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7月3日(日) シロザ

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茎や葉柄には赤みがさしていて、仲間のアカザと区別がつきません。ただ、いまごろの若葉が粉をふいたように白いのが見分けの頼りになります。
そして、このくらいの若葉はおひたしになると知ってはいても、今年はなんとも食指が動きません。放射性物質というものは見ることができないはずでも、この白い粉(?)がどうもなんだかそれっぽくていけません。
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おっと、こちらはもう三度目の登場になるアカザです。これにアオザが加わればめでたく三色セットができるのに、そう簡単には問屋が卸してくれません。(注1)

<補注1> 上記のアオザ発言は取り消しておきます。
シロザのうちで粉の青みが強いものをそう呼ぶことがあるらしくても、分類的に認められたものではないようです。(2017年12月)
<補注2> いかにも杖の素材らしい枯れ姿を収録しました。(2020年3月6日

2010年のきょうストケシア(ルリギク)> 2009年のきょうタマザキクサフジ(ツルレンゲ、クラウンベッチ)> 2008年のきょうウツボグサ> 2007年のきょうイタチハギ> 2006年のきょうオカトラノオ> 2005年のきょうボタンクサギ> 2004年のきょうユズリハ

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コメント

はじめまして、いつも楽しく拝見させていただいております。本当に知らない事ばかりで
恥ずかしいことも多いのですが。「シロザ」は、高校の先生が、杖を作りお年寄りに贈物をされていました。何だか大変懐かしい草物です(雑草と言う言葉は苦手です)
緑多いと言われている多摩に在住していますのに、「シロザ」を目にする事が少なくなって来たように思います。

投稿: ムクロジ | 2011-07-03 11:11

ムクロジさんへ:
コメント、ありがとうございます。
素晴らしい先生がいらっしゃるのですね!
アカザやシロザは栄養のある環境が好きなので、
田の畦とか耕作地の隅とか、案外に身近で見ることができるようです。

投稿: はた衛門 | 2011-07-04 06:55

こんにちは。
シロザが庭や畑にはびこる季節になりました。
だんなの話ですと、土壌の放射性物質を吸収しやすい植物の中に、これやアカザが含まれているんだそうです。
なので、白い粉云々以前に、今年はあまり手を出さない方がいいかと思います。

世間ではヒマワリやナノハナに目がいってるようですが、所謂雑草の類にも、案外有効と思われるものが多いのかもしれません。
ヒマワリに関しては、先日、講演にいらした教授の話ですと、思ったほどの効力はないらしいですが、気休めにはなりますよね。

投稿: きおねこ | 2011-07-04 13:09

きおねこさんへ:
そうか、ホウレンソウもアカザ科でしたね!
放射性物質って見えないもんで、いっそう不気味ですよね。
罪もない草木に頼らずに、なにか一掃できる手が開発されないんですかねぇ?

投稿: はた衛門 | 2011-07-05 05:58

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