝です。お礼も何もでき
ませんが、これからもずーっとお続けくだ
さることをお願いしますよ。
今日も暑いですねぇ。もう、2度シャワーを
浴びました。外はジャングル状態。無理せず
探究してください。

投稿: zenpeichan | 2011/08/10 11:09

ひろぼさんへ:
不思議ですよねぇ、右右・左左。
幼い枝だとふつうの互生なんですよ。
成長すると、カッコつけたくなるなんて、
ちょっと人間ぽいのかなあ、なんて思ったりします。

投稿: はた衛門 | 2011/08/11 06:18

zenpeichanさんへ:
むふふ、このニャンコちゃん、ずいぶん馴れ馴れしくて、
初対面なのに快く撮影に応じてくれました。
そうなんです。木陰や野道は涼しいんですが、
そこに着くまでが恐ろしい暑さですよねぇ。
お互いに気をつけましょう。

投稿: はた衛門 | 2011/08/11 06:25

ネコのチチという木があるのですか。
そして、その木の実がネコの乳に似ている。
丁寧な解説有難うございました。

投稿: ぴょんぴょん | 2011/08/12 00:18

ぴょんぴょんさんへ:
暑さが続きますね。お元気ですか。
名前も姿も面白い木でしょ。
きれいに実が色づくころまでに、もう少し実のつきのいい木を
見つけたいと思っています。

投稿: はた衛門 | 2011/08/12 06:28

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