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3月20日(日) コノテガシワ

110320konotegasiwa
割れた実を残したまま、今年の蕾が膨らんできたコノテガシワです。この蕾の今後、つまりちょっと変わった雌雄異花については5年前に掲載済みなので、今年はちょいと引いた視線で枝振り全体をとらえてみました。
ふつうに庭や公園で見かけるコノテガシワよりも荒々しい感じがします。子供が手を合わせている様子とされる葉も、きれいに縦には並ばず、奔放です。
じつはきょうの写真の方がふつうのコノテガシワで、上記の身近に見るコノテガシワは園芸用に開発された「千手(センジュ)」という品種なのでした。千手は葉の並びがきれいで木もコンパクトなのに対し、「ふつう」のこの写真の木は5mほどもありました。ただし、葉の表裏がないというコノテガシワの特性はどちらも同じです。
さて、5年前には千手の存在などよくわからずに(いま思えば、あれは千手だったかも)花だけに着目していたので、次は自信を持って「これが千手」と言える写真を撮るのが課題(注)になりました。

<補注> 課題のセンジュを収録しました。(2011年3月29日

2010年のきょうソシンカ> 2009年のきょうクサボケ> 2008年のきょう房咲き水仙・グランドモナーク> 2007年のきょうカブ> 2006年のきょうスズメノカタビラ> 2005年のきょうハクモクレン

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