7月6日(水) カジカエデ(オニモミジ)

雌シベの痕跡を小さなツノのように残したまま、カジカエデの雌花が立派な翼果に育っていました。雄花が花盛りのときに一緒に写した雌花を見ると、あれから2カ月で、この翼は3倍ほどの長さにのびたようです。
そして、オニモミジの別名のもとになった剛毛です。丸い種一つが1cm近くはあって、それをビッシリ覆う毛ですから、なるほど「鬼」っぽく見えます。昔の甲冑の頬当にこんな意匠のものがあったことを思い浮かべました。
そして、オニモミジの別名のもとになった剛毛です。丸い種一つが1cm近くはあって、それをビッシリ覆う毛ですから、なるほど「鬼」っぽく見えます。昔の甲冑の頬当にこんな意匠のものがあったことを思い浮かべました。
<補注> 2カ月後の枝振りや実の様子はこちら、3カ月後の葉の美しさはこちらです。
2010年のきょう<イワガラミ> 2009年のきょう<ノカンゾウ> 2008年のきょう<ボッグセージ> 2007年のきょう<ハクロバイ> 2006年のきょう<ヤマモモ> 2005年のきょう<リョウブ> 2004年のきょう<モミジアオイ>
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