6月6日(月) サイハイラン
会心の一枚です。いや、フラッシュ使用のこんな凡庸な写真がうれしいのではなく、舞い上がっているのはこの花が咲くここに辿り着いた経緯なのです。
この山にサイハイランが咲くと人づてに聞いたものの、時期も場所もかなり大雑把な情報でした。そこで、時期はいま、場所はここ、と自分なりに当て込んだ予想がズバリ的中したのです。見つけたときは、思わず「いた~ァ」と声を出してしまいました。
思ったとおりの暗がりに咲き、はっきり言えばかなり地味な風体ですから、フラッシュなしではなんとも見栄えがしません。次の課題は、わずかでも木漏れ陽が射す場所でこれを見つけ、自然光で、一つの花にグッと接近してみることとしておきます。
この山にサイハイランが咲くと人づてに聞いたものの、時期も場所もかなり大雑把な情報でした。そこで、時期はいま、場所はここ、と自分なりに当て込んだ予想がズバリ的中したのです。見つけたときは、思わず「いた~ァ」と声を出してしまいました。
思ったとおりの暗がりに咲き、はっきり言えばかなり地味な風体ですから、フラッシュなしではなんとも見栄えがしません。次の課題は、わずかでも木漏れ陽が射す場所でこれを見つけ、自然光で、一つの花にグッと接近してみることとしておきます。
<追録> 後年、このよう(↓)にかなり日射条件のいい場所で、蕾があがってきたサイハイランに出会いました。しかし、残念ながらこのあとにここを再訪することができませんでした。(撮影:2018年5月4日)
2010年のきょう<ウスベニアオイ> 2009年のきょう<ナギ(雌株)> 2008年のきょう<マルバダケブキ> 2007年のきょう<シロバナサギゴケ(サギゴケ)> 2006年のきょう<シモツケ> 2005年のきょう<ホタルブクロ> 2004年のきょう<サンゴジュ>
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コメント
はた衛門さん、こんにちは。
濃いピンクがちらちらとみえて、ステキに撮られましたね。
実はわたしも昨日写してきました。
去年も写しましたので、
場所探しと時期には苦労しなかったのですが、
このお花、なかなかきれいに撮れません。
朝でほんの少ししか開いていないのもありますし、
薄暗いところですし、さらにお花自体の色がにごっていて。
おぉ~い!と声をかけながら、
あちらこちらと方向を変えて撮ったのですが・・・
なにかあざやかに撮る秘訣はありませんでしょうか。
投稿: ブリ | 2011-06-06 14:45
予想的中、花姿キャッチ!おめでとうございます。
自然光の中での出会いレポートも待っています。
投稿: 杏まま | 2011-06-07 00:58
ブリさんへ:
うん、「にごって」いるし、形も采配というよりは
ボロっぽいし、とらえにくいですよね。
でも、必死で探しているワタシを尻目に、お近くですぐ見られるとは、
まさに黄金郷ですねえ(ため息)。
杏ままさんへ:
うわ、プレッシャー!
いやー、舞い上がってしまって、ISO感度を変えるとかの
工夫をまったく忘れて、フラッシュばしばし!してしまいました。
次回は自然光に恵まれなくても、もう少しいろいろトライしてみます。
投稿: はた衛門 | 2011-06-07 06:08