雌雄同株の雌雄異花ではあっても、
雌花が出るころにはこの美しい赤色の雄花が情けない状態になってしまいます。冬芽や紅葉の赤がきれいなのに加え、この雄花の赤みはきっとアカシデの名をもらうのに大きく貢献したことと思います。
マンサクやサンシュユの黄、コブシやハクモクレンの白が春の主役の色だとすれば、このアカシデの赤みは、春のうれしさを演出する渋い脇役に思えます。
2010年のきょう<パンノキ> 2009年のきょう<ヤドリギ> 2008年のきょう<ミニアイリス> 2007年のきょう<タアツァイ> 2006年のきょう<コノテガシワ> 2005年のきょう<ダンコウバイ>
コメント
はた衛門さん、こんにちは。
アカシデやイヌシデはひっくるめてソロの木って
よばれているそうですね。
ソロって、どういう意味なんでしょう。
少しずつ違いますのに、
ひっくるめられてよばれるところに意味があるのでしょうか。
投稿: ブリ | 2011-03-22 16:31
ブリさんへ:
へー、イヌシデもソロなんですかぁ。
じゃあ、アカシデだけに別名として添える必要はないかもしれませんね。
最初にアカシデをソロと覚えてしまったもので、
なんだかそれを引きずっています(笑)。
投稿: はた衛門 | 2011-03-23 07:18
こんばんは。
久しぶりにコメントさせていただきます。
アカシデの雄花のころは紅葉かと間違うほど樹が深い赤に染まってとても綺麗でね。
イヌシデの雄花もからし色っぽくて、この時期本当に貴重な美しさと思います。
でも遠くて高くて中々この様な写真は撮れません。
じっくり見せていただきました。^^
投稿: とんとん | 2011-03-23 22:21
とんとんさんへ:
このアカシデは近くの公園にあって、脇に大きな遊具があるのです。
子供たちに後ろ指をさされながら(たぶん)、恥ずかしげもなく
それに登って撮りました(汗)。
投稿: はた衛門 | 2011-03-24 06:56