4月7日(木) ガマズミ
ある秋の日、端山の裾を巡る古街道をうろついていて赤く輝く実を見つけ、その酸っぱくも甘い味わいに魅せられたのがガマズミとの最初の出会いでした。
こんなにきれいでおいしい実を結ぶための花はいったいどんなものなのだろうという思いで春を待ち、精細かつ清楚な花を見て、この木がさらに好きになりました。そしてこの春は芽吹きはじめた葉の姿まで楽しんでいます。
バレリーナの鍛えた肉体を連想させる逞しくもしなやかな葉脈は、こんな若葉のときから存在を誇っていました。展開する前にこうしてお互いを包み合った形はまるでアコヤ貝のようで、なるほど、真珠の固まりのようなあの白い花の核がこのなかに秘められているのかと思うと、巧まざる自然の造形の妙に感動してしまいます。
こんなにきれいでおいしい実を結ぶための花はいったいどんなものなのだろうという思いで春を待ち、精細かつ清楚な花を見て、この木がさらに好きになりました。そしてこの春は芽吹きはじめた葉の姿まで楽しんでいます。
バレリーナの鍛えた肉体を連想させる逞しくもしなやかな葉脈は、こんな若葉のときから存在を誇っていました。展開する前にこうしてお互いを包み合った形はまるでアコヤ貝のようで、なるほど、真珠の固まりのようなあの白い花の核がこのなかに秘められているのかと思うと、巧まざる自然の造形の妙に感動してしまいます。
2010年のきょう<アズマネザサ> 2009年のきょう<トキワイカリソウ(白花)> 2008年のきょう<ベニコブシ(ヒメシデコブシ)> 2007年のきょう<ノウルシ> 2006年のきょう<スモモ> 2005年のきょう<スギナ>
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