8月1日(月) ヒメヒオウギズイセン(クロコスミア、モントブレチア)
このブログを始めたころ、和名(ヒメヒオウギズイセン)は長すぎるし、英名(モントブレチア)には馴染みがないし、さてどちらで覚えたらいいものか、困ったものでした。しかしそれは杞憂で、夏の間、あちこちにワサワサと繁っていて目にする機会が多いので、さすがの老化オツムにも二つの名前はしっかり擦り込まれました。
ところが、問題は第三の名前=クロコスミアです。モントブレチアも学名由来だったはずなのに、クロコスミアも同じで、こういう混乱状態は素人の手に余ります。とりあえず、そんな呼び方もあるということだけ、頭に入れることにしました。
さらに問題はまだあります。この花は姫檜扇と姫唐菖蒲の雑種だということで、前者はここに収録できていても、後者がまるで正体不明なのです。暑苦しい色、丈夫過ぎる性質、ややこしい名前、片親不明の怪しさ…まったくもって、このヒメヒオウギズイセン、またはクロコスミア、もしくはモントブレチアというのは鬱陶しい奴です。
ところが、問題は第三の名前=クロコスミアです。モントブレチアも学名由来だったはずなのに、クロコスミアも同じで、こういう混乱状態は素人の手に余ります。とりあえず、そんな呼び方もあるということだけ、頭に入れることにしました。
さらに問題はまだあります。この花は姫檜扇と姫唐菖蒲の雑種だということで、前者はここに収録できていても、後者がまるで正体不明なのです。暑苦しい色、丈夫過ぎる性質、ややこしい名前、片親不明の怪しさ…まったくもって、このヒメヒオウギズイセン、またはクロコスミア、もしくはモントブレチアというのは鬱陶しい奴です。
<補注> 冬に枯れて倒れてしまった姿にも、この草の強靱さは遺憾なく示されていました。(2016年2月18日)
2010年のきょう<ハンカチノキ> 2009年のきょう<オオリキュウバイ> 2008年のきょう<カキラン> 2007年のきょう<ハナハッカ(オレガノ)> 2006年のきょう<ミゾカクシ> 2005年のきょう<シマサルスベリ> 2004年のきょう<コナラ>
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コメント
はた衛門さん、おはようございます。
近くのお野菜の無人スタンドには、お花もありまして、
先日はキキョウやヒメヒオウギスイセンなどが
配色よく3種類ほどまとめて売られていました。←みんな100円です。いいでしょ!
キキョウがほしかったのですが、1つ持ち上げたらこの子だったので、
その日はこの子をキュウリやお茄子、クウシンサイなどといっしょに、買って帰ってきました。
かわいいお花ですよ。
2,3日でぱらぱらと落ちてきましたが、しばらく楽しませてもらいました。
ただ、アスカちゃんとのお散歩のとき、お山の縁に咲いていたんですよ。
これって、野草なんですか?
なんか買って来たのよりは、ちょっと大きい感じはしましたが・・・
投稿: ブリ | 2011-08-01 08:47
鬱陶しい奴・・・。
はい。うちでは抜きまくってるのに、
きっちりと花を咲かせ、
近くには、子どもがいっぱいです。
うちのメンバーは、キンギョソウと呼んでいます。
母親がそう教えてくれたそうです。
本物の方も、もちろん、キンギョソウです。
投稿: yoko | 2011-08-01 21:11
ブリさんへ:
ヒメヒオウギズイセン、やたらタフな奴ですよね、これ!
ひと株植えたら最後、年々増えます。
ちょっとやそっと抜かれたって平気の平左です。
真面目に作出された園芸品種のくせに、
いまやそんじょそこらの雑草も真っ青の勢いですよね。
yokoさんへ:
へ、キンギョソウですか!?
たしかに、色はお祭りで掬う金魚のあれですね!!
母親というのは怖いもので、ワタシの母親もオオバベニガシワの
ことをシンジュと教えてくれて(どういう混乱だったのだろう???)、
自分のなかで矯正するのに手間取りました(笑)。
世の母親よ、子には正しい知識を!(あ、父親も同じか?)
投稿: はた衛門 | 2011-08-02 05:09