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6月1日(水) アズキナシ

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念願の「華々しいお付き合い」がようやく叶いました。前の年の枯れ残った実しか写せなかったアズキナシと、初めて花の時期にご面会です。
ただ、いつかあとでこの写真を自分で見たとき、「ゲッ、ウラジロノキと間違えたか!?」とあわてそうで不安です。実物を見れば、葉に毛のあるなしでずいぶんと雰囲気が違っていてわかりやすくても、こんな1枚の写真にそんな「一目瞭然さ」を盛り込めるようになるには、あと何万回シャッターを押せばいいやら…。
言い訳ついでにもうひとつ、アズキナシと言えばハカリノメという面白い別名が有名なのに、その「秤の目」は若木の樹皮の特徴(注)だそうで、この木はちょっと大きすぎ、幹(背景の黒い部分)にも枝にもその皮目が見られませんでした。
別名と言えばもうひとつ、この木はカタスギとも呼ばれるそうです。漢字だと「堅杉」のようで、広葉樹を針葉樹に見立てるとはどういうことか不思議に思いました。調べると、どうも木工材としての呼び名のようで、その名に納得するかどうかは、この木に何度か刃を入れてみなければわからないこととあきらめます。

<補注> 上の開花写真は仙台での撮影のため、時期が遅めです。地元・埼玉南部での開花はほぼ1カ月早めでした。また、上の本文中に記した「秤の目」はこの地元の木で見ることができました。(2014年4月30日

2010年のきょうシライトソウ> 2009年のきょうナツハゼ> 2008年のきょうギンリョウソウ> 2007年のきょうムシトリナデシコ> 2006年のきょうユスラウメ> 2005年のきょうカルミア> 2004年のきょうソメイヨシノ

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