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5月31日(火) アリウム・シュベルティ(オオハナビニラ)

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本格的な花火の季節を前に、花壇はすでに「玉屋~・鍵屋~」です。ドーンと広がった花柄の長いものは15㎝くらいあるので、全体の直径はそれこそ「尺玉」です。
残念ながら、アリウム仲間のギガンテウムが完全に球体になるのと違い、花は半球状です。しかし、花の飛び出し具合はこちらが圧倒的で、シュベルティかギガンテウム、どちらかだけを自分で植えるとしたら、ちょっとハムレット気分です。

<補注1> 当初の記事でギガンジウムとしていた部分をギガンテウムに修正しました。(2011年6月)
<補注2> 標準和名はオオハナビニラです。誰が見ても尺玉なのでしょう。(2021年5月)

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5月30日(月) ヒメウコギ(ウコギ)

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米沢藩中興の祖・上杉鷹山公が奨励したことで有名なウコギです。いまでも米沢ではウコギが大切にされていて、ウコギ垣の総延長は20kmにもなるそうです。写真は残念ながら米沢ではなく、都内でたまたま見つけたレア物です。
5年前に初めて撮影(東京都下)したものの、そのときはタウコギの名前の元としての興味が先行していて、花も実もない取りあえずの写真でした。あのときに比べれば、地味な花とは言え、満開の様子をとらえることができました。
ところが、調べて見るとウコギは雌雄異株で、日本には雄株は少ないのだそうです。そう知ってからあらためて眺めると、写したこの木の花は雌花でした。

<補注> 当初、この記事のタイトルはただ「ウコギ」としていました。しかし、どうやらただのウコギは存在しない(俗に言うウコギはヒメウコギの別名)ようで、写真のものは5小葉の頂部の1枚がほかよりも大きいこと、鋸歯が粗くてハッキリしていることからヒメウコギと判断しました。
たまたま、米沢市で植えられているウコギもヒメウコギのようで、記事内容がトンチンカンにならずに済みました。(2017年5月30日)

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5月29日(日) ヒメシャガ

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淡い紫色の花と艶のない薄緑の葉が涼しげです。シャガを思わせる姿ではあっても、ちょっと別物であることはすぐにわかります。
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花の寸法がこんなに小さく、1本の茎につく花の数も2~3個です。簡単に言えば、サイズも花数も、どちらもふつうのシャガの半分です。
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また、1・2枚目の写真では、どちらも花茎が斜めに寝ています。花はそこからグイッと垂直に起き上がって咲いていて、その理由がこのような株の形です。
どうもドーナツ状に殖える性質のようで、茎は円陣の外側に枝垂れる形に、姫さまらしくナヨッとのびていきます。

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5月28日(土) アオハダ

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アオハダの蕾の姿を載せて「雌雄どっちか不明」と無責任なことを言ってから、早くも2週間が過ぎ去りました。
あれから、あちこちに散在する雌雄それぞれのアオハダを20本近く訪ね廻った結果、あのときの蕾(の木)は雄だったことがわかりました。上の写真が雄花(雄株)の開花で、あの蕾状態からおよそ1週間後の状態です。
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そしてこちらが雄花から遅れること1週間ほどで咲いた雌花(雌株)です。退化した雄シベが残ってはいても、緑色の子房が最初から目立ちます。
花(蕾)のつく位置やつき方、そしてその数は雌雄で大差はなくても、雄花はどことなく線が細く、雌花は最初からガッチリしていることがわかりました。したがって、その気で見ると、蕾のときでも雌雄の判別は不可能ではないようです。

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5月27日(金) ギンラン

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自分のなかではいままで貴重品だったキンランを、今年は思いのままに写すことができたので、「よーし、ギンランも」とかなり気合いが入ったのです。しかし、いやはや、金よりも銀の方が、どうもこの世界では格上の手強さでした。
ざっとの感触であっても、まず数量的に銀は金の1/4ほどしか見つかりません。次に、けっこう陽の射す場所にも生える金に対し、銀は徹底的に暗がり好きです。さらに、このように花がほとんど口を開きません。寡黙な銀、まさにいぶし銀なのです。
というわけで、もう枯れ気味の姿ながらも今年のベスト画像ということで取りあえず掲載します。レアである銀が3株「も」林立していた感動シーンです。

<追録1> 花粉媒介者に出会ったあと、花びらの煌めきにときめきました。(撮影:2012年5月13日)
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<追録2> 新鮮な花に木洩れ陽がうまく当たってくれました。(撮影:2014年5月4日)
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<補注1> 住宅地の日陰斜面でギンランを見つけました。(2018年4月29日
<補注2> 同属のササバギンランを収録しました。(2023年4月28日

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5月26日(木) アカマツ

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アカマツの雌花です。探して探して、というか、待って待って、ようやく見つけました。春になってグイッとのびた新しい枝の先に、こうして直径5㎜ほどの、いかにも「ワタシ、松笠になるんです」みたいな形の花(?)がついていました。
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で、雄花はどうかと言うと、正確には「どうだったか」で(撮影は雌花より10日前)、こうして雌花よりかなり早めに「男盛り」を迎えていました。ほんのわずかに揺らしただけで、指がきな粉餅です。
これだけ大量に出る花粉は地上だけでなく海をも染めるそうで、なんの潮目だろうと船を出したら松の花粉の帯だったという話を聞いたことがあります。

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5月25日(水) エビネ

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エビネが見られる林もそろそろ緑が深くなったので、こんな光線具合で撮るために、何回か時間を変えて訪れてみました。自分としては努力賞の一枚です。
エビネを庭に植えている人に話を聞いたことがあって、何年かして咲かなくなったので、買ったお店の人に文句を言ったそうです。そしたら、「芋(根茎)が長くなりすぎたからだ」と言われ、掘り出して3節ごとに分けたら、また咲き始めたそうです。
野山で見つけたものを写すだけの人間にはわからない苦労でも、じゃあ山のエビネはどうすんの?と不思議になりました。自分で自分を切り分けるわけではなし、それでも見事にこうして咲くところが自然の偉大な力ということなのでしょう。

<補注> エビネの葉がとてもタフであることに気づきました。(2012年2月5日2013年9月7日

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5月24日(火) ノイバラ

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おととい・きのうの続きで、サクラバラの両親の紹介です。コウシンバラとともに、サクラバラの一方の親とされるノイバラです。
仲間(同属)のテリハノイバラはすでに花のころを掲載しているのに、こちら「照らない(葉に艶がない)」ノイバラは初めて載せる花の様子です。さてこうして見ると、ふつうのノイバラは花数が多い代わりに花が小さく、どちらかと言うと照葉の方がサクラバラの親にふさわしい気がします。ただし、これは素人の勝手な所見です。
それにしても、サクラバラのおかげでノイバラの花をようやくここに出せたのに、右奥にはしっかりと冬の実の残りを写し込みました。赤い実フェチ…でしょうかねえ。

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5月23日(月) コウシンバラ

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きのうの続きです。過去ファイルを捜索したら、去年5月の末に写したこの写真が出てきました。濃いピンクの花が、ひときわ輝いて見えます。
学名がRosa chinensis、別名でチャイナローズと呼ばれるくらい、中国で愛好されている(らしい)バラです。和名のコウシンは庚申で、とは言っても庚申講のように徹夜でこの花を見るわけではなくて、60日(干支ひと周り)に一度ほど返り咲きをする、つまり四季咲きであることに因んでいるのだそうです。
え、だったら特に庚申ではなくても、甲子(園)でも壬申(の乱)でも辛亥(革命)でも、なんでもよかったのでは…などと絡みたくなるのは老齢化が昂進した証拠で、「ブログの更新だけは忘れないでね」と庚申薔薇に茶化されそうです。

<補注> このバラは四季咲きであり、同じ色目の株はこの年の冬に、そしてピンクの花をつけた株は6年後の冬に収録しました。(2017年12月)

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5月22日(日) サクラバラ

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名前がシンプルです。花の形が桜に似て…いないこともないし、5弁だし、などという屁理屈はさておき、花びらのフチを染める桜色が愛らしいバラです。
名前と同じで花もシンプルというか質素で、しかもあまり日持ちがしません。そのため、「豪華に満開!」という写真が望みにくいわけで、調べてみたら滝上町のハーブガーデンの丘がこの花で埋め尽くされるらしい…滝上(注2)、どこ? トホ、遠すぎ!
なので一輪でOKにします。花がシンプルなのはノイバラを一方の親に持つためのようで、もう一方の親とされるコウシンバラはかなり派手めの濃ピンクです。
おや、コウシンバラはどこかで撮った記憶(注1)があります。過去写真、大捜索せねば! そして、すでに載せたつもりのノイバラは、なんと3回の登場が3回とも赤い実の姿でした。サクラバラのおかげで、ノイバラへのこれまでの不義理も埋め合わせ(注1)ができそうです。

<補注1> コウシンバラは次の日に掲載し、ノイバラの花は翌々日に収録しました。(2011年5月24日)
<補注2> 後年、偶然にも滝上町を訪れました。ただし、サクラバラのシーズンは大きくはずしていたので、単に「ああ、ここなんだぁ」というささやかな感動を味わっただけでした。(2015年9月7日
<補注3> 冬の実はサクランボに見えなくもありません。(2018年2月4日

2010年のきょうタチバナ> 2009年のきょうショウブ> 2008年のきょうクヌギ> 2007年のきょうノースポールギク(クリサンセマム・パルドサム)> 2006年のきょうニオイシュロラン> 2005年のきょうニオイバンマツリ> 2004年のきょうユスラウメ

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5月21日(土) オニタビラコ

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かつて、ひと株だけ見つけて狂喜乱舞したときには、こんなオニタビラコの草原があるなんて夢想だにしませんでした。世のなか、広いものです。
などとシタリ顔でいうほどのことではなく、野山ならオニタビラコの群生くらいは当たり前でした。近所の散歩ついでに始めた草木撮影だったのに、いつの間にか目的の主従が入れ替わり、撮影のために遠くの野山を歩くことの多いこのごろです。

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5月20日(金) ケヤキ

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ケヤキが早くも実をつけていました。寒風が吹くころには、葉を残した小枝ごと落ち(注1)てきて、拾った子供が喜んでいたりしても、いまの時期に仰ぎ見てくれる人はあまりいないのが少しかわいそうです。
実を載せる前に花だろう!と思いながら、かつて雌花・雄花の存在も知らないまま、増補版に「とりあえず」写真を載せたきりになっています。花の時期は小さな雄花が粉塵のように降り注ぐので、ちょっと撮影(注2)には躊躇するのです。
そう言えば夏場の虫除けのためにゴーグルを用意していました。あれを使えば降り注ぐ花など…うーん、近所のケヤキでそれをやるのは勇気がいります。

<補注1> ケヤキの葉は実をつけたまま落ちます。(2014年11月25日
<補注2> ケヤキの花を少しだけ理解できました。(2020年4月10日

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5月19日(木) カキツバタ

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カキツバタの見分け方、その一、水辺にあること…というのをそのまま写真にしてみました。ふだんから心がけがいいので(?)、頼みもしないのに色合いのいい鯉が画面に乱入してくれました。(アヤメ系は陸地を好みます)
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こちらは最初の写真とはやや色合いの異なる花です。このような薄い青紫から1枚目の濃い紫まで、花色にはある程度の幅があります。ただし、その花びらはホッソリとして、内花被片がピンと立つところがカキツバタらしさです。
また、葉が花よりも高くのびることもカキツバタの大きな特徴です。さらに、葉の中央を走る中脈があまり盛り上がらない(1枚目写真ではほぼ見えない)こともカキツバタの見分けポイントで、同じ湿地を好むハナショウブ系とはここが違います。

<補注1> カキツバタの花後の様子を確認しました。(2013年8月14日
<補注2> 葉に斑が入った品種がありました。(2017年5月24日

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5月18日(水) ウラジロノキ

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盛りの時期を少しだけはずしてしまい、期待したような真っ白な景色ではなかったものの、開花の様子だけはどうやらつかめました。ほのかな達成感です。
欲を言えばきりがなくて、冬芽の具合とかその芽吹きのシーンとか、写したいものはたくさんあります。ただ、このウラジロノキの葉を見ていると、「ほらほら、そんなにガツガツしなさんな」と諭される気がします。強い主体性を示すかのような直線的な葉脈、おもねり・へつらいを撥ねつけるような鋭角的な重鋸歯の姿…花を写しに行ったはずなのに、またまたこの葉に見惚れてしまいました。

<追録> 上の写真を撮ったあと(5月下旬)に出かけた北国で、咲き出しのウラジロノキをとらえることができました。(↓ 撮影:2011年5月26日)
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<補注1> ほぼベストの開花状態をとらえることができました。(2013年5月7日
<補注2> 黄葉と樹皮の様子を記録しました。(2018年12月12日

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5月17日(火) トウバナ

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その時期を逃すと翌年までお預けというのが草木趣味の難点です。しっかり健康管理して、観察のチャンスを1回でも増やそうという心がけは生まれるにしても…。
しかも、せっかく巡ってきたその季節にうっかりしていると、このトウバナのように、ここに話が出てから掲載までが2年がかりなんていう失態になってしまいます。
まあ、それだけ「道端のなにげない」草ということでしょう。ただ、こうして接写するまでもなく、なかなかに美しい色合いで、すがすがしい5月を代表する草です。去年うっかりしてしまった帳尻合わせで、目一杯、上手を言っておきます。

<補注> 姿が似て、しかも名前的にセットになるイヌトウバナは、このトウバナと一緒に覚えたい存在です。(2016年9月1日

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5月16日(月) カジノキ

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メニュー板の下に腸詰めをたくさんぶら下げた中華のお店を思い出しました。そう言えば、あの店にしばらく行っていないなァ…なんてことはきょうの本題ではなくて、葯が割れる前の黒っぽい雄花はあの腸詰めを思わせます。
ただ、ワタシも別に食い気一方ではなくて、割れ出した雄花は房飾りに見えたりしますから、一応はロマンチック気分も欠片くらいは残っています。
仲間のヒメコウゾ(雌雄同株)も雌花が先だったし、雌雄異株ではありながら、カジノキもどうやら雌性先熟のようです。雌株が花開いて(というにはかなり変な姿でした)からほぼ1週間の時間差で、腸詰めが房飾りに変貌し始めていました。

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5月15日(日) タチシオデ

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寝かかっている「立ち」シオデです。寝てしまうのだったら「看板に偽りあり」ではないかと抗議したくても、たしかに地面から50㎝ほどまではスックと立ち上がってのびてくるので、最初から四方八方に絡みつくふつうのシオデとは性質が違います。
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花の時期も、ふつうのシオデが暑い盛りに咲くのに対し、タチシオデ(雌雄異株、1枚目写真=雄株、2枚目写真=雌株)はいまが旬です。同属の開花時期だけ見るならサンキライが近い存在でも、花の作りが違うので間違えることはありません。
平行脈がきれいな葉は、形がサンキライよりも細く、質も薄めです。若い葉を口に入れてみるとクセがなくて柔らかく、非常食として覚えておくことにしました。

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5月14日(土) アオハダ

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去年、アオハダの実が黄色から赤に変わる刹那的な美しさを撮ったはいいものの、それをウメモドキと間違えるという恥ずかしいエラーをしてしまいました。ただ、掲載から2週間ほどで、自分でエラーに気づいたのは救いだったし、冷や汗をかいたおかげでアオハダの佇まいをしっかり覚え込むことができました。
そこで今年はこんな蕾のうちから「自信を持って」アオハダを掲載します。柔らかな青葉を通して、5月の陽光が降り注いでいました。
だがしかし、またまた問題発生です。こんな蕾の段階では、これが雌雄どちらの木(アオハダは雌雄異株)なのかわかりません。蕾のつく位置は雌雄一緒であっても、雄花の方が1カ所の数が賑やかです。で、この写真が雌雄どっちと言われると全然自信がなくて、一難去ってまた一難というところです。
開花はあと1週間ほど先でしょう。この山にはたくさんのアオハダがあったので、しっかりと雌雄の花を撮り尽くすことにします。

<補注> その後、この写真の木は雄株だったことがわかり、また雄花(雄株)や雌花(雌株)をしっかり写すことができました。(2011年5月28日

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5月13日(金) キンラン

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かつては大興奮で見たキンランも、意外にあちこちで元気にしていることがわかり、安心と落胆が混じった複雑な気持ちです。
こんなに接写できる道端で、木漏れ陽が花びらにうまくあたった一瞬をとらえることができました。精一杯開いた側萼片の端から端で2㎝あるかないかであっても、こうしてクローズアップしてみると、栽培されているランも顔負けの美しさです。

<追録> 撮影中に飛び込んできた正体不明の虫がとてもキュートです。しかし、実際に狙っていたのはキンランの白い葯で、自然に露出しているのを初めて見ました。キンランの学名:Cephalanthera falcata 理解に必要な姿です。
属名 Cephalanthera は頭:cephalos と葯:anthera の合成で、ずい柱のてっぺんに葯がつくことを指しています。さらに種小名 falcata は鎌を意味していて、この葯の形を見れば一発で納得です。(撮影:2012年5月13日)
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2010年のきょうミツデカエデ> 2009年のきょうスイバ> 2008年のきょうアマドコロ> 2007年のきょうサワフタギ> 2006年のきょうミヤコワスレ> 2005年のきょうセイヨウオダマキ> 2004年のきょうソラマメ

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5月12日(木) ハクウンボク

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この花は、去年、もう終わりかけの情けない姿を掲載しているので、仕切り直しをしたいと願っていました。そんな再登場のために、純白の花びらを引き立てるかのように、漆黒の翅を持つヒラヒラさんが助演してくれました。
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グッと引いてみると、まさに白雲たなびく状態でした。願わくは、葉の展開がもう少しあとの性質なら…と勝手なことを思いつつ、厚手の葉が光りを透かす様子にも心は揺さぶられます。あ・あ・あ、見上げ続けたせいで、首が固まってしまいました。

2010年のきょうオオカワヂシャ> 2009年のきょうタラヨウ(雌花)> 2008年のきょうオトコヨウゾメ> 2007年のきょうアメリカフウロ> 2006年のきょうカラマツ> 2005年のきょうヤマボウシ> 2004年のきょうカナメモチ

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5月11日(水) カマヤマショウブ

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濃い紫色の花が、腰丈ほどの高さにそろって咲いている景色が見事でした。葉は膝丈あたりの低い位置にあり、そのなかから茎がスッとのび出しています。切り花に使いやすいそんな特性から、畑の脇に植えられているのをよく見かけます。
古く、大陸から半島を渡ってもたらされたことが名前に残り、カマヤマ(通常は蒲山と表記)は釜山を訓読みしたものだといいます。
同じように畑などの乾地を好むアヤメと紛らわしくても、上述のように葉が低いこととアヤメよりも細いことが大切な見分けどころになりそうです。当然ながら、長くのびた茎も大きな特徴だし、あとはやや相対的であっても花色がかなり濃いめです。

<補注> カマヤマショウブを再掲しました。(2020年5月7日

2010年のきょうハナイバナ> 2009年のきょうネコノメソウ> 2008年のきょうクマガイソウ> 2007年のきょうナニワイバラ> 2006年のきょうセリバヒエンソウ> 2005年のきょうポポー> 2004年のきょうスイカズラ

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5月10日(火) マメヅタ

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石垣の隙間からウサギの耳が…。いえいえ、こんなところにウサギさんはいなくて、これはマメヅタの胞子葉です。その周りで丸くて「豆」に見える方が名前の元になった栄養葉で、この二つがセットでめでたくマメヅタというわけです。
この胞子葉・栄養葉の関係は、同じシダ植物のツクシ(胞子茎)とスギナ(栄養茎)を連想させます。もっとも、植物名的には「スギナ」のくせに、わざわざ「ツクシ」と呼び分けるのと違い、マメヅタの胞子葉は残念ながら「ウサミミ」などとは呼ばれません。
ツクシの場合、時期的に「ツクシだらけ」になって、あの状態をスギナとは呼びにくいのに比べ、ウサミミの場合、圧倒的多数の「豆」に囲まれやすいことが身に備わった不運でした。しかし、名前などなくてもこの存在感は、しっかり豆を食っています。

<補注> 胞子葉がたくさんのび出した様子を収録しました。(2011年10月28日

2010年のきょうモッコウバラ(白八重)> 2009年のきょうエゾネギ(チャイブ)> 2008年のきょうシャリンバイ> 2007年のきょうウスバサイシン> 2006年のきょうセッコク> 2005年のきょうヤエコデマリ> 2004年のきょうオオムラサキ

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5月9日(月) スイバ

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スイバの雄花(雄株)です。萼の赤や緑に葯の黄色が混ざり合って賑やかです。
いつもなら茎や葉も写し込もうと苦労するのに、今回は心置きなく花穂にだけ接近です。スイバがスイバらしく、葉が茎を抱いた写真は2年前に載せていますから。

さて、いままで使っていた写真管理ソフト(ACDSee3.1)が突然不調になり、ほとほと手を焼いています。再インストールしても直らず、とりあえずほかのソフトを使ってはみているものの、勝手がわからず、時間ばかりが経ってしまいます。
調べてみたら、いまのACDSeeはバージョンが12になっていて、3.1ではさすがに古すぎるみたい(不調の真因は不明)です。うまくアップグレードで済んだとしても痛い出費なので、シンプルな機能のフリーソフトが見つかればと願っています。

2010年のきょうオニグルミ> 2009年のきょうコエンドロ(コリアンダー)> 2008年のきょうクレマチス・モンタナ> 2007年のきょうオオアブラギリ(シナアブラギリ)> 2006年のきょうイチゴ(優香)> 2005年のきょうオオデマリ> 2004年のきょうミズキ

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5月8日(日) カジノキ

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ひと月ほど前にチェックしたときは葉や花の気配などまったくなかったのに、あっと気がついたらこんな状態でした。カジノキ(雌株)の雌花です。
最初からこんなにビッグサイズとはあきれました。もうすでに指の先くらいはあります。この実が熟してもオヤツには不適であることを去年確かめたので、どんなに花がたくさん咲いていてもあまりうれしくはありません。
そう言えば、このウニみたいなケッタイな雌花を初めて知ったのはカジノキの仲間のヒメコウゾを見つけたときでした。あちらは雄花とのツーショットが可能(雌雄同株)なのに、カジノキは雄株を別に探さなくてはいけません。
食べでのないくせに手間だけ取らせてくれるとは面倒なヤツ…と毒づいたら、先日掲載したカジカエデのときに名前元としてご登場いただいていました。あまり厄介もの扱いするとバチがあたります。

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5月7日(土) ヒメハギ

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どこぞのお店で姫様たちに囲まれてお酒を飲むと財布に羽が生えるのに、野原でヒメハギに囲まれてお茶を飲むと、幸せで心に羽が生えます。写真左隅の物体はワタシの靴で、群生するヒメハギをよけて座るのに苦労(オーバーかな)しました。
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さて、四つん這いになって接写です。ふちを紫色に染めた葉の尖鋭な形に惚れぼれします。もちろん、花の赤紫も目に沁みます。そしてその形がじつに奇妙です。
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横に飛びだした2枚は側萼片で、ランに似た構造です。手前のお髭はシベと勘違いしそうでも、下向きの花びらの先(付属体)です。雄シベはそのお髭の上に黄色く見えているし、雌シベはその雄シベの間に挟まれていました。
萩と呼ばれるようにマメ科にも見え、上に述べたようにラン科かとも思わせる姿です。じつはこれ、世界に数百の仲間を持つヒメハギ科ヒメハギ属の頭領でした。ということは、これからまたその仲間探しが必要なわけで、あーぁ、困った姫です。

<補注1> 仲間その1(イトヒメハギ)を収録しました。(2015年6月5日
<補注2> 側萼片の色が抜けてくることを知りました。(2019年5月25日

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5月6日(金) チョウジガマズミ

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きのうの常緑山法師と同じで、庭木としてもっと植えられてほしい木です。丁子の名が冠されているように、近づくと穏やかで爽やかな香り(注1)が漂います。
嗅覚だけでなく視覚も満足で、蕾の外側の濃いピンクと開いた花の白がかわいいコントラストを作ります。ゴマキを思わせる厚くて照りのある葉にも目が惹かれます。
あとは味覚が満足できればサイコーなわけで、さてこの木もガマズミらしく甘酸っぱい実をつけてくれるのかどうか、秋にまた会って確かめたいものです。

<補注1> 丁子の名は花を横から見た形に由来するそうで、丁子香に由来するものと解釈したのは勇み足だったようです。(2015年5月)
<補注2> チョウジガマズミとオオチョウジガマズミを同時期に比較してみました。(2016年4月25日

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5月5日(木) ジョウリョクヤマボウシ

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この冬から春にかけて、常緑樹と落葉樹のビミョーな境目にハマリました。「常緑」なのに紅葉したテイカカズラとか、「落葉」なのに冬を越しても葉が落ちないヤマコウバシとか、頭が混乱しそうになりつつも、その行く末が楽しみでした。
この常緑山法師も、冬の寒さが増すにつれ、ハラハラと落ちてゆく葉の様子にハラハラしていた1本です。まるでさびしくなり続ける我が頭髪を見る思い…。
それがなんと、踏みとどまりました! 若葉が瑞々しく開き始めてきたのに、冬を越した葉もちゃんと残っていて、めでたく二世代同居です。枝の先には花の蕾もたくさんついています。ふつうの山法師より花つきが良く、さらに寒い季節にも緑を楽しめるときていますから、庭木としてもっと流行ってもいいのに、と惜しい気がします。

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5月4日(水) セイヨウバクチノキ

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まるでタラヨウの木にイヌザクラの花を咲かせたみたいです。花が咲く姿を初めて見たうれしさよりも、なんだかケンタウルスを見るような妙な違和感が先行します。
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イヌザクラの紹介では、「マスカラ厚塗りのオカマ」みたいなどとクサしたものを、このセイヨウバクチノキの雄シベも相当に派手です。もっとも、いまどきはオカマさんじゃなくても若い娘さんがこんなマツゲで、還暦老人はゲンナリです…。
おっと、話題を戻します。この花がイヌザクラ(やウワミズザクラ)に似ているのは当然で、これらはすべてバラ科サクラ属でした。ということを確認すると、それはそれで桜の仲間の葉がこんなに厚くて照りがあるのか!と新たな感動が生まれます。

<補注> セイヨウではないバクチノキの花を見ました。(2012年11月12日

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5月3日(火) シライトソウ

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シライトソウが根生葉を持つことは図鑑に書かれてはいても、それがこの写真手前でボケている葉なのか、ちょっと自信がありません。まだ明るい林床に、シライトソウがたくさん芽生えているのに、どの株の花茎も、こうして根生葉(らしきもの)の中心からではなく、その脇の地面からのび出しているのです。
シュロソウ科の花茎が果たしてみんなこういう出方をしたものかどうか、ふだんの観察不足・記録不足を思い知らされます。いままでは縦に長い花穂をどうやって写真にするかばかりに腐心していて、根もとに注目する余裕などありませんでした。今月下旬にはまた飽きもせずにあの純白の花を撮ることでしょうから、そのときにこの根生葉(らしきもの)の「その後」を写す(注)ことも忘れないようにしたいものです。

<補注> 根生葉の「その後」と花の接写を載せました。(2013年5月14日

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5月2日(月) カジカエデ(オニモミジ)

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花盛りにも見え、散りかけた枯れ色の花びらにも見え、フサザクラ かとも思い、桃の種類かとも思い、「いったい全体、なに?」と呟きながら近づきました。
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なんとまあ、この葉は紛れもなくカエデです。大きなこの葉がカジノキのそれに似ているからという名づけ由来だそうで、いまからもっと葉は大きくなるでしょうから、サイズはたしかにカエデの範疇を超えています。ただ、分厚くて毛深いカジノキの葉にしてみれば、「え、ワタシ?」と戸惑っているかもしれません。
しかしまあ、派手な雄花です。数もすごいけれど、花柄も長いのでよく目立ちます。さらに雌花(翼果)もビッグサイズです。これに剛毛が生えるところからオニモミジという別名もあって、時期になったその様子も写したいものです。

<補注1> 葉の美しさに開眼しました。(2019年10月9日
<補注2> 紅葉を収録しました。(2024年11月21日

2010年のきょうクヌギ(雌花)> 2009年のきょうキンラン> 2008年のきょうマイヅルソウ> 2007年のきょうジュウニヒトエ> 2006年のきょうカキドオシ> 2005年のきょうシラー・ペルビアナ(オオツルボ)> 2004年のきょうカリフォルニアポピー

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5月1日(日) イヌリンゴ(ヒメリンゴ)

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きのうと同じ話で気がひけます。つまり、「う、これはバラ科の花だろうけど、さて、いったい…」「おぉ、そうだ。ここには姫林檎(注2)があったなぁ」という案配です。
なるほど、ふつうの林檎に比べると、姫林檎の花というのはサイズがひと回り小さく、色も単純な白なのでした。蕾が濃いピンクのせいで、枝全体はやや赤みがさして見えるものの、花びら自体にはふつうの林檎のような色の含み(注1)がありません。
しかしまあ、豪華に花がつくものです。もしかして、これを全部稔らせずにひと枝に1個だけにしたらふつうの林檎ができたりして…。イタズラしたくなりました。

<補注1> ふつうの林檎にも、花色がほぼ純白の品種があることをあとで知りました。
<補注2> 文中で姫林檎とし、タイトルもヒメリンゴとしていたこの種類(Malus prunifolia)の標準和名はイヌリンゴでした。記事はそのままに、タイトルを修正します。(2019年7月7日

2010年のきょうセイヨウシャクナゲ> 2009年のきょうユズリハ(雌花)> 2008年のきょうハシリドコロ> 2007年のきょうチャボタイゲキ> 2006年のきょうカシワ> 2005年のきょうシラン> 2004年のきょうベニバナトチノキ

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