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5月27日(金) ギンラン

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自分のなかではいままで貴重品だったキンランを、今年は思いのままに写すことができたので、「よーし、ギンランも」とかなり気合いが入ったのです。しかし、いやはや、金よりも銀の方が、どうもこの世界では格上の手強さでした。
ざっとの感触であっても、まず数量的に銀は金の1/4ほどしか見つかりません。次に、けっこう陽の射す場所にも生える金に対し、銀は徹底的に暗がり好きです。さらに、このように花がほとんど口を開きません。寡黙な銀、まさにいぶし銀なのです。
というわけで、もう枯れ気味の姿ながらも今年のベスト画像ということで取りあえず掲載します。レアである銀が3株「も」林立していた感動シーンです。

<追録1> 花粉媒介者に出会ったあと、花びらの煌めきにときめきました。(撮影:2012年5月13日)
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<追録2> 新鮮な花に木洩れ陽がうまく当たってくれました。(撮影:2014年5月4日)
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<補注1> 住宅地の日陰斜面でギンランを見つけました。(2018年4月29日
<補注2> 同属のササバギンランを収録しました。(2023年4月28日

2010年のきょうワニグチソウ> 2009年のきょうテマリカンボク> 2008年のきょうオヤブジラミ> 2007年のきょうヤグルマソウ> 2006年のきょうクサイチゴ> 2005年のきょうツリバナ> 2004年のきょうクリ

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コメント

キンランは当地の低山でたまに見ることがありますが
すごく貴重なものに出会ったような気分になります
少ないから貴重と云う意味ではなくて
その姿の密やかな風情が掃き溜めに鶴と云うか
荒んだ社会に清廉に生きてると云うか
何と言うか、有り得ない物が有った様な気分になりますわ
決して周囲の自然は掃き溜めでも無いし荒んだ社会ではないですがね
最近は滅多に見かけなくなったが、人がこいで行くのですかね?
野に有るものは野に置いときたいものです
先だって笹百合を引っこ抜いてる人に出くわしました
迷いましたが、勇気を出して注意しましたよ
引っこ抜いたのでは球根が駄目になってしまうんですよ
せめて葉の一二枚残して伐り取るならまだしも!と
植物の生理も知らないで、ただその外見から所有欲を発揮するでは困ります

投稿: ひろぼ | 2011-05-27 08:14

追伸:
あっ!葉っぱに蟻が居る!
いつも楽しませていただいてます

投稿: ひろぼ | 2011-05-27 08:19

はた衛門さん、こんにちは。
こちらでは、ギンランはよく見かけますが、
キンランはいつも虫に食べられたボロボロの姿や、
草刈にあって、バラバラの姿で、
まともに写ったためしがありません。
地域によって、やはりトップを取る役者さんは違うのですねぇ

投稿: ブリ | 2011-05-27 11:08

ひろぼさんへ:
ふふふ、アリンコ、かわいいでしょ。
ワタシも、撮ってから存在に気づきました。

ああ、やっぱりイケナイ人っているんですね。そういう人にはワタシも声をかけます。
ただ、その場ではやめても、ああいう人たちは懲りないんだろうなあ、と、
ちょっとあきらめ加減です(涙)。

ブリさんへ:
へー、東西では金銀が逆転ですか。
であれば、ぜひ銀さんの「決定版」の一枚が
ブリさんのところに掲載されますようお待ちしています(←プレッシャー・笑)。

投稿: はた衛門 | 2011-05-28 07:00

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