5月7日(土) ヒメハギ
どこぞのお店で姫様たちに囲まれてお酒を飲むと財布に羽が生えるのに、野原でヒメハギに囲まれてお茶を飲むと、幸せで心に羽が生えます。写真左隅の物体はワタシの靴で、群生するヒメハギをよけて座るのに苦労(オーバーかな)しました。
さて、四つん這いになって接写です。ふちを紫色に染めた葉の尖鋭な形に惚れぼれします。もちろん、花の赤紫も目に沁みます。そしてその形がじつに奇妙です。
横に飛びだした2枚は側萼片で、ランに似た構造です。手前のお髭はシベと勘違いしそうでも、下向きの花びらの先(付属体)です。雄シベはそのお髭の上に黄色く見えているし、雌シベはその雄シベの間に挟まれていました。
萩と呼ばれるようにマメ科にも見え、上に述べたようにラン科かとも思わせる姿です。じつはこれ、世界に数百の仲間を持つヒメハギ科ヒメハギ属の頭領でした。ということは、これからまたその仲間探しが必要なわけで、あーぁ、困った姫です。
さて、四つん這いになって接写です。ふちを紫色に染めた葉の尖鋭な形に惚れぼれします。もちろん、花の赤紫も目に沁みます。そしてその形がじつに奇妙です。
横に飛びだした2枚は側萼片で、ランに似た構造です。手前のお髭はシベと勘違いしそうでも、下向きの花びらの先(付属体)です。雄シベはそのお髭の上に黄色く見えているし、雌シベはその雄シベの間に挟まれていました。
萩と呼ばれるようにマメ科にも見え、上に述べたようにラン科かとも思わせる姿です。じつはこれ、世界に数百の仲間を持つヒメハギ科ヒメハギ属の頭領でした。ということは、これからまたその仲間探しが必要なわけで、あーぁ、困った姫です。
<補注1> 仲間その1(イトヒメハギ)を収録しました。(2015年6月5日)
<補注2> 側萼片の色が抜けてくることを知りました。(2019年5月25日)
2010年のきょう<マルメロ> 2009年のきょう<アメリカイワナンテン(セイヨウイワナンテン)> 2008年のきょう<ヒルガオ> 2007年のきょう<スイートピー> 2006年のきょう<ベニバナツメクサ> 2005年のきょう<モモイロヒルザキツキミソウ> 2004年のきょう<ハリエンジュ(ニセアカシア)>
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コメント
ヒメハギはきれいな花ですよね。
40分ほど歩いて畑が段々にあり一番上が柿畑、
その先は山と言う場所の道路で見つけた時は
うれしかった。
翌年は山が住宅地になり(山の向こう側は住宅地だった)
畑の道は工事用の車が通るようになって
ヒメハギは全滅でした。
思い出しても悲しい。 腹立たしい。
投稿: ryoi | 2011-05-07 14:06
ryoiさんへ:
ヒメハギが大好きな陽当たりの良いひな壇は
再発業者にとっても最適の土地というわけですね(涙)。
あちこちでトラスト運動がされてはいても、
とてもとても追いつくものではありませんね。
投稿: はた衛門 | 2011-05-08 07:05
お、すごい!お姫さまの大集団!
お姫さまたちに出会えて、念願かないましたね。(^^)
投稿: waiwai | 2011-05-08 09:39
waiwaiさんへ:
ありがとうございます。
waiwaiさんにこれを載せていただいたおかげで、
どうやらうまく花どきをとらえることができました。
投稿: はた衛門 | 2011-05-09 07:24