5月13日(金) キンラン
かつては大興奮で見たキンランも、意外にあちこちで元気にしていることがわかり、安心と落胆が混じった複雑な気持ちです。
こんなに接写できる道端で、木漏れ陽が花びらにうまくあたった一瞬をとらえることができました。精一杯開いた側萼片の端から端で2㎝あるかないかであっても、こうしてクローズアップしてみると、栽培されているランも顔負けの美しさです。
こんなに接写できる道端で、木漏れ陽が花びらにうまくあたった一瞬をとらえることができました。精一杯開いた側萼片の端から端で2㎝あるかないかであっても、こうしてクローズアップしてみると、栽培されているランも顔負けの美しさです。
<追録> 撮影中に飛び込んできた正体不明の虫がとてもキュートです。しかし、実際に狙っていたのはキンランの白い葯で、自然に露出しているのを初めて見ました。キンランの学名:Cephalanthera falcata 理解に必要な姿です。
属名 Cephalanthera は頭:cephalos と葯:anthera の合成で、ずい柱のてっぺんに葯がつくことを指しています。さらに種小名 falcata は鎌を意味していて、この葯の形を見れば一発で納得です。(撮影:2012年5月13日)
2010年のきょう<ミツデカエデ> 2009年のきょう<スイバ> 2008年のきょう<アマドコロ> 2007年のきょう<サワフタギ> 2006年のきょう<ミヤコワスレ> 2005年のきょう<セイヨウオダマキ> 2004年のきょう<ソラマメ>
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コメント
おお、素晴らしい写真です。
露出もバッチリ!
プロの植物写真家も副業でやれちゃいますね。
キンラン・・・見たことあるようなないような。
投稿: zenpeichan | 2011-05-13 22:31
zenpeichanさんへ:
アハハ、露出は自動ですよぉ~。
カメラまかせの運まかせ、お気楽人生です。
キンラン・・・まさか、お庭の隅にあるとか
言わないでくださいね!(笑)
投稿: はた衛門 | 2011-05-14 06:26