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3月19日(土) オオイヌノフグリ

110319ooinu
名前は大きいけれど、寸法は小さなオオイヌノフグリの花にグッと寄ってみました。紺色の葯が開きかけて、まるで女高生みたいな白と紺のツートンカラー(あァ~、たとえがオヤジ丸出しでございまする)が清楚です。
現在11時27分、あと30分も経つと、紺色の制服がグランドで埃まみれになったみたいに汚く(うゥ~、たとえがしつこいです)なります。
おっと、バカはほどほどにして、雌シベと花びらに注目します。フグリを膨らませるための雌シベは、意外にも棒状のそっけない形です。
それに比べると花びらは、同じように見える4枚のなかでも1枚(手前側)は大きく、紫の筋も鮮明です。さらにその対抗サイドの1枚は横の2枚よりもやや小さく、案外に凝った装いの女高生なのでした。

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コメント

今までわ、小さいがきれいな花としか見てなかったが
師匠の説明でこれからは正しく知ってる上での見方ができますわ 
各部の形容の仕方と言うか表現は秀素晴らしい
なおかつ花の構造について正確な知識も得られた!
どうしてこんな名前なのだろう!と、永らく思ってたが
ある時、ふぐりを初めて目にし
なるほど、納得の命名と感動したものでした
いつか師匠と言うなと仰ったが、やはり師匠m(_ _)m

投稿: ひろぼ | 2011-03-19 08:38

ひろぼさんへ:
小さな小さな花なのに、どうしてどうして複雑な作りなんですよね。
これがなぜこういう作りなのだろうと考えをめぐらせてみはしても、
まだまだ草木の気持ちにはなれません。
もっともっと修行を積んで、草木と会話ができるようになったら、
そのときはぜひ師匠とお呼びくださいませ(笑)。

投稿: はた衛門 | 2011-03-20 17:46

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