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5月23日(月) コウシンバラ

110523rosa_chinensis
きのうの続きです。過去ファイルを捜索したら、去年5月の末に写したこの写真が出てきました。濃いピンクの花が、ひときわ輝いて見えます。
学名がRosa chinensis、別名でチャイナローズと呼ばれるくらい、中国で愛好されている(らしい)バラです。和名のコウシンは庚申で、とは言っても庚申講のように徹夜でこの花を見るわけではなくて、60日(干支ひと周り)に一度ほど返り咲きをする、つまり四季咲きであることに因んでいるのだそうです。
え、だったら特に庚申ではなくても、甲子(園)でも壬申(の乱)でも辛亥(革命)でも、なんでもよかったのでは…などと絡みたくなるのは老齢化が昂進した証拠で、「ブログの更新だけは忘れないでね」と庚申薔薇に茶化されそうです。

<補注> このバラは四季咲きであり、同じ色目の株はこの年の冬に、そしてピンクの花をつけた株は6年後の冬に収録しました。(2017年12月)

2010年のきょうシュロ(ワジュロ)> 2009年のきょうキバナフジ> 2008年のきょうユキザサ> 2007年のきょうコマツヨイグサ> 2006年のきょうジャガイモ> 2005年のきょうオランダカイウ(カラー)> 2004年のきょうトキワツユクサ

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コメント

私の方の田舎でももう庚申なんてやりませんからねぇ。
紅唇のようなコウシンバラです。そっと口を近づけてみたいなぁ・・・ん?意味が違うかな???

投稿: zenpeichan | 2011-05-23 21:01

これが、コウシンバラでしたか。
ずーっと気になっていたバラでした。
このバラがあったから、
四季咲きのバラができたそうですね。
ついでに、
日本のノイバラは、ツルバラの遺伝子を注ぎ込んだとか。
バラは、とかく西洋の花というイメージですが、
ほんとうは、東洋の血が混じってるって、
うれしくなってしまいます。
これって、ちょっと、国粋主義の遺伝子が残っているのかも。

投稿: yoko | 2011-05-23 21:05

zenpeichanさんへ:
あれ、そちらではもう庚申講はやりませんか。
埼玉にはまだ少し残っていますよ。志木ではさすがに聞きませんけど(笑)。

yokoさんへ:
コウシンバラとノイバラについて補足していただき、ありがとうございました。
バラの世界のキーであるコウシンバラがお隣の国のものとはくやしい…。
あらら、私たち、国粋友達?

投稿: はた衛門 | 2011-05-24 06:12

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